12.イベント「ボン シャンカール」と桂川面会

 12月3日 金沢・EDEN HALLにて、かわず屋プレゼンツ「ボン シャンカール!!」というイベントに誘われ、埼玉から車で7時間、今冬初の吹雪の中を駆けつけた。会場は若者たちの熱気がムンムン。1階ではヘンプ衣装のファッション・ショーや、ポンの絵ハガキを拡大コピーしたポスター展、そしてポンの詩の朗読が行われた。地下ではBIG FROG、CACHAMBO、Dr.TOSH、宇宙警備隊などのハードロック系。
 9月の「白山虹の祭」に次いで今年2度目の金沢詣。もともと金沢は70年代から対抗文化の種を蒔いて来たところ、若者たちの文化レベルも抜群に高く、われらトワイライト・フリークスに生甲斐を感じさせてくれるところなのだ。

 12月4日 富山刑務所にて桂川直文君に面会した。
 一昨年7月、下獄直前に大阪拘置所で面会して以来、2年5ヵ月ぶり。今春から刑法改正により身元引受人以外でも面会が可能になったものの、事前に受刑者からの申請が必要であり、面会前には看守から簡単な取調べがあった。そこで事情を話したところ、なんと30分間フルに会わせてくれた。
 桂川君は元気そのもの、麦飯と規則正しい生活の効果あって、持病の糖尿病も完治したとのこと。木工所での木彫の作業は楽しく、出所後も続けたいとか。満期は09年5月。あと2年6ヵ月だが、仮釈放はつくだろう。ただし最高裁まで闘った以上、刑務所では仮釈放を辞退し、満期まで勤めて出所し、再び闘うのが筋だと、ヤクザ屋さん達や看守たちが言っているとか。そんな「筋」など通す必要があるのだろうか?
 もーいくつねると かつらがわー
 はーやくでてこい かつらがわー
                                        (06.12.5)

  

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