東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

7.7

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.07.07  DAILYMOTION「20110707 汚染水浄化システムがなぜミス多発?」 今日のNEWSゆう+より、循環冷却の問題点を検証する。東芝、米・キュリオン、仏・アレバ、日立の3カ国、4つのメーカーが寄せ集めで循環装置をつくっている。また過酷な労働環境がある。

11.07.07  現代ビジネス 7.6「スクープ!福島第一原発現場からの内部告発 流れ出す放射能汚染水 ここは地獄、そして国民は何も知らない」 溶けた核燃料を冷やすため、3ヵ月以上にわたって注入された水は、11万tを超える超高濃度汚染水へと姿を変えた。危機が、次の危機を招く。いつ果てるとも知れない恐怖、それが原発事故なのだ。‥破綻へのカウントダウンに入ったに等しい、高濃度汚染水の問題に、根本的な解決方法はないのか。名古屋大学名誉教授の古川路明氏(放射化学)はこう語る。「汚染水は、どこかに移すしかない。海洋投棄はできませんし、一時議論されたメガフロートも技術的に難しいというなら、タンカーに移すことを考えるべきです。ただし、汚染水を移す作業は人間がやるしかないので、被曝の問題が出てしまう。さらに、タンカーが大波で転覆したりしないよう対策が必要になります」京都大学原子炉実験所の小出裕章助教もこう語る。「すでに原子炉から汚染水が漏れ出し、海に流れていることが疑われる今では、何をやっても手遅れの感は否めない。できるとしたら、やはりタンカーに一刻も早く移すか、あるいはこれ以上、汚染が周辺に広がらないよう『地下ダム』の建設を行うことでしょう」‥汚染水問題は、もはや待ったなしだ。6月22日には、2号機の原子炉建屋地下に、水深6m以上の高濃度汚染水が溜まっていることも判明した。不気味な赤茶色をした汚染水の表面の空間線量は、毎時約430mSv。作業員が近づくことも容易ではない。‥現場作業員は、今日も被曝の恐怖に慄きながらも、最前線で戦い続けている。無根拠な「工程表」を現場に押し付けるだけの東電幹部、安全・保安院の官僚らは、彼らと同じ場所に立って、深刻化する「人員不足」の解消に貢献すべきではないのか。

11.07.07  日経ビジネス 7.7「「核燃料サイクルは破綻している」 今こそ再処理を考え直す時」 日本経済研究センターの深尾光洋研究顧問(慶応義塾大学教授)は6月、「核燃料再処理は無期限停止を」と主張する論考を発表した。「再処理工場も事故が続いて本稼働が延び延びになっており、今回の事故を考えると稼働自体が困難になると見込まれる。このため、六ヶ所村の再処理工場を無期限に停止して、使用済み核燃料の中間貯蔵施設として再利用することで得られる経済価値は、再処理費用19兆円から廃止に必要なコストを差し引いた約10兆円となる」と、八田氏の推計を引用して再処理ストップの効用を説いている。さらに「実際、過去の再処理工場のトラブルの多さ、コスト管理の失敗を考慮すると、再処理停止に伴うコスト削減はもっと大きい可能性が大きい」とも指摘している。‥「19兆円」の根拠となっている電事連の18兆8000億円というコスト試算は、実は全国で発生する使用済み核燃料を半分だけ再処理するという前提に立っている。その後、全量再処理すると想定した国の原子力委員会のコスト試算は実に43兆円。‥いずれにせよ、19兆円とか、43兆円とか、途方もない金額を投入すべき事業なのかどうか。いま一度考え直すべき時機が来たことは間違いない。

