私がヤンバルクイナを見たのは10月、沖縄のヤンバル地方の安田という村に泊まったとき、民宿の人からヤンバルクイナを見に行かないかといわれて
「えっヤンバルクイナって食べることじゃないの?」とトンチンカンなことを言いながら村の人の後についていった。
村の人は人差し指を唇に当てて静かにするように合図を送った後に道路からすぐの林の中に懐中電灯をかざして、唇に当てていた人差し指で今度は木の枝を指し示した。
ぼうっと懐中電灯の明かりの中に見えたのは、多分30センチぐらいの黒い鳥が木の上で眠って?いたのだ。くちばしが真っ赤で足も赤かった。そのなんとも無防備な寝姿が愛しさをかもし出して、私は胸がキュンとしてしまった。そしてそれがきっかけでヤンバルクイナの唄を作ることになって、その唄を6月に安田の里で歌うことにもなった。このコンサート是非成功させたいと思います。
沖縄に知人のある人は是非知らせてください。トリ急ぎ詞を載せておきます。
ガンバレヤンバルクイナ・早苗NENE詞曲
山原(ヤンバル)の森 せみしぐれ クイナクイナと鳴き渡る
ウガミガナシの息吹 安田の里にあふれ 海と川とがめぐり合う マングローブの林の中で
アガチャー アガチャー飛べない鳥が 赤いくちばし震わせて 赤いアンヨも躍らせて 恵みの唄を唄う時
竜宮城の扉開いて 木漏れ日キラリ ああ うゆぅえ〜うひるみ うゆぅえ〜うひるみ
ヤンバルクイナが歌うとき 五色の龍が 子を成すしるし
ヤンバルクイナのお仕事は 産まれた龍の子の子守役
ヤンバルクイナが歌うとキジムナーが笑う キジムナーが笑うと龍の子が育つ
ヤンバルクイナが歌うとジュゴンが笑う ジュゴンが笑うと龍の子が育つ
クスクス、げらげらと育つ
歌えヤンバルクイナ、踊れヤンバルクイナ ガンバレヤンバルクイナ
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6.17ヤンバルの風コンサートポスター
ヤンバルクイナとネネを姉妹鳥に!協賛金依頼チラシ