東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.12.17

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12.12.17 ★  田中龍作ジャーナル 12.17「 【投票時間繰上げ】 全国1万6千ヶ所で 自・公が得するイカサマ選挙の匂い」 今回の総選挙では、投票時間を繰上げた所があまりに多いことに驚く。ツイッター上では「国民の権利を奪う憲法違反か?」「絶句。何これ?」という声が飛び交った。投票率が下がると組織力、動員力に勝る自・公が優位となる。何だかイカサマの匂いがする。15日付けのNHK(ウェブ版)は、全国49,000ヶ所の投票所のうち、30%にあたる16,000ヶ所で投票終了時間が繰り上げられる、と伝えた。これは大ニュースなのではないか。自分が住んでいる自治体が繰り上げていることを知らずに投票所に足を運んだ有権者はいなかったのか。この「投票終了時間の繰上げ」は、公職選挙法第40条1項に定められていたのだが、そこには「特別の事情がある場合」と規定されている。それが平成12年に施行された地方分権一括法により、各自治体の判断で変更可能になった。理由を明らかにしたのは熊本県合志市。ここでは8時までの投票時間を7時に繰り上げた。同市のホームページを見てみると「選挙結果を早く公表できる」「期日前投票の増加」、「投票時間の長さが投票率向上に結びつかない」「人件費の削減」などを挙げている。開票作業も連続勤務で、立会人も高齢で大変、云々。地方紙や全国紙地方版などから、投票時間繰上げのニュースを拾ってみた。 福島県―県内の全投票所(1312ヶ所)で1時間から最大4時間繰り上げ(100%)‥47都道府県のすべての記事を拾い上げることはできなかったが、ほぼ全国にわたって程度の差こそあれ、投票時間の繰上げは行われていたとみて間違いない。‥開票を早く終了すると、だれが得をしてだれが損するのか。少なくとも組織力・動員力に勝る自公に有利になることは間違いなさそうだ。朝刊が時間通り発行できる新聞、開票速報のスピーディさが演出できるテレビも恩恵を受けそうだ。霞が関にメスを入れようとする第3極に議席を多く獲ってほしくない官僚たちが、裏で示し合わせていたとは思いたくないが。

12.12.17 ★  時事 12.17 「 衆院選無効求め一斉提訴=全国14高裁・支部に−弁護士グループ【12衆院選】」 16日投開票された衆院選について、「1票の格差」を是正せずに実施したのは違憲として、弁護士グループが17日午後、選挙無効を求め、東京高裁など全国14の高裁・高裁支部に計27件の訴訟を一斉に起こした。最高裁は最大格差2.30倍だった2009年衆院選を違憲状態と判断。国会で格差是正関連法が成立したが、区割り見直し作業が間に合わず違憲状態のまま実施された結果、今回の最大格差は2.43倍に拡大した。訴状では、人口比例配分になっていない区割りで実施された選挙は正当とはいえず、違憲だと主張している。提訴後に記者会見したグループの升永英俊弁護士は「違憲状態の選挙で選ばれた国会議員に正当性はなく、国家権力の行使は許されない。公職選挙法の規定に基づき、100日以内に高裁と最高裁は判決を出すべきだ」と強調。久保利英明弁護士は「違憲状態を是正しなかった国会の責任を速やかに追及し、再選挙を言い渡すのが最高裁の役割だ」と話した。