11.07.07  北国新聞 7.6「 黄砂に乗って微量セシウム 石川県保健環境センター調査「人体に影響なし」   大陸由来の放射性セシウムが黄砂とともに日本に運ばれ、春先の石川県内にも降下していることが、5日までの石川県保健環境センターの調査で分かった。検出されたセシウムは微量で、1980年代以前の核実験で発生したと考えられる。東日本大震災による福島第一原発事故に伴い、県内で3月21日〜4月4日に確認されたセシウムと比較すると、1日当たりでは約71倍に当たるが、同センターは人体に影響がある値ではないとしている。 金大低レベル放射能実験施設センター長の山本政儀教授によると、黄砂で運ばれてくるセシウムは、アメリカや旧ソ連が80年以前に実施した大気圏内核実験で発生したと推定される。

11.07.07  @tokaiama 東海アマ管理人のTwitter 7.7「@min117 実は原発問題以前からツイッターの政治的操作が問題になってました。政権批判を行おうとすると書き込めず消えてしまうなど頻発。ツイッターは政治支配や世論操作の目的で不正に操作されている」「ツイッターのフォローを意図的に外されてる件、ハナユー氏や私など反原発派に集中してるようだ。推進派のフォローが外れたという話は聞かない。これはツイッターに連名で公開質問状を出し、政治的操作の理由を問いただす必要がある」「 ツイッターの運営会社の実態は闇に包まれている。連絡先も不明。2チャンネルの運営が麻生太郎の会社に委任され意図的な政治操作が行われてると曝露されてるが、ネット運営者にはオタク系右より人物が多いので、この程度の悪質操作は日常茶飯だろう。結局、我々が自分たちの正統メディアを作るしかない」

11.07.07  一瞬でわかるシリーズ 7.5 「『がん』だけではない放射線被曝のリスク」   原爆被爆生存者と一般住民の罹病率と比較がグラフになっているので“一瞬”でわかります。被ばくによる病気・症状というとまずガンや白血病が浮かびますが,実はそれだけではなくたくさんの病気がひきおこされ、しかも被ばくとの因果関係が証明されにくいため、今回の原発事故でも補償が十分にされない可能性があります。このグラフは、1985年から90年にかけて,1232人の原爆被爆者を調べた結果で、「腰痛は3.6倍,高血圧は1.7倍,目の病気は5倍,神経痛と筋肉リウマチは4.7倍に増えており,胃痛・胃炎などでも同じ傾向です」

11.07.07  大村京佑のサイト 7.6「福島原発被曝作業員の死亡が隠蔽されている可能性」 福島原発で作業中に足に放射性物質が付着する事故がありましたが、その作業員さんは事故から一週間ほどで亡くなったというのにまったく報道されていないという話をお客さんから聞いたというのです。‥事故から4日後には「健康への影響ない」として退院していることが報道されていましたが、その後どうなったかについては何も出てきません。‥ニュースでは何も問題はなかったとされていますが、被曝量に注目してください。2〜6シーベルトって死亡レベルの被曝量ですよ。‥ちなみに作業員さん2名の名前は報道では明かされていません。病院に搬送される際も、顔が見えないようにブルーシートで隠されていました。
(関連)二階堂ドットコム 「被爆の2名のうち1名死亡 」  以下はとある救急救命医からのメール。参考まで。 「昨日の今日で死んだところを見ると、昨日発表のベータ線熱傷ではないです。おそらく中性子線による全身の急性放射線障害でしょう。炉心かプールの燃料棒に損傷があって核分裂反応が激しく起きていると思われます。死んだのなら、昨日発表のミリシーベルト単位の被曝量は嘘ですね。1,000倍のシーベルトの単位です。」
(関連)板垣英憲情報局 〜マスコミに出ない政治経済の裏話〜 3.24「東京電力は、福島第1原発内の大爆発で放射性物質に被曝した社員や作業員を、東北大学付属病院に送り隔離、多数の死者を極秘裏に始末、菅直人首相も知っているらしい」 *ちょっと信じられない情報ですが、 被ばくによる死者が出ることは原発ムラにとって今後も原発を存続させていくためには死活問題なので、ありえないことでもないと思われます。今後も注意深く情報をさぐる必要有りです。

