東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

3.26

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.03.26 ★ 内閣府原子力委員会が新たな原子力政策大綱を策定するにあたって,我が国の原子力政策に対する意見を募集している。ウエブ上からも送れるほか、意見提出フォーム(WORD)をダウンロードして郵送かFAXでも送れるので、国民の声を知らせよう。

11.03.26 ★ 本橋成一監督作品映画「アレクセイと泉」はチェルノブイリ原発事故で汚染されたベラルーシの小さな村にある泉を舞台にしたドキュメンタリー映画。YOUTUBEで予告編を見ることができます。音楽:坂本龍一

11.03.26 ★ 今日、3月26日は○○○の40才の誕生日です。‥○○○とは、福島第一原発1号機のこと。そのため地元の反原発グループ・ハイロアクションは26日と27日に「ふくしま原発40年とわたしたちの未来」というイベントをいわき市で開く予定で準備をしていた矢先の震災と原発事故でした。イベントは延期となりましたが、ハイロアクションから3.25緊急声明が出ています。ぜひ読んでください。

11.03.26 ★ 【消息】宮城県唐桑半島で「半造星まつり」を主催し,ミュージシャンとして全国の祭りに出ている熊谷門ちゃんも家族みな無事だという話しです。避難先などは不明。

11.03.26 ★ 【消息】アビスからの情報では、福島県川内村で毎年「満月祭」を開いてきた獏原人村のマサイたちは無事で避難しているそうです。避難先などは不明。

11.03.26 ★ 【消息】山水人のMLから転載。東北のラスタマン・チダ原人(ドレッドのミュージシャン)の消息です。「石巻で津波にのみこまれたが、屋根の上から電気のコードを投げてもらい助かったが、車もすべてなくなったとの事です、が、避難所で歌をうたったりして、長髪の彼は『神様』と呼ばれてヒーローになっているそうです。サスガ!!!」

11.03.26 ★ ひろぶろぐ 3.13『放射能被害を防ぐ方法」画像版 テキスト版

11.03.26 ★ 自分で使ってないので未確認情報ということで紹介しますが、関東周辺放射線モニタリングポストビュワー ver.2.05 というフリーソフトが公開されています。for Xp/Vista/7 (各64bit版対応) で「基本的にネットに接続できる環境で起動さえしておけば、自動的にデータを収集して表示を更新していきます。」とのこと。

11.03.26 ★ GREENPEACE JAPAN 3.26「独自の専門家チーム、福島県で放射線調査を開始」 国際環境NGOという第三者の立場で独自調査を行うことにより、被災地の方々や野菜や水の放射能汚染が心配される地域の方に、より多角的な情報を提供できればと思います。‥として、第一原発の30km以遠でカメラマン含め5名のチームを派遣していることを発表。

11.03.26 ★ 名前のない新聞2011.1月号にも原稿を書いてもらった市民ジャーナリストのよしさんがいわき市などにボランティアに行っている様子を書いた「虹の手紙 no57」を了解を得てお知らせ掲示板に転載しました。

11.03.26 ★ 科学ニュースに対する有識者の意見をジャーナリストに提供し、サイトに公開する サイエンス・メディア・センター というサイトがあります。学者などそれぞれの分野の専門家などが質問に答える形で書かれているものが多く、すでに紹介した岡山大の津田教授による「放射線による内部被ばくについて」も載っています。全体として数はそれほどなく、また中には偏った見方のように思われるものもあるので、見るときはあくまで参考資料ということでご覧ください。

11.03.26 ★ 毎日新聞「電源喪失で炉心が溶融 現実にはほぼ起きない 保安院長、昨年衆院で説明」原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が昨年5月26日の衆院経済産業委員会で,福島第一原発で起きたような原発の全電源喪失による炉心溶融事故について、ほぼ起きないと説明していたことが分かった。 *個人の責任というより保安院は百害あって一利無し、解体すべきです。

