日記25

ヤンバルクイナ・チャリティーコンサート

6月16日から沖縄に行ってきました、いろんなことがありましたが、マズ一番最初に報告しなければならないことは、17日に国頭村の小さな安田という村で行われたコンサートのこと、おかげさまで大成功を収めて、チャリティの収益金が25万円集まりました。このHPを見てカンパしてくださった皆様本当にありがとうございます。

小学校の体育館に300人ほどの人が集まってくれました。これって東京〔私は今横浜ですが〕に住んでいる人間にとって300人なんて朝のラッシュ時に駅構内ですれ違う人間の数に比べたらなんのこともない人数ですが、過疎の僻地で目的を持って集まってくれる人数としては破格、主催された実行委員会のかたがたが感動されておりました。

ヤンバルクイナのポスター

私はヤンバルクイナの歌を作ってそれを発表したのですが,最後には地元の人気バンド“アダマズ”の皆さんの演奏で歌いました。そこでやっと大きな拍手が・・・うでしかった!!

その夜、ヤンバルクイナのCDが欲しい方が沢山現われて、急遽レコーディングすることになりました。

私は今までいろんな会場で、“サヨナラ戦争”という歌も歌っていて、その曲もいつもコンサートが終わってからCDが欲しい方が現われて、嬉しいけど残念ながら“サヨナラ戦争”も録音はしていたのですが、まだアルバムとしてCD化していなかったのですが、この際両曲を入れたCDアルバムを作ることにいたしました。この7月はそのレコーディングに没頭いたします。

そんなわけで、7月3日に急遽沖縄に飛んでアダマズのメンバーの宮城国広氏と彼の友人の三線プレイヤー親川元旦氏の三人で一日中沖縄のレコーディングスタジオにこもり“ガンバレ!!ヤンバルクイナ”をレコーディングしてきました。嬉しいことにヤンバルクイナの泣き声までも曲中に入れることが出来て、あーいがった!!

宮城氏

親川氏

翌日の4日には東京に戻ってそのまま中目黒のレコーディングスタジオに直行、出来立てのほやほやのヤンバルクイナの歌をスタジオの機材の中で一番古くて音の悪いCDラジカセで聞きました。これはひとつのチェックでどんな状況でも聞き耐えるものであるのか、時にはモノラルで聞き比べたりもするのです。最悪の状況でそれでも充分に沖縄の風と光と友愛の波動が曲中にたっぷりと感じられてパワーのある曲に仕上がっていました。

秋には“サヨナラ戦争”と“ガンバレ!!ヤンバルクイナ”が聞けるCDがコンサート会場で、HPから、皆様の手に届けられると思います。まだあと数曲レコーディングしたい曲が残っています。力の抜けた、耳に心に優しいアルバムが出来ると思います。楽しみにしていてくださいね。


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