11.07.07  毎日.jp 7.7「やらせメール発覚:メモ見ながら慎重に会見/原発推進の九電社長、地元への謝罪なく」 九州電力の緊急記者会見は6日午後7時半から始まった。出席者は眞部利應(まなべとしお)社長のみ。国会で“やらせメール”の問題が取り上げられ、経産相が「(事実なら)断固とした処置を取る」と語った後だけに、日ごろの雄弁な語り口は消え、メモを見ながらの慎重な言い回しに終始した。 冒頭、「やらせメール」の事実を認め「国の説明会の信頼を損なう結果になった」と頭を下げた。しかし、その後の質疑応答では、メール発信を依頼した社員の肩書や依頼先の4社の社名などの具体的な内容を途中まで明らかにしようとはせず、質問に「ノーコメント」を繰り返した。‥会見では、今回のメール工作が再稼働に与える影響についても質問が出た。「運転再開、原子力のあらゆる面にマイナスにしかならない。理解活動以前の問題。ま、やり直しですね」。そう答えた時の表情は硬く、疲れた様子だったが、信用失墜への危機感はあまりうかがえなかった。 *自ら墓穴を掘って転んで泥だらけになってもこの傲慢な態度とは、電力会社の体質をよく表しています。しかし、おごれる平家も久しからずということわざがあります。

11.07.07  毎日.jp 7.7「やらせメール発覚:「何も信じられない」と不信感や怒りの声/「玄海」再稼働、さらに不透明に」 「こうなるともう何も信じられない」。‥番組出演者や県民からは不信感や怒りの声が噴き出した。九電への反発が強まるのは避けられず、玄海原発の再稼働はさらに不透明となった。‥佐賀市の会社員の男性は説明番組自体が「県民7人しか参加できず、推進派の作為的なやり方と感じた」と話し、「九電は反対意見を封じ込めるのではなく、それに一つ一つ答える姿勢を持つべきだ」と批判した。‥「やらせメール」工作は、九電川内原発がある鹿児島県でも驚きをもって受け止められた。立地自治体である薩摩川内市の岩切秀雄市長は「事実だとしたら、そういう仕掛けをするのはフェアでなく遺憾」とコメント。4日にこの問題を取り上げた県議会原子力安全対策等特別委員会の中村真委員長は「委員会でもはっきり否定していたのに。委員会という公式の場で発言されており、責任は非常に重い」と話した。

11.07.07  東京新聞 7.7「佐賀県知事が玄海原発再開見送り 町長、同意撤回も」 佐賀県の古川康知事は7日午前、九州電力玄海原発2、3号機の再稼働問題をめぐり、枝野幸男官房長官と首相官邸で協議した。古川知事は協議終了後、記者団に対し「政府の方針がふらふらしている以上、これ以上の検討は考えられない」と語り、再開時期の判断を当面見送ることを表明した。 玄海町の岸本英雄町長は同日、地元で記者会見し、九電に伝えた運転再開への同意を一時留保すると表明。同日に開く同町議会で承認を得れば同意を撤回する考えを示した。 これを受け、古川知事は「もう一度同意を取り付けるのは非常に難しくなる」と発言。運転再開は事実上困難な状況に陥った。

11.07.07  毎日.jp 7.7「クローズアップ2011:全原発耐性テスト 再稼働、突然「待った」」 政府は6日、全原発を対象に新たに安全性を点検するストレステスト(耐性試験)を行うと発表したが、経済産業省原子力安全・保安院は6月、定期検査中の原発は「安全」と宣言したばかり。方針変更の背景には、原発再稼働を急ごうとした海江田万里経産相に対し、脱原発に傾く菅直人首相が待ったをかけたことがある。‥海江田氏が6月18日に行った安全宣言に首相は「私も全く同じ」と同調していた。突然、はしごを外された海江田氏は鳩山由紀夫前首相らに「首相の独走」を報告。「もう頭に来た。今さら何を言っているんだ」と怒りをぶちまけた。ストレステストについて首相周辺は「動かすための基準か、将来的に止めるための基準かを考えた方がいい」と再稼働ありきの経産省をけん制。「首相は脱原発を掲げて8月に衆院解散・総選挙に踏み切るのではないか」との臆測も広がる。‥全国で稼働中の原発17基のうち、今夏に7基が定検入り。他の運転中の原発も次々と定検を迎え、原発再稼働が実現しなければ、来年5月には原発54基が全て停止する。

