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ポエトリーカフェ

武甲書店

埼玉県秩父市東町21-1
西武秩父線 西武秩父駅下車徒歩5分
TEL&FAX 0494-24-2813
http://www.bukou-books.com/
poecafe@bukou-books.com
営業時間:11:30〜19:00 月曜日定休

↑お店のエントランス

 

 

戦争体験から学ぶこ

 

 

 

TASKE活動17周年記念ライブ2009の時の写真

 

 

 

 

 

バック・トゥ・ザ・ビート

 

ーー ポエトリーカフェとはどんなお店なのですか?
ポエトリーリーディングを定期的に開催するカフェという意味で、ポエトリーカフェとしました。物理的には、詩集専門書店/出版社とカフェとライブハウスを併せ持った約20坪のスペースです。ポエトリーリーディングとは、自作詩飛入り朗読会のことです。1950年代のアメリカでビート・ジェネレーションが活動拠点としていたサンフランシスコのシックス・ギャラリーやシティ・ライツ・ブックショップをモデルとしてイメージしています。

ーー なぜそういう店にしたのですか。
ポエトリーリーディングの可能性を追求するためです。一時期「声を出す」ということの有用性が問われていました。しかし、実際には、声を出すための場所・状況、出された声をしっかりと受け取る場所・状況、その双方があまりにも少ないことに気付きました。肉声による面と向かってのコミュニケーションの少なさを改善したいという思いにかられていました。私自身、コミュニケ―ションがうまくできずストレスで胃潰瘍になっていました。あるときコーチングに出会って相手の話を聴くということによって関係改善が進むことに気付きました。これを社会的活動としてなにかイベント的なことで継続実行できないか。と考えていたとき、1950年代に対抗文化運動の一環としてビート・ジェレーションが朗読会を開いてムーヴメントを起こしていたことにヒントをもらったわけです。

ーー 店で今までにどんなことをやってきましたか。
「秩父ポエトリー革命」というポエトリーリーディングのオープンマイクイベントを昨年、毎月第三土曜日に開催しました。(計11回開催)地元の人を先導してもらうべく、東京方面のオープンマイクで活躍している詩人(パフォーマー)をゲストで呼んで朗読していただきました。
その他谷川俊太郎さん等の有名詩人にも来ていただき朗読とトークのイベントを開催しました。今年も企画しています。
更に詩誌「詩悠」というポエトリーシーンの情報誌も創刊いたしました。

ーー 客層、反応についてはどうですか。
お客様は女性が多いです。健康的だということと味付けが変わっているので驚かれたりします。詩のイベントでは、地元のアーチストが多く参加してくれます。都内からも日帰り範囲なのでご参加いただいています。

ーー 店のポリシーや今後の展望を聞かせてください。
ポエトリーカフェ武甲書店のポリシーは、なんでも受け入れる精神です。可能な限り様々多様な人々にこの場所を提供するということです。そして特に「聴く」ことに拘っていくということです。あらゆる人々に開かれているようにしたいと考えています。今後は、出版にも力を入れていきます。展望としては、このカフェで 多様な人々がオープンに出会えるイベントを実施し、事業としても軌道に乗せていきたいですね。さらにWEB文芸誌武甲への参加作家を拡充し、年1回「秩父文学・武甲」として発刊していきたいです。

ーー カフェのお勧めメニューは?
お勧めメニューは、妻・明美の自慢の手作りワンプレートです。ひとつの皿に季節の野菜のおかず(可能な限り新鮮な地元産の野菜を使用)と古代米入りの玄米が盛ってあります。それに野菜から取ったスープがついて700円です。またお砂糖やバターを控えめに、野菜やフルーツなどの素材を生かした手作りケーキ、350円〜400円です。

ーー 坂本さん夫婦でやっているこの店ですが、店をやる前は何をしていたんですか。
健一:大手コンビニエンスストアーの本部で加盟店開発をしていました。
明美:秋田でOLをしながらWEB上で投稿詩サイト「詩遊会」を主宰。自分の詩集やアンソロジーの出版などもしていました。

ーー 自分でも詩をつくられるんですか。
健一:一時期毎日、詩らしきものをWEBに発表していました。現在は、やっていません。2004年、「詩のボクシング」第4回全国大会に出場。2004年、詩集「ネオテニー日記〜死とその周辺」をBJだいちの筆名で出版。
明美:ときどき書いています。2008年、歌集「恋泥棒と花盗人」を落合朱美の筆名で出版。

ーー 今やっている活動を紹介してください。
イベント(健一が担当)
定例 毎月23日「バック・トゥ・ザ・ビート」ビート・ジェネレーションの熱い気持ちを復活させて、ポエトリーリーディングを行う。オープンマイクイベント。詩でも詩でなくともOK。弾き語りもOK。飛入り歓迎。特に「聴く」ことを重視しています。
WEB文芸誌「武甲」(明美が担当)
地元の文芸誌「文芸秩父」が終刊したことを受けて、地元の詩人、歌人、俳人、アーチストの作品をWEB上で紹介する活動です。年1回、「秩父文学・武甲」として冊子を出版予定。

お店紹介の目次

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