12.12.17 ★  脱原発ハンストを実行する有志のブログ 12.17「脱原発ハンスト”ニュースVOL.120 」 これまで、私たちはハンストを通して、いろいろな気づきをえました。絶食という苦境の中から、電気の無駄遣い、食べ物のありがたさ、家族のあたたかみ、生きている事への感謝など多くのメッセージを頂きました。少数の意見ではありますが、とても身近な場面から、とても大切なことを改めて気付かされました。今を見つめ直し、これからの社会をどう変えていけるか、過去の過ちを反省し、過ちを繰り返さないように、過去から未来へのバトンをつないでいきましょう。これからもハンストを続けて行くことで、身近な暮らしから、見直すことに尽きるのかもしれません。子どもたちの、子どもたちの、子どもたちのために、あきらめず、いま私たちにできることをしていきましょう。 (村井雅清) ‥*24時間リレーの方法:  この主旨に賛同いただける人たちで、「24時間ハンスト」をリレーします。24時間のハンスト(水のみを摂取)を一人ずつ行い、次の一人にバトンタッチしていきます。それぞれが、それぞれの暮らしの中でやれる範囲でハンストを行ってください。  *参加者募集!!  ハンストを通じて原発や身の回りの暮らしに向き合って頂けたら幸いです。参加者でローテーションを組んで途切れる事なく行っていきます。参加ご希望の方は、ご都合のいい日と匿名希望の有無をお知らせください。ローテーションに組み込ませていただきます。一人また一人と思いの輪をつないで行きましょう!「今日はどこの誰がハンストしている。」などの情報も今後、HPやブログなどで発信していきます。

12.12.17 ★  時事 12.17 「電力株、軒並み大幅高=原発再稼働の思惑で 」 「脱原発」に慎重な自民党が衆院選で圧勝したことを受け、17日の東京株式市場では電力会社の株価が軒並み大幅に上昇した。東京電力には買い注文が殺到し、前週末終値比50円高の202円と値幅制限の上限となるストップ高を付けた。自民党は衆院選公約で、3年以内に全原発の再稼働の可否について結論を出すことを掲げた。市場では、自民党政権下で原発再稼働が進めば「電力会社の採算の改善が見込める」(大手証券)との思惑が広がっている。関西電力も一時150円高の932円とストップ高まで買われたほか、中部電力も一時166円高の1250円となるなど、原発を保有する電力9社の株価が全て上昇した。 

12.12.17 ★  ぽぽんぷぐにゃん 12.17「【3730万票、有権者半分以上の民意がムダ!?】死票率56%に上昇=民主は惨敗で8割超―衆院選【12衆院選】」 >16日投開票された衆院選で、小選挙区で落選候補に投じられ、有権者の投票行動が議席獲得に結びつかなかった「死票」は、全300小選挙区の合計で約3730万票に上った。小選挙区候補の全得票に占める「死票率」は56.0%で、前回の46.3%と比べ9.7ポイント増となった。‥約3730万票が死票に・・・。 投票率が戦後最低の59%、死票率56%ですから、投票に行った有権者の半分以上の民意が無視されたという結果ですね。 これが公正な選挙とはとても言い難い。 これは小選挙区制という死票が大量に出る制度の結果。

12.12.17 ★  田中龍作ジャーナル 12.16「【都知事選】 宇都宮けんじ氏敗北 「醒めた目の都民に声が届かなかった」」 16日、衆院選と同日投票で行われた東京都知事選。石原都政13年半の継承か否かが問われた選挙だったが、知名度と組織力で劣る宇都宮けんじ氏が大差で猪瀬副知事に敗れた。‥宇都宮候補が敗北の弁を述べた。「選挙戦自体は大変充実していた。市民ボランティアや勝手連の輪が広がり、熱気が感じられた。やるべき事はやった。しかし、勝手連の背後にいる、醒めた目で選挙を見つめる都民に、こちらの訴えを届ける活動が不十分だった」「石原都政に必ずしも満足していないとの確信を強めたが、選挙の投票と結びつかなかった」  宇都宮候補がこう述べると、支持者からは「がんばったよー」という掛け声が飛び、拍手がわいた。目頭を赤くする女性支持者もいた。‥宇都宮氏を支えた『人にやさしい東京を作る会』の中山弁護士は、「新しい形の選挙活動ができたことは非常に理想的だ。憲法改正や集団的自衛権の問題などに対して大きな柱として、今後とも活動を継続していく」と述べた。