11.07.07  原子力資料情報室 7.7「玄海原発運転再開を許すな 院内集会」 本日のpm3〜5:30に参議院議員会館講堂で開かれる政府交渉でUSTREAM中継されます。pm3〜4が石橋克彦(原発震災という言葉をつくった神戸大名誉教授)、美浜の会、澤井正子(原子力資料情報室)の話。pm4:10〜5:30が原子力暗然委員会・保安院との回答とやりとりの予定。

11.07.07  カレイドスコープ 7.6「 「世界のヤマシタ」が東京地検に刑事告発される!?」」 東京地検は受理しなければならない。 でなければ、世界中のメディアが地検特捜をあざ笑うでしょう。 いったい山下氏の報酬はいくらなのか。 山下氏らを福島県に引っ張ってきた佐藤雄平知事は、その質問に答えていません。 福島県民は、自分たちが払った住民税で、自分と子供たちが被曝させられているのです。 ぜひ広瀬隆氏を応援したい。

11.07.07  読売 7.6「 【東通】再稼動の是非、意見出ず…有識者懇話会」 東京電力福島第一原発事故を受け、青森県内の原子力施設で実施された緊急安全対策についての一連の説明会が5日、スタートした。定期点検中の東北電力東通原発の再稼働について、三村知事が判断する材料となる。 同日は有識者らで作る「県原子力政策懇話会」(座長=林光男・県商工会議所連合会会長)の会合が青森市で開かれ、安全対策の確実な実施や速やかな情報公開を求める意見が相次いだ一方、同原発の再稼働の是非について具体的な意見は出なかった。‥このほか、安全対策の確実な実施を求める声が出たが、安全性に対する疑問や対策自体への反論はなかった。 *安全性への疑問が出ないということは、この原子力政策懇話会のメンバー人選がすでに原発推進派だけで占められていることを意味します。九電のやらせメール以上の八百長問題です。

11.07.07  低気温のエクスタシー 7.7「〔速報〕佐賀県知事が自身のツイッターを抹消してネットから疎開か」 唖然!コイツ、筋金入りの推進派だわ RT@washako16: 佐賀県知事 古川 @furukawayasushi のお気に入りツイートが、ヤバすぎる→「地震ごときを理由に原子力を否定するなんて、いったいどれだけ軟弱なんだ。そんな女々しい奴は豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ」 *笑えます。ネットの影響力が大きいと自覚している証拠でもあります。

11.07.07  低気温のエクスタシー 7.7「 被曝を病因とする死傷病には生命保険金が支払われない規約が? 」 「すべての生命保険会社は、核燃料物質(使用済燃料を含む、以下同じ)もしくは核燃料物質によって汚染された物(原子核分裂生成物を含む)の放射性、爆発性その他有害な特性によって生じた死傷病またはこれらの特性による事故によって生じた死傷病を補償しません」 *これで生保の加入者ががくっと減ることが約束されました。

11.07.07  ガジェット通信 7.6「精神科医・香山リカ氏、「原発問題にのめり込むのはニート」発言を謝罪 」  精神科医で立教大学現代心理学部教授の香山リカ氏が2011年7月5日、連載しているコラム「香山リカの『こころの復興』で大切なこと」(ダイヤモンド・オンライン)において、同月1日に同コラムで「ネットで原発にのめり込むのは引きこもりやニートが多く見える」と主張したことで、誤解を与える結果となってしまったことについて謝罪した。‥香山氏は、今回更新されたコラムで、 「私自身は脱原発の立場にあり、小出裕章氏の著作、ご発言をほぼ全面的に信頼し、これまでのご活動にも深い尊敬の念を抱いています。(中略)小出氏ならびに読者のみなさまには本当に申し訳なく思います。心からおわびいたします」 と謝罪。 *誰?香山リカって。小出さんの悪口も言ってたようですね。まあ恥をかいただけでしょうね。

