東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.8.20

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

12.08.20 ★  IWJ Independent Web Journal 「再稼働阻止・全国相談会 in 愛媛」(動画有り) 2012年8月19日(日)、松山ユースホステル 会議室で行われた、「再稼働阻止・全国相談会 in 愛媛」の模様。 大飯原発3・4号機再稼働に続いて、伊方原発、泊原発をはじめ全国の原発の再稼働への動きが加速している。今年7月15日には東京中央区で、5団体(再稼働反対・全国アクション、反原発自治体議員・市民連盟、経産省前テントひろば、ストップ再稼働現地アクション、たんぽぽ舎)の呼びかけで再稼働阻止・全国相談会が開かれた。そこでは全国的な運動の連携強化の必要性が確認され、再稼働阻止全国ネットをつくろう、との機運が高まる。今回はその具体化のために、伊方原発のお膝元である愛媛・松山で、全国相談会が開催される運びとなった。

12.08.20 ★ くろねこの短語 8.20「尖閣騒動の目くらましに騙されてはいけない。その裏で、原子力規制委員会人事案採決の足固めが進んでいる。」 マスメディアは尖閣一色のニュースを垂れ流してるけど、その影に隠れていろんなことが動き出しているようですね。‥もうひとつは、棚上げにみなっている原子力規制委員会の人事だ。今週の火曜日にも衆議院本会議で人事案が承認されるかも、という噂も飛び交っているようだけど、会期末は目と鼻の先に迫っているから何が起きても不思議じゃない。ああ、それなのに、それなのに、新聞・TVは尖閣諸島の大合唱。イ・ミョンバクが竹島に上陸した時には、「韓国領土だっていうなら、そんなパフォーマンスしなけりゃいい」なんて論調もあったのに、尖閣諸島に目立ちたがり屋が泳ぎついたら、なんか微妙に拍手喝采したりしてるんですね。尖閣諸島は日本が実効支配してるんだから、何も慌てることはないんです。ひょっとしたら、竹島も尖閣も、裏ではアメリカが糸を引いていて、「だから、オスプレイ必要なんだよ」って認めさせたいのかもしれないんだからさ。ま、いつもの妄想ですけどね。それはともかく、原子力規制委員会人事は、このままだとあれよあれよという間に、たいした議論もなく決まっていっちゃうかもしれない。で、決まった後に、新聞・TVは、形だけ批判して終わるって算段じゃないのでしょうか。原子力規制委員会人事いかんでは、今週は、日本の原子力行政の方向を決めるターニングポイントとなるかもしれない。 ※このところ急に規制委員会人事の話題がマスコミに登場しなくなったのは非常に危ない兆候です。

12.08.20 ★ おかんとおとんの原発いらん宣言 8.20「8・30は大阪市がれき説明会の日! 」 8月30日は、大阪中之島公会堂で 震災がれき受け入れについての説明会があります。 此花区以外の大阪市での説明会はこの日が最初で最後です。 大阪市では11月に試験焼却し、来年2月より2年間 3.6万トンのがれきを毎日燃やします。 大阪市内に住んでいる人は是非説明会に参加して、 橋下大阪市長にいろいろ質問してください。 大阪市外に住んでる人は、説明会場の外で 意志表示をしましょう。8月30日はみんなで中之島公会堂に集まって 橋下大阪市長へ意見を言いに行こう!

12.08.20 ★ 朝日 8.20「東電の再発防止策は不十分 被曝隠しで保安院」 東京電力福島第一原発で線量計「APD」を鉛カバーで覆って働かせた被曝隠しで、経済産業省原子力安全・保安院は20日、東電が提出した再発防止策の報告書は不十分だとして口頭で再検討を指示した。東電は再発防止策で、APDをつける胸元を透明にした防護服を導入するとしたが、今回の被曝隠しがあった作業は線量計の警報が3ミリシーベルトに設定されていたとして、3ミリシーベルト以上の被曝が見込まれる作業者に導入を限定した。保安院はこの数値の根拠が希薄だとして「対象範囲の拡大の検討が必要」と指摘した。また、従来の東電の放射線管理の社内ルールや下請け会社との取り決めは不正防止の観点からは不十分とみて、「改善が強く求められる」とした。東電の報告では、鉛カバーを付けると被曝量が実際より3割低く計測された。保安院は「3割もの影響は無視できないことから、悪質な不正行為が行われた」と判断した。ただ、今後は保安検査などで東電の取り組みを確認するとしており、報告書の再提出は求めなかった。東電の松本純一・原子力・立地本部長代理は、胸元が透明な防護服については「調達が十分になれば広げたい」とし、ほかの指摘を受けた点も「対応を考えたい」としている。