11.03.26 ★ (17:00)たんぽぽ舎主催の広瀬隆・槌田敦の講演会がUSTREAMで中継中です。たぶん後からでも録画を見られると思います。6:00から広瀬隆さんの2回目の講演を中継するようです。

11.03.26 ★ 原子力資料情報室や保安院などの会見や東電前のデモなどUSTREAMで精力的に報道をしている岩上安身さんのTwitter で、 3号機で被曝した作業員は東電の下請けの関電工だと報道されているが、高山総業の求人票があるとのこと。日給9000〜11000円で危険手当などないようです。被曝した作業員、自衛隊や消防庁、東電職員らが今後どうなるのか、ちゃんと国はサポートしていくのか注視する必要があります。

11.03.26 ★ 再掲ですが、明日27日には東京・銀座をデモ・パレード、名古屋ではストップHAMAOKAぱれーどが行われます。国民の意思表示をする時です。

11.03.26 ★ 毎日.jp 3.25「放射性物質:被ばく限度「引き上げを」 国際組織が勧告」国際放射線防護委員会(ICRP)は、東京電力福島第1原発事故で放射性物質の漏えいが続いていることについて、日本の現在の被ばく線量限度(一般人で年1ミリシーベルト)を引き上げる検討を求める勧告を出したことが判明した。*これも下のと同じ構図です。日本政府は喜んで勧告に乗るでしょうね。

11.03.26 ★ 毎日.jp 3.25「放射性物質:食品や飲料水、規制値緩和へ 食品安全委」 内閣府の食品安全委員会は25日、暫定規制値の根拠となっている健康への安全性の許容範囲を広げる方針を固めた。これを受け、厚生労働省は現在より緩やかな規制値を策定する見通し。暫定規制値は厚労省が17日に急きょ策定。*緩和というより国民の安全の観点からすれば改悪です。つまり今以上に汚染が広がりそうだと国が白状しているわけです。

11.03.26 ★ マル激トーク・オン・ディマンド 第519回 3.25 「あえて最悪のシナリオとその対処法を考える」 動画が見られます。64分+178分 出演:飯田哲也氏(NPO環境エネルギー政策研究所所長)、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)、矢ヶ崎克馬氏(琉球大学名誉教授)、松井英介氏(元岐阜大学医学部助教授)、青木理(ジャーナリスト)、宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)、神保哲生(ビデオニュース・ドットコム代表)

11.03.26 ★ swissinfo.ch 3.23 「原発事故「最も憂慮すべきは遺伝子変異」」 1991年にウクライナの病院で働いた経験も持つ医者ヴァルター氏へのインタビューがのっている。「心配のいらない吸収線量というものはない。わずかな摂取でもがんを引き起こし、乳がんや大腸がんなどから死に至ることもある。今後日本では確実にがん死亡率が高まるだろう。たとえ完全な炉心溶融に至らなかったとしてもだ。‥チェルノブイリでも急性被曝で死亡した人は多くなかったが、事故後にがんで多くの人たちが亡くなった。がんのリスクの増加以上にもっと深刻な問題は遺伝子への影響だ。それも世代を越えた影響だ。最新の研究では、少量の吸収線量でも継代的な影響がありうることが分かっている。‥イギリスにあるセラフィールドの使用済核燃料の再処理工場に勤務する人たちの子どもには白血病のリスクが高い。これは父親の吸収線量と関係があり、子どもたち自身は放射線にさらされていない。原発事故だけでなくこうした通常の場合でも、人間ならびに動植物の遺伝子に損傷が発生する。こうした事実を知った上で、あえて原子力に頼るかどうかはむしろ倫理的な問題だ。」