12.12.17 ★  誰も通らない裏道 12.17「平成の大政翼賛 〜 改憲勢力455議席という時代の到来」 「これだけの事故が起きて、それでも変わらないというのであれば、この国はダメだと思います」 (京都大学原子炉実験所助教 小出裕章) 今回の選挙結果で私がなによりも驚いた、というよりも恐ろしいと感じたのは、自民(294)、公明(31)で再議決に必要な3分の2の勢力を獲得したことではない。 これに民主57、維新54、みんな18、国民新1を加えると455議席になることだ。私は11月22日のエントリーで、「いま野田がやっているのは、選挙後に、より自公と連立しやすくするための、いらない連中の振り落としと見ることもできる。」と書いたが、民主の残留組は元々自民と組むことに違和感のない、まさに自民党野田派といった面々だ。 これに元々タカ派丸出しの維新、さらに与党志向のみんな、国民新を入れると、実に衆議院480議席の94.7%が自民の政策に違和感のない勢力となる。 一方、「確かな野党」は共産党のキャッチフレースだが、それを拝借すれば、衆議院で「確かな野党」は未来、共産、社民、大地のトータル20議席しかない。 では自民の政策とは何か? まず原発は推進。そして消費税増税ということになる。 ところで、今回の選挙結果に一番安堵しているのは、原子力ムラの面々だろう。 何しろアベシンゾーは福島第一原発破局事故のA級戦犯(総理大臣時代に原発の破局事故は起こらないようにしているので対策は考えてなのだから、お仲間中のお仲間だ。

12.12.17 ★  NHK 12.17「電事連会長 “原発ゼロ”は見直しを」   今回の選挙結果を受けて電力各社で作る電気事業連合会の八木誠会長は、「今後、与党が政治のリーダーシップを発揮することで、真に国益や国民生活の立場からしっかりと重要政策を進めることを期待する。特にエネルギー政策は国民生活や経済活動に関わる国の基幹政策であり、長期的な視点でぶれることなく推し進めることが必要だ。2030年代に原子力ゼロを目指すとする『革新的エネルギー・環境戦略』はあまりにも課題が大きく、現実的なエネルギー政策とするために、新政権で見直しをお願いしたい」というコメントを発表しました。 ※選挙結果に勢いづいて、原発マフィアが巻き返そうとしています。

12.12.17 ★  小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ 12.16「「原子力発電には都会では引き受けることができないほどの危険を持っているが故に過疎地に押しつけるのだという結論だった。」東京新聞「あの人に迫る」小出裕章氏のインタビュー」 2012年12月16日、東京新聞「あの人に迫る」に、小出裕章氏のインタビューが掲載されました。‥2年後の定年後について尋ねると「生きているかどうかも自信がありません」との答え。聞くと、次男が障害がある状態で生まれ、3カ月で退院しながら半年で亡くなった経験から、「生き物はいつ死ぬか分からないと心底思っている」と打ち明けてくれた。この「決定的に私に教えてくれた」という死が、小出さんを強く、優しくしたのではないかと思った。東京電力福島原発事故が起きてからは、各地の講演会に引っ張りだこの京都大原子炉実験所(大阪府熊取町)助教の小出裕章さん(63)だが、それまでは少数派の一人として反原発を訴えてきた。足尾鉱毒事件に半生をささげ、来年没後100年になる政治家田中正造を最も敬愛する人物に挙げる。反骨の学者はどうやって生まれたのか。

12.12.17 ★ YOUTUBE「 山本太郎さん当選 」 ※TVニュースより。「山本太郎さんは脱原発で当選確実です。」‥‥若者たちが万歳三唱、わきあがる選挙事務所より中継‥‥‥‥‥。

