東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

5.13

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.05.13 ★  YOUTUBE 「原発の発電コストを検証:原発は本当に安いのか」 テレビ朝日のそもそも総研という朝の番組で題名のような放送がありました。ゲスト(VTR出演)で出てくるのが、ここでも何度も紹介している小出裕章さん、河野太郎さん、そして原発のコストを計算した立命館大の大島堅一教授で、大島さんは『有価証券報告書総覧』を利用して実績値を推計し、そこから40年間の発電単価を計算したところ、水力¥7.26、火力¥9.9、原子力¥10.68となり、原子力が一番コストがかかることがわかったそうです。しかもこれは再処理のコストは入っていないし、もちろん今回の事故による賠償や廃炉までの莫大な金額は入っていません。こういった内容はネットや反原発系の資料ではよく出ていたものですが、テレビで出た意味は大きいと思います。削除の可能性があるので、DL、保存しておくことをおすすめします。なお「未来を信じて!NO MORE FUKUSHIMA」というブログに文字起腰とまとめが載っています。

11.05.13 ★  @niftyニュース 5.13 「汚泥焼却灰から放射性物質」 東京都内の下水処理施設で3月下旬に採取された汚泥焼却灰から、1キログラム当たり17万ベクレルの高濃度の放射性物質が検出されたことが13日、都への取材で分かった。焼却灰は既にセメントなど建設資材に再利用されたという。都下水道局によると、検出された施設は「東部スラッジプラント」(江東区)。同時期に大田区と板橋区の下水処理施設2カ所でも汚泥焼却灰から10万~14万ベクレルの放射性物質が検出された。1カ月後に再調査し、3施設の放射性物質は1万5千~2万4千ベクレルまで低下したことを確認。物質が放射性セシウムかどうか特定を進めている。一方、宇都宮、前橋、横浜の各市も13日、5月に採取した汚泥などから放射性セシウムを検出したと発表した。

11.05.13 ★  asahi.com 5.13「高い放射線量、東電公表せず 3号機、水素爆発前に把握」 福島第一原発の事故をめぐり、東京電力が、3月14日に水素爆発を起こした3号機の原子炉建屋について、その前日から高い放射線量のデータを把握していたにもかかわらず、公表していなかったことが分かった。東電の内部資料で判明した。原子力の専門家らは「作業員や国民の情報共有のため、具体的な数値をいち早く明らかにすべきだった」と指摘している。この爆発で東電社員7人が負傷。今後の事故検証で、データ共有しなかったことが避難の遅れにつながらなかったかなど、東電の対応ミスの有無が焦点の一つになる見通しだ。この内部資料もそれを判断する材料になるとみられる。

11.05.13 ★  msn産経 5.13「東電、料金最大18%上げ容認へ なし崩しで税金投入も」 東電の賠償支援の枠組みは、「国民負担を極小化する」と明記したのとは裏腹に大幅な電気料金値上げが避けられない状況だ。値上げは機構に負担金を拠出する他の電力会社にも及ぶ可能性が高い。さらに東電の経営が行き詰まれば、国が肩代わりできる例外措置が設けられたことで、責任の所在があいまいなまま、なし崩し的に税金による穴埋めが膨らむ恐れがある。すでに政府は、原発停止による代替火力発電の燃料費など年7千億円、16%分と試算されるコストアップについて、料金への転嫁を認める方針を固めている。値上げ要因はこれだけではない。東電を含む電力会社が機構に拠出する負担金についても、「原発のコストとして値上げの根拠になる」(資源エネルギー庁幹部)としている。東電の場合、負担金は年1千億円程度と想定しており、値上げ幅は約2%上積みされ、最大18%にも達する。東電は今秋にも申請し、来春から実施される公算が大きい。合計で年2千億円を想定する他の電力会社の負担金も料金への転嫁を認める方向だ。これまで金融機関や日本航空などへの公的資金の投入では、破綻処理により対象企業だけでなく、株主や銀行にも損失を負わせ、責任を問うてきた。今回は、関係者に加え、原発を推進してきた国の責任も明確化せず、枠組みを決めることだけを優先した。