11.03.26 ★ マスコミに載らない海外記事 3.26「原子力開発体制の欠陥-V・レガソフ手記」チェルノブイリ原発事故直後に現場に入り、対策の陣頭指揮をした本物の学者の手記。当然ながら、大変な被曝をし、健康をひどく害したという。テレビで、しきりに安全プロパガンダをする御用学者諸氏には、彼の爪のあかを飲ませたいもの。リソース:『これを語るのは私の義務』ヴァレリー・アレクセーヴィチ・レガソフ(松岡信夫・訳)

11.03.26 ★ 日本を守るのに右も左もない 3.24 「東日本大震災〜原発は必要のウソ〜みんなの意識はどこへ向かう?」 政府や電力会社はこれまで電力需要を賄うには、原発が必要と主張してきましたし、今回の原発事故によって電力不足が起こるとして、計画停電の措置をとっています。彼らの主張は本当なのでしょうか? *‥として、原発をやめても電力はまかなえるし計画停電しないと電力は不足するというのはウソ、とグラフを使いながら詳しく説明している。

11.03.26 ★ Blog vs.Media 時評 3.24「『もう少しでチェルノブイリ』をグラフで実感(追補)」汚染の現状は『もう少しでチェルノブイリ』とするグラフを京大原子炉実験所の今中哲二さんが「チェルノブイリ事故と福島事故の周辺線量率の比較」で公表されています。チェルノブイリ6日目と福島7日目を比べています。*‥としてデータをグラフ化してわかりやすく説明しています。

11.03.26 ★ アメリカ経済ニュースBlog 3.26「チェルノブイリ化する福島原発事故」サイエンス誌 New Scientistは、福島原発事故の放射性物質拡散はチェルノブイリ原発事故レベルに近づいていると報じている。‥オーストラリアの研究者は、核実験特定のために世界中に設置された放射能検出ネットワークで調べた結果、福島原発が放出したヨウ素131はチェルノブイリの73%、セシウム137は60%まで達していると示している。‥核燃料の破損が起きていれば、揮発性の核物質が拡散する。福島原発には使用中・済みの核燃料は1760トンあり、チェルノブイリはたったの180トンしかなかった。

11.03.26 ★ アースデイ東京の震災支援サイトが立ち上がっています。‥モノもお金も、大量にあります。いま重要なのは、必要な方の所に必要な物資や人材を確実に届けて、動かす事です。行政によって動脈は流れていますが、NGOが担当する毛細血管が滞っているのです。‥実際の現場では人手が足りず、様々に滞っています。屈強なプロのボランティアが必要なのではなく、現地で様々にコーディネイトしてくれる事務方が必要なんです。として、ボランティア活動に参加する人を募っている。

11.03.26 ★ msn産経 3.26「1号機の水も濃度1万倍 3号機同様、炉心燃料から漏出か」東京電力は25日、‥1、3号機の発電用タービン建屋内にたまっていた水の放射性物質の濃度が通常の原子炉内の水の1万倍に達していたと発表した。前日に作業員3人が被曝した3号機の水を調べたところ高濃度だったことが判明。1号機についても分析していた。2号機は水の採取はできていないが、水面の放射線量が高水準のため、同レベルの濃度になっているとみられる。‥保安院は、3号機について「原子炉の一部が破損している可能性がある」としており、原子炉内の燃料棒の溶融で発生した大量の放射性物質が外部に漏れだしている恐れが高まった。東電は水のある場所での作業を中断しており、今後の復旧の大きな障害となるのは避けられない。*これが原発事故の怖さの一つです。汚染が強くなると危険で復旧作業ができなくなり、ますます汚染がひどくなるという連鎖反応がおこります。そうなるともうお手上げ状態になる恐れがあります。

11.03.26 ★ msn産経 3.25「チェルノブイリ事故の30年間・損失19兆円 隣国ベラルーシ発表」ベラルーシ非常事態省は23日、1986年に隣国ウクライナ(当時は両国ともソ連)で起きたチェルノブイリ原発事故で、同年から2015年までの30年間のベラルーシの損害額は計2350億ドル(約19兆円)に達するとの推計値を発表した。

