★2002年1月20日 アキノイサム展
名前のない新聞表紙絵の常連、アキノイサムさんの展覧会が大阪であったので、イベントが催される20日の日曜日に出かけてきました。
会場は心斎橋駅を出てすぐの場所にあり、付近は若者達の街・アメリカ村とあって最初は気づかなくて通り過ぎてしまいましたが、しぶいたたずまいの若松という天ぷら屋さんの二階にありました。でも入ってみると、天ぷら屋さんなのにチラシやCDが置いてあったりして、何だろうと思いながら二階にあがりました。すると堀越由美子さん(ランド&ライフなどネイティブアメリカンの運動に長らく関わってきた人)がいたので、やっとここが堀越さんのお店だということに気づきました。
アキノイサムさんは堀越さんとお友達みたいで、前にもここで展覧会をやったことがあるようです。イベントのあとには安い会費でおいしい料理がたくさん出て打ち上げパーティとなりました。このお店、今は息子さんがやっているそうで、息子さんも太鼓をたたいたりしていました。
この日のイベントのメインは東野健一さんの紙芝居とおーまきちまき&のむらあきさんのライブです。ちまきちゃんのライブはつい先日も神戸市役所前で見たばかりだし、神戸に来てからもう何度も何度も行っていて、われながら追っかけのようです。東野さんは秋にちまきちゃんのライブに行った時にお客さん同士で会って初めてお話しましたが、実はずいぶん昔に震災後の連載で奈良の八百屋ろのヒデさんが紹介してくれた一人です。(ちなみにちまきちゃんもヒデさんの紹介だったと思います)
この日は、そのヒデさんも来ていて久しぶりの再会となりました。また高知の自遊学校の河原木さんや神奈川の「子どもとゆく」の佐藤くんとも、えーこんなところになぜ来てるの?とお互い驚く久しぶりの再会でした。
さて東野健一さんに戻りますが、はじめて実際に見せてもらうので楽しみにしていました。紙芝居というので、なんとなくイメージを持っていったわけですが、いわゆるオーソドックスな紙芝居ではなく、蒔絵のようなもの(インドのポトゥワというそうです)をくるくる巻きながらのお話です。といっても絵よりもむしろ表情や身振り手振り、声が主役となっていて、どっちかというと落語の世界を思わせる芸人のようでした。東野さんはこの芸をもって日本全国をまわり、また今年はスリランカにも呼ばれているそうですが、世界をマタにかけて活躍しているというだけあって迫力満点でした。
そのあとちまきちゃん達のライブがあり、名前のない新聞のPRもしてもらいました。この日も例によって写真をぱちぱち撮らせてもらい、少しは満足のいく写真が撮れたと思います。
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