11.05.13 ★  Yahooニュース 5.13「浜岡原発元設計士「耐震強度データに偽装があった」と告発」「技術者が不完全なものを造るわけにはいきません。しかもあれほど危険なものを平気で造ることなんて…」目に涙を浮かべてこう話すのは、千葉県在住の元エンジニア谷口雅春さん(69)。東芝の子会社である「日本原子力事業」の技術者として、谷口さんは30年以上も昔、浜岡原子力発電所2号機の設計に携わった。1970年ごろから神奈川県横浜市にある東芝の工場に出向し、原子炉の炉内構造物の設計を担当。当時、建設中の浜岡原発2号機については「炉心支持構造物」という原子炉の中枢部分の設計にかかわり、耐震計算に必要な重量データを集計していた。“事件”が起きたのは1972年5月だった。数十人の設計者のうち代表3人だけで開かれた会議に谷口さんも出席していた。そこで代表者のうちの1人がこう打ち明けたのだった。「いろいろ計算したがダメだった。この数値では地震が来ると2号機はもたない」担当者がダメだという最大の理由は岩盤だった。浜岡辺りでは200年周期でマグニチュード8クラスの大地震が起きているため、岩盤が極めて脆かったという。 ‥あまりにショッキングな報告に「建設中止もやむをえないか…」と思った谷口さんの目の前で、先ほどの担当者がこう言った。「データを偽装して、地震に耐えられることにする」

11.05.13 ★ アメーバニュース 5.13「政府が非公開にした福島第一原発3号機の惨状写真極秘入手」 写真は、4月中旬に東芝の部隊が福島第一原発を近接撮影し、官邸に提出したものだ。政府は「厳秘(厳重秘密)」とし、いまなお公開していないが、本誌『週刊ポスト』はあるルートを通じて入手した。政府関係者は「新聞等では1号機と4号機の話ばかり書かれているが、実は一番深刻なのは3号機だ」という。実際、3号機の惨状は目を覆うばかりだ。鉄骨はいびつに折れ曲がり、圧力容器の上蓋を開けるスタッドテンショナーも崩れている。重さ10トンの天井クレーンは4階に崩落し、燃料プールにダメージを与えた可能性もある。東電の大幹部は、事故現場を視察したとき、3号機を見て、言葉を失ったという。

11.05.13 ★ 東京新聞 5.12「こちら特報部」より 「電力不足キャンペーン」にモノ申す 東電また“情報操作” 供給上積み隠し 危機あおる 狙いは原発存続? 電力会社と経産省 グルに

11.05.13 ★ 東京新聞 5.12「放射線量独自測定で注意呼び掛け 小泉政務官、茨城県内」 衆院茨城3区選出の民主党の小泉俊明国土交通政務官が、茨城県内で独自に測定した放射線量を自身のホームページで公表し、9市町村の小中学校などにファクスで「子どもを外で長時間遊ばせないように」などと呼び掛けていたことが12日、分かった。結果は守谷市の毎時約0・5マイクロシーベルトが最大で、屋外活動を制限する基準として国が定めた毎時3・8マイクロシーベルトを大きく下回ったが、HPを見て安全を懸念する市民らから問い合わせが殺到している。取手市の藤井信吾市長は12日、9市町村長の連名で、結果への見解などを問う質問書を小泉政務官らに提出。結果への見解に加え、子どもに関する注意のほか、マスク着用を呼び掛けたファクスの内容について、国の方針に基づく対応策なのかなどを問いただしている。‥小泉政務官は12日の記者会見で、注意の呼び掛けなどは政府としての公式見解ではないとの考えを示した上で「結果として混乱を招き、ご迷惑をお掛けした皆さまにおわびする」と述べた。 *良心的な民主党議員もいました。ほんとのことを言うと謝らなければならない現状に疑問を感じて、さらなる行動に出てほしいものです。

11.05.13 ★ 現代ビジネス 5.13「わずか数時間で「通報基準」の7倍!100倍を超えた作業員も! 「封印された内部被曝」福島第一原発衝撃の実態」 ‥「被曝したのは間違いなく3・11---震災の日でしょう。当日、私は同僚と4号機の定検(定期検査)をしていました。‥定期点検のために運転を停止していた4号機での作業なので、汚染の可能性は低い。だから、我々は『B服』と呼ばれる軽めの装備で作業をしていました。‥B服はマスクをしないので、内部被曝したのだとしたら、この時でしょう。ただ、点呼を受けた後、私はすぐ避難しました。それ以後、福島第一原発には立ち入ってません。時間にして数時間の滞在です。最初の地震で格納容器が壊れ、大量の放射能漏れが起きていたとしか考えられません。確かに、1号機の建屋にはあの時、穴があいていましたから・・・」