11.03.26 ★ msn産経 3.26「福島も「石棺」必要 ロシアの原子力専門家」ロシア科学アカデミー原子力エネルギー安全発展問題研究所の副所長ラファエリ・アルチュニャン氏は25日、福島第1原発事故についてモスクワで記者会見し、同原発は今後、放射性物質漏れを防ぐためのコンクリート製の「石棺」で覆う必要があると述べた。‥副所長は「日本はその(石棺の)ようなものを造り、その中に放射性物質を閉じ込める必要が出てくるだろう」と指摘。ただ、核燃料からの発熱が続くうちは、流し込んだコンクリートはひびが入ってしまうため着工ができないなどと説明した。

11.03.26 ★ さてはてメモ帳 3.25「 内部被曝に関するコメント by 矢ケ崎克馬」「外部被曝」と「内部被曝」の持つ意味はまったく違います。体の外から放射線を受けるのと、体内にとどまった放射性物質が至近距離からずっと発し続ける放射線を受けるのとはまったく違います。*広島県保険医協会の青木克明先生が送ってくださった琉球大学の矢ケ崎先生の内部被曝に関するコメントだそうです。

11.03.26 ★ 吉本有里さんの歌「帰ろう」がYOUTUBEにアップされました。

11.03.26 ★ ケニアの首都ナイロビにあるキベラスラムの子供たちが地震と津波の被害を受けた日本のみなさんのために歌い,祈りましたという動画がYOUTUBEで見られます。「Prayers from kibara for Japan 〜祈り〜 キベラから日本へ 」

11.03.26 ★ 今回の震災は(原発も含めて)津波による被害が最も大きかったと言えそうです。今後も東海・南海地震など同じことが起こる可能性が考えられますが、具体的に何mの津波が来たらどこまで水没するかがわかる Flood Map というサイトがあります。+20mで表示されますが、+0から+60mまでを自分で設定して見ることができるようになっています。福島原発では14mの津波だったそうですが、その場合に建屋の一部が水をかぶっているのもわかりますし、同程度の津波(あるいは海面上昇)でバングラデシュや中国の面積がかなり減ることもわかります。

11.03.26 ★ 西日本新聞 3.26「検査中原発再開に指針 経産相 玄海など念頭に」 海江田万里経済産業相は25日の閣議後会見で、九州電力玄海原子力発電所2、3号機(佐賀県玄海町)など定期検査中の原子力発電所について、運転再開に向けた当面の安全確保ガイドラインを来週中にも策定する方針を明らかにした。‥津波被害を踏まえた応急的な対策が盛り込まれるとみられる。‥会見で経産相は、九電の運転再開見合わせについて「妥当だ。安全確保の観点から、そのままスタートさせることにはならない」と指摘。‥「運転再開の時期が来た原発に対するガイドラインは示さなければならない。具体的にいくつか出したい」と述べた。*ところが中部電力は定期検査中だった浜岡原発3号機を予定どおり4月上旬に再開するとし、静岡県知事も容認したそうです。→YOMIURI

11.03.26 ★ もう今日のことですが、3.26の午後に大阪で田中優さん講演会があります。「今、僕たちに何ができるのか?」一緒に考えてみませんか USTREAMで生中継するそうです。

11.03.26 ★ 毎日新聞 3.25「制御不能で不信広がる」自然界に存在する放射線も含めて、安全な放射線量などありえない。いくらかでも放射線を浴びれば、それだけ発がんのリスクは増える。‥事故は原子力エネルギーが信用できないことを示す劇的な例になった。‥人間は完全なシステムなど作れない。使用済み核燃料は数千年もの間危険であり続け、核兵器の製造と密接に関連する。我々は速やかに原発への依存から脱却する必要がある。(米・社会的責任を果たす医師の会元会長・アイラ・ヘルファンド博士)

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