11.07.07  DAILYMOTION「20110706 原発再開でやらせメール 九電社長が緊急謝罪会見」 昨夜の報道ステーションより。九電・玄海原発の運転再開に向けた住民説明会で、九電がやらせメールを指示していたことが今日の衆議院予算委員会で共産党議員が指摘。「放送時間中に、運転再開に賛成するメールを番組へ送れという指示が出されている」と。「九電が世論誘導工作をしたことに政府は黙ってるんですか?」という質問に、海江田が「そういうことをやってるとしたらけしからん話です」と答えざるをえなかったのが笑えます。

11.07.07  田中龍作ジャーナル 7.5「拡大する放射能汚染―取り返しのつかない「避難準備区域解除」 」  原子力発電に反対する環境団体などが今日、国会内で「福島市における放射能汚染調査」の結果を発表した(主催:グリーンピース・ジャパン/ FoE Japan/フクロウの会/山内知也・神戸大学大学院教授)。  調査結果は「避難区域を拡大し、解除すべきではない」と警告している。細野豪志原発事故担当相は、福島第1原発から20〜30kmの間に設定された「緊急時避難準備区域」を17日にも解除する方針だ。ところが事態は逆なのである。同区域も含めて住民が避難すべき区域をむしろ拡大しなければならないことを調査データが示している。‥福島市は避難に関わるいずれの区域にも入っていない。政府が空気線量だけで決めているからである。ICRP(国際放射線防護委員会)の基準では土壌汚染も加えているにもかかわらずだ。国際標準を無視してまでも汚染の値を低く抑えたいのが日本政府の姿勢のようだ。

11.07.07  早尾貴紀:緊急、原発震災関連 7.5「子ども再疎開/カンパのお願い/思考と言語化の困難 」 このかんもずっと、自分の頭が狂っているのか、世の中が狂っているのか、よくわからない事態が続いています。福島県のアドバイザーの山下俊一氏の福島民友のインタヴューにはぶっ飛びました。「自主避難は過保護。この放射線量のストレス下で子どもに苦労をさせるべき。あとは僕と県民との我慢比べだね」と。卒倒しそうになりました。本当に、文字どおりに殺されかねません。でも、これを福島市のとあるお母さんに言ったら、「周囲の大人たちの大半はもうこの考え方に染まってますよ」と、ぜんぜん驚かない様子。何かが完全に倒錯してしまっています。 *山下ってまだやってるんですね。まだの人は署名を!
(参考)子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク「【署名】山下俊一の解任を求める県民署名 」

11.07.07  原子力発電を考える石巻市民の会 2010.3.9「「締め切り日1日で「賛成」意見が5倍に増えていた「プルサーマル全般に関するご意見・ご質問」」  九電によるやらせメールは突如大きな問題となって、玄海原発再稼働にも影響していますが、実は電力会社がこういったやらせをやるのは以前からあったという証拠があります。 ‥「女川原発のプルサーマル計画に関して 宮城県と女川町と石巻市が行なった 「住民理解活動」全般について調べ直してみました。‥寄せられた全部の意見・質問をまとめたものが 最近石巻市から開示されたので、 その一つ一つに目を通していると、 「‘反対意見が多くて大変だから…、’と動員をかけられ」 と書いてあるものがありました。 提出日を見ると締め切り日の2月5日となっています。 そこで、全部で330人の意見・質問提出者の提出日を確認してみたところ、 なんと79%に達する255人がこの日の提出者でした。 最後の意見・質問まで読んでみた結果、 私を除いた254人全員が 女川原発へのプルサーマル導入や 原子力推進に賛成の立場であることがわかり、 組織的な動員のあったことを確信しました。」これが電力会社のやり口です。

