7月22日以来の準備期間から会場入りして設営などの準備作業を担ってきたスタッフのみなさん、どうもありがとう! その中からジョオジさんにお話を聞かせてもらいました。
今回のギャザリングを中心的に支えているのは地元静岡のアフリカンパーカッションバンドTOKIWAの面々。そのメンバーの一人のジョオジさんは、昔の経験を生かして設営の担当(特にステージ)になったそうだ。
今日の昼間は、もう31日なのにあちこちでトイレやら受付の小屋などをつくっている様子を見たので、心配になって大丈夫かと聞いてみたら、ステージは今日ぎりぎり出来上がって間に合いましたとのこと。
元々は「ひょうこま」(埼玉ではじまったスケジュールもスタッフもないようなフリーなギャザリング)のようなイメージでいたそうだが、どんどん出演者がふくれあがり、ステージも最初は特に作らないつもりだったそうだが、足場用の材を組み、もらってきた布を利用して大きなステージができたという。それが穴もなく、大きさもぴったりで、ぎりぎり間に合ったというのは、今回のギャザリングも捨てたものではないのかもしれない。
ジョオジさんは父親が中電に勤めていて、生まれた時にはもう浜岡原発があったという。そして子どものころから原発は安全ですと言う大人にも、また反対だ危険だという大人も一緒に見えていたという。それはお互い対立しあっている感じがしてこれじゃあ解決しないなと思っていたそうだ。
「昔ボブが歌っていた歌に、原子力発電所さんお疲れさまでしたっていうのがあって、そういう気持ちにみんながチャンネルを変えないとね」という言葉が平和の集いの一面を表しているように思えた。
●8月1日のアルバムはこちらから