12.12.17 ★  Canada de Nihongo 12.16「 第46回衆院選挙は、民意とかけ離れた不正選挙だった可能性が大きい」  昨日の第46回衆院選挙の結果に落胆している人も多いと思う。しかし、今回の選挙ほど、不正選挙の臭いがプンプンした選挙はこれまでなかった。 1.実際に投票した人とメディアの投票率の差 まずは、Twitterで投票場で長い行列ができ、みんながこんなに多くの人が投票するのはみたことがないとささやいていたにもかかわらず、メディアが発表した最終投票率は59%と、とても低かった。 2.メディアを使っての選挙妨害 すでに一定の組織票のある自公政権にとって、投票率の増加で他党の票が増えるのは望ましくない。だから、メディアを使って投票前から自公圧勝の報道を流し、有権者に「もう結果がわかっているのなら、投票にいってもしかたがない」という投票回避の気持ちを芽生えさせた。又、投票日には、投票場を早く閉めて、投票率を低下させるという選挙妨害を行ったのは明らかである。 3.選挙前から結果がわかっていた 選挙の結果が、メディアが報道していた通りとなった。なぜ、選挙前から、結果がここまで正確に予測できたのか。又、時事通信では、不正アクセスによって、投票日前に選挙の結果が公表されたという噂もある。もし、これが本当だったら、民意が全く選挙の結果に反映されない不正選挙が行われた可能性がある。 ※こういう見方が出るほど納得いかない結果です。

12.12.17 ★  東京 12.17「脱原発 世論6割、当選3割 3大争点すべてズレ」 衆院選では、原発政策とともに大きな争点だった消費税増税や憲法九条でも民意と選挙結果に隔たりのある結果となった。本紙が公示直前に行った世論調査と、東京都の二十五選挙区に立候補した百三十四人を対象に行ったアンケートを比較するとその差は歴然としている。原発では、世論の約六割が原発ゼロを訴えていたが、東京の二十五選挙区でも自民党候補が続々と勝利。当選した自民党の中にはアンケートで「原発ゼロ」と答えた候補もいたが、二十五人の中で脱原発を求める当選者は28%にとどまった。消費税増税について世論調査では反対が55.6%で、半数を超えていた。消費税増税は民主党と自民、公明両党の三党の枠組みで決めた。マニフェストで約束していなかったのに増税を決めた民主党は、世論の批判をまともに受けて惨敗。しかし、その代わり自民党が小選挙区で躍進し、公明党も議席を獲得したため、結局、増税勢力が多数を占めた。憲法九条は、世論調査では改憲反対と賛成が拮抗していたが、選挙結果では改憲し「国防軍」を明記すると主張した自民党が勝利。維新も含めた「改憲勢力」で三分の二を占めた全国的な傾向と同様の結果となった。  ※今回の選挙の結果はじっくり分析する必要があります。これで政治というものにがっかりして興味を失ってしまうと、日本の将来を捨てさることになります。

12.12.17 ★ 毎日12.16「東京都知事選:「浸透できなかった」宇都宮健児氏」 官邸前の大規模デモに発展した「脱原発」のようなうねりを、都知事選で起こすことはできなかった。前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏は、新宿区の事務所に集まった支持者を前に「都民は石原都政に満足していなかった。だが、投票に必ずしも結びつかなかった。浸透できなかった」と語った。‥未来、共産、社民の3党から支持を受けたが、選挙戦の主力はインターネットや口コミで集まったボランティア。陣営が把握しただけでも50以上の「勝手連」ができ、都が強化した漫画の表現規制に反対する人たちや、石原前知事の差別的発言に憤っていた性的マイノリティーらにも支援の輪は広がった。だが「反石原」の受け皿としての盛り上がりは、当選ラインに届くまでには至らなかった。脱原発デモの原動力にもなったネットが公選法の規定で告示後は使えなくなり、陣営は有権者への浸透に苦慮。衆院選で主要政党がこぞって「脱原発」を掲げたことも、他候補との対立軸を見えにくくした。終盤は防災対策などにも演説時間を割いて巻き返しを図ったが、差は縮まらなかった。 ただ、陣営には「(政党や業界団体などに依存する)トップダウン型でない、都民が担う選挙ができた」(選対本部長の上原公子・元国立市長)と一定の満足感も漂う。宇都宮氏は今後の政界挑戦について「未定」としながらも、都政を変える市民運動に携わり続ける意向を示した。 ※もしかしてと期待していましたが大差というのは意外な結果でした。でも宇都宮さんはよくがんばってくれたと思います。お疲れ様でした。

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