11.07.07  毎日.jp 7.7「 原発耐性テスト:従来の審査体制、現在に対応せず…菅首相」 菅直人首相は6日の衆院予算委員会で、ストレステスト実施について「従来の法体系で(原発再稼働を)そのまま進めていいのか。経済産業省原子力安全・保安院と経産相で(法的には)判断できるが、国民的にはとても納得いただけない」と述べ、東京電力福島第1原発事故後の状況に現在の安全審査体制が対応していないとの認識を示した。 玄海原発に関しては「国民の納得できるルールを暫定的にでも準備して、と細野豪志原発事故担当相と海江田万里経産相に指示した」と明かした。また、細野氏は同委の答弁で「内閣府原子力安全委員会の見解が出るまで、(玄海原発への)保安院の判断は保留される」と述べ、自治体への政府の再稼働要請は凍結状態にあるとした。 *玄海原発再稼働を決して諦めたわけではありません。

11.07.07  小出裕章氏講演会情報 というサイトが出来ています。小出さんからの挨拶も載っています。

11.07.07  Uchiwa Project 団扇で脱原発プロジェクト「全国の夏祭りや花火大会で、脱原発ムードを扇ぎませんか?」 「えっ,足りてたの?」「でんきはたりてる/たりないのはあい」「脱原発メッセージ集」などいろんなデザインの団扇があります。「もともと祇園祭りは、怨霊や疫病を払うために、庶民が自分たち で始めた祭りです。庶民の心意気が祭りを支えているんです。だか らここで、原発を追い払うための団扇を配ろうと思いました」 電力需要のピークを迎える真夏日にかけて、電力会社を中心 とした政財界が、「電力不足」を理由に原発の再稼働を求める プロパガンダを大々的に展開することは目に見えています。現在は定期点検などで全54基のうち19基(全体の1/3)だけが稼働していますが、もし原発の再稼働なしにこの夏を乗り切れれば、電力は足りていることが実証されることになります。脱原発アクションはこの夏が正念場です。祇園祭と大阪の天神祭で5万枚の団扇を配ることを目標にしており、賛同者を募っているそうです。またこれにヒントをもらって自分でオリジナルの団扇やグッズを創るのも楽しそうです。

11.07.07  山の放射能汚染地図(早川由紀夫による独自調査) 関東地方北部の山々での調査をマップで示したものです。早川由紀夫の火山ブログに説明が載っています。「フクシマからの放射能は都市だけでなく、山も汚染してしまっています。悲しいことですが、現実を受けとめなければなりません。都市の測定点にくらべて山の測定点はまだ少ないので、これから精力的に測定して地図をつくります。」

11.07.07  毎日.jp 7.6「東通原発:再開、検証委待たず説明開始 急ぐ県に疑問の声 /青森」 東京電力福島第1原発の事故を受け、県は5日、各種団体代表らを集めた「原子力政策懇話会」を開き、東北電力東通原発の運転再開に向けた説明をスタートさせた。8日に市町村長への説明会、11日からは県民説明会も行う。三村申吾知事が選挙公約で設置した専門家会議「県原子力安全対策検証委員会」の結論を待たずに説明を進める姿勢に、5日の定例会見では疑問の声が相次いだ。‥県が県民説明会などを急ぐ背景には、原発の運転停止などによる電力不足がある。東北電は8月のピーク電力需要を1300万〜1380万キロワット、猛暑なら最大1480万キロワットと想定。一方、供給力は1230万キロワットにとどまる。節電が不十分なら計画停電は避けられず、国も立地自治体に運転再開を要請する方針を示している。 三村知事は会見で「スケジュールありきで考えているわけではない」と強調したが、夏の電力需給逼迫に合わせ、再開容認への準備を急いでいるとの批判を招きそうだ。