11.05.13 ★ 今し方、関西圏で放映されているMBS毎日放送(4ch)の夕方のバラエティ番組で「メルトダウン」の話が話題になっていました。お笑いタレントとか元スポーツ選手、大学教授などのレギュラー陣がみんな、政府の言うことは信用できないとか、いったいどうなるんだ!と口々に興奮して話しているところで、小出裕章さんのコメントが紹介されてみな納得という一幕があったので、小出さんもTVにどんどん出るようになってきたなーと思いましたが、よく見ると小出裕章「教授」と書かれていて笑ってしまいました。別に文句を言うつもりはありませんが。

11.05.13 ★ DAIAMOND online 5.11「広瀬隆 特別インタビュー「浜岡原発全面停止」以降の課題 」 ‥原子炉の内部、あるいは貯蔵プールに核燃料があるかぎり、運転中の原子炉と危険性は何ら変わらないという事実は、誰もが理解したはずです。‥したがって、最終的な目的は燃料を搬出することにあるわけです。‥残念ながら今回の首相発言は「廃炉」には言及していません。2、3年で防波壁あるいは防潮堤を建設し、その間に安全性を検証するといった話です。もし中部電力が本格的な工事に取りかかってしまえば、そのために大金を投じますから、浜岡原発が延命するという最悪のシナリオが進んでしまい、浜岡の危険性が去らないまま、菅首相の意図とまったく正反対の結果を招きます。それを止めなくてはなりません。「防波壁の建設計画ちょっと待て!」という世論が、いま急いで起こされなければなりません。

11.05.13 ★ 日本医師会定例記者会見 5.12「文部科学省「福島県内の学校・校庭等の利用判断における暫定的な考え方」に対する日医の見解」 ‥この数値の根拠としている国際放射線防護委員会(ICRP)が3月21日に発表した声明では、「今回のような非常事態が修飾した後の一般公衆における参考レベルとして、1〜20ミリシーベルト/年の範囲で考えることも可能」としているにすぎない。この1〜20ミリシーベルトを最大値の20ミリシーベルトとして扱った科学的根拠が不明確である。また成人と比較し,成長期にある子どもたちの放射線感受性の高さを考慮すると、国の対応はより慎重であるべきと考える。‥国ができうる最速・最大の方法で、子どもたちの放射線被曝量の減少に努めることを強く求めるものである。 *医師会というと保守の代表みたいなイメージでしたが、人の命や健康を守るという職業倫理はきちんと持っているようで安心しました。

11.05.13 ★ Yahooニュース 5.12「原発事故、自民も責任=谷垣総裁」 自民党の谷垣禎一総裁は12日午後の記者会見で、福島第1原発事故に関し、「(同党政権下で)日本のエネルギー政策に原子力を位置付け、推進してきた。われわれも責任を負っている」と述べ、原発立地を進めた同党にも責任があると認めた。 *当然のことですが、自ら非を認めることから始まります。しかし肝心なのは、今後,原発を推進するのかどうかということです。3月の段階で一時、谷垣氏は原発より自然エネルギーと言っていましたが、その後撤回して原発推進にもどってしまったようです。

11.05.13 ★ 今朝になってYOUTUBEにログインしようとするとエラーになって自分のアカウントに入れず、なにも操作できない状態です。なので削除しようと思ってもできません。でも今までにアップした動画は削除された1つ以外は公開されている状態なので、このまま放っておこうと思います。

11.05.13 ★ これまでYOUTUBEに動画を100本以上アップしてきましたが、著作権侵害(TV番組などのことです)により削除されましたというお知らせメールが来ました。具体的には「2011.05.11 KTV青山繁晴氏 浜岡原発停止の裏にアメリカの都合」が削除されました。なお「著作権の侵害を繰り返し行うと、ご利用のアカウントとそのアカウントにアップロードされているすべての動画が削除される場合があります。 」‥ということなので、今後は控えようと思いますが、これまでアップしたものが全て削除され、YOUTOBEアカウントも使えなくなった場合は国外の動画サイトにすべて投稿するつもりで準備しています。 (その際はここでお知らせします)こちらからリストが見られます。→amanakuniのチャンネル 

11.05.13 ★ YOUTUBE(音声のみ)「【福島原発】5/12/木★メルトダウン(meltdown) しています・1号機 1/2」 1号機についての小出さんのお話です。種蒔きジャーナルより。2つに分かれています。‥やはりメルトダウンですね。溶けた燃料が(圧力容器の)穴から漏れ出て,格納容器の底に流れ落ちてしまっているだろうと。格納容器は圧力容器に比べるとはるかに薄いので、それも溶けて穴が空く可能性が強い。「2/2」 メルトダウンしたときに水が残っていれば水蒸気爆発するというのが最悪のシナリオだと思っていましたが、それは起きていないのでよかったと思います。

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