11.07.07  HUNTER 7.6 「玄海原発に「接する」城下町  唐津市民の悲痛な叫び 聞く耳持たぬ国と九電」 玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)を出てすぐのT字路を左に向かうと、わずか200〜300メートルで左側に小さな標識が見えてくる。白地に青で「唐津市」の文字。‥玄海町が唐津市に接しているというより、玄海原発そのものが唐津市と接していると言ったほうが妥当なのだ。 なぜ、玄海原発再稼動にあたって、唐津市民の意見は一顧だにされないのか?理不尽な現実に怒りを覚える人たちは少なくないだろう。‥電源3法交付金で縛れるのは、せいぜい立地自治体である玄海町まで。唐津市まで抱き込むことはできなかったということで、必然的に再稼動容認の権限は「玄海町と佐賀県」に限定された。国や九電のやっていることは「謀略」そのものだ。
(関連)HUNTER 7.5「玄海町長に「脱税」疑惑 原発「再稼動」の茶番劇」 「原発利権にまみれた政治家に、玄海原発再稼動のスイッチを押す資格があるのか?」。町長を含めた玄海町政の実態についてきちんと取材していれば、大きな疑問が浮かび上がるはずだが、大半の新聞・テレビはそうした報道の使命を忘れ、"同意"の文字だけを追った。取材対象の背景や人物像も知らずに、である。‥したたかな政治屋である。自身の資産公開の内容と、実際の不動産所有者が違っているにもかかわらず、平然と「知らなかった」と言い放ち、矛盾を衝かれると資産公開そのものがいい加減だったと開き直る。さらに都合が悪くなれば、「調査中」だと言う。 これが岸本英雄という人物の本当の姿なのだ。
(関連)HUNTER 7.4「玄海原発、使用済み核燃料の危機  〜九電・搬出計画変更の背景〜  古川知事、これでも「安全」ですか?」 玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の再稼動問題で、古川康・佐賀県知事は、「安全性の問題はクリアした」と明言、休止中の同原発2号機、3号機の運転再開を容認する姿勢を鮮明にした。 しかし、知事は「安全性の問題」が、いつ、どのように「クリア」されたのか説明できないはずだ。 ・県庁から1時間以上もかかる同県唐津市の緊急事態応急対策拠点施設「オフサイトセンター」が機能するのか? ・国の緊急時モニタリング態勢は整ったのか? ・耐震性を含めた国の安全対策指針見直しはいつか?  課題は積み残されたままだが、知事は国にこうした点についての事実確認さえ行っていない。‥玄海原発はもちろん、全国の原発が重大な危険を抱えたままであることを忘れてはならない。「使用済み核燃料」が増え続けているのである。

11.07.07  ちきゅう座 6.15「 広瀬 隆氏「自家発電6000万kw・送電線の解放が原発廃止への近道」」 週刊朝日6月10日号で私が特集したように、週刊朝日の記者が各電力会社に取材した結果、興味深い電力需給について裏の構造が明らかになった。全国で、電力会社が他社受電の発電能力を秘密にして、取材にも答えようとしなかった。特に九州電力だけは、「発電設備ごとの能力の内訳は公開していない。経営戦略情報なので教えられない」と、火力・水力・他社受電(自家発電からの買い取り)・原子力の内訳さえも答えないというトンデモナイ非常識な態度をとった。この九州電力が、原発を動かせないので夏に電力不足になる、と言い立てている。なぜ電力会社は、これら当たり前の事実を隠そうとするのか、という疑問から、ここで重大なことが明らかになった。 それは、「電力会社が自家発電をフルに利用すれば電力不足が起こらない」、この事実を国民に知られると、産業界からも、一般消費者からも、「送電線を自家発電の民間企業に解放せよ!」という世論が生まれる。そして制度が改善されて、誰もが送電線を自由に使えるようになると、地域を独占してきた電力会社の収益源の牙城が崩れる。送電線の利権だけは、何としても電気事業連合会の総力をあげて死守する必要がある、と彼らは考えている。九つの電力会社にとって、福島原発事故を起こした今となっては、原発の確保より、送電線の確保のほうが、独占企業としての存立を脅かすもっと重大な生命線である。そのため、自家発電の電気を買い取らずに、「15%の節電」を要請するという行動に出てきたのである。

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