12.08.20 ★ NATIONAL GEOGRAPHIC 8.20「アメリカ、猛暑と干ばつで原発停止」 アメリカは今夏、記録的な猛暑と干ばつに襲われており、大量の水を必要とする発電所が深刻な影響を受けている。東海岸のコネティカット州から西海岸のカリフォルニア州に至るまで、干ばつによる水不足に加えて冷却用水の温度が猛暑で急上昇。数多くの発電所が電力生産量の減少を余儀なくされている。冷却水の水温規制値に関して、適用除外の特例を求めるケースも出ているという。 8月12日、コネティカット州南東部のニューロンドン近郊にあるミルストン原子力発電所では、原子炉2基のうち1基が停止した。冷却水として利用してきたロングアイランド湾の海水温度が、測定を始めた1971年以来最高レベルに達したためだ。再稼働の見通しは立っておらず、原発を運用する電力会社ドミニオン(Dominion)の広報担当ケン・ホルト氏は、「残りの1基では、湾内のより深い海水を汲み上げている。深層水に影響が及べば、もう打つ手がない」と話す。アメリカ原子力規制委員会(NRC)は7月、イリノイ州シカゴの南西約100キロにあるブレードウッド原子力発電所に対し、規制値を上回る温度の冷却水を使用する特例を認めた。また、イリノイ州の別の発電所では、冷却水用の池の蒸発が進み、水温規制値を超える恐れが浮上。ほかの水源から補給する特例をアメリカ環境保護庁(EPA)に申請する事態に追い込まれた。 ‥熱波で1万人以上の死者を出した2003年のヨーロッパでも、冷却水用の川の水温が高くなりすぎて、稼働レベルを下げる原発が相次いだ。「今夏のアメリカは何とか乗り切っているが、電力不足に陥る夏がいずれ来るだろう」とウェバー氏は語る。実際に冷却水源の水位が取水管の位置よりも低くなったために、操業を停止した発電所も出ている。

12.08.20 ★ @niftyニュース 8.20「19億円かかる汚染ゴルフ場の芝張り替え費用、東電の賠償提示額は「13万円」の非常識」 今年3月、「いわきプレステージカントリー倶楽部」(福島県いわき市・休業中)の総支配人、合津純一郎氏は東京電力の担当者から、「芝の張り替え費用として、13万円を支払う用意があります」と告げられた。 高濃度のセシウムに汚染され、荒れ放題となったゴルフ場内の芝はもはや復元不能で、全面張り替えするしかない。専門業者にその費用を聞くと、19億円という数字の入った見積書が返ってきた。ゴルフ場の芝面積は13万平方メートル。13万円だと、芝の張り替え費用は1平方メートル当たり1円の計算だ。合津氏が呆れる。 「福島市がセシウム汚染のひどい渡利地区の公園を除染したんです。そのときの公園内の芝の張り替え予算が1平方メートル当たり3000円。東電の提示額はその3000分の1にすぎません。東電は自社でゴルフ場も経営している。芝の張り替えにいくらかかるか、自社のゴルフ場に聞けばすぐにわかるはずなのに、いったい何を考えているのか」 その後、地元メディアがこのやりとりを聞きつけて報道すると、東電の対応は一変。 「報道直後、担当者から『計算違いの額を伝えてしまった』という連絡が入ったんです。1平方メートル当たり1円ではなく、1000円の間違いだったと。ちょっとニュースになっただけで、賠償額が一挙に1000倍になったというわけです。当事者間の交渉では常識外れの安い賠償額を提示しておいて、そのことが報道で明るみに出ると急に増額してくる。しかも、1000倍になったとしても1億3000万円。とても芝の張り替え費用には足りない。東電の誠意を疑います」(合津氏)‥「何度交渉しても時間のムダと悟ったんです。これまで東電から受け取った仮払金は250万円だけ。営業再開を信じて待っている従業員の生活もある。営業損害や清掃費用など、東電が認めている賠償金をまずは受け取り、残りの除染費用や芝張り替え費用などの賠償は裁判で争うことにしました」 だが、ゴルフ場側が勝てる保証はない。昨年10月、やはり放射能汚染で休業中の「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」(福島県二本松市)が東電に除染費用などを求めた裁判で、東京地裁は「原発から出た放射性物質は無主物で、東電の所有物でない。したがって賠償の責任はない」という東電の主張を認め、ゴルフ場の訴えを退けている。同じ理屈が採用されると、勝訴はおぼつかない。 「正直、裁判がどうなるか、予測はつきません。でも、こうなったら、もう法廷で争うしかない。そう覚悟しています」(合津氏) あまりにも非常識な主張と対応を繰り返す東京電力。そこには、放射能汚染の被害者に対する誠意はまるで見えない。 ※東京地裁は東電の「無主物」主張を認めたんですか。東電は論外として裁判所もとんでもない非道な役割を果たしています。東電から買収されたんでしょうか。その判断をした裁判官の名前をさらすべきです。

12.08.20 ★ @niftyニュース 8.17「原子力学会、原発事故調発足を発表…会合非公開」 日本原子力学会(会長=野村茂雄・日本原子力研究開発機構理事)は17日、東京電力福島第一原子力発電所事故の原因を究明するための事故調査委員会を発足させる、と正式に発表した。委員長は田中知(さとる)・東大教授で、委員は研究機関や大学の研究者ら約40人。21日に初会合を開き、来年末に報告書を公表する。会合は非公開の方針だという。これまで政府や国会、民間、東電の四つの事故調がそれぞれ報告書をとりまとめたが、同学会は原子力の専門家集団として事故原因の科学的な分析に重点を置くとしている。原子力ムラの一員とされる同学会のあり方についても議論する。 ※原発マフィアが巻き返そうとしているようです。

12.08.20 ★ @niftyニュース 8.17「官邸デモは「政権打倒が目的でない」と主催者の一人Misao氏」 「原発再稼働反対」を旗印にしたデモは、首相官邸前に毎週10数万人を動員するまでに巨大化し、ついに首相との面会目前まで辿りついた。このデモには明確なリーダーが存在せず、左翼団体の影もない。緩やかに個人が連帯することで規模を拡大してきたが、そうしたデモの特性は、すべて主催者の戦略だった。デモ主催者の名は「Misao Redwolf」という。長い髪を束ね、二の腕に彫られた大きなタトゥーがトレードマークの女性イラストレーターは、前例のない国民運動の戦略をどう描き、その目標をどこに据えているのか。“元ジャーナリスト”で自由報道協会代表の上杉隆氏に語った。‥Misao:原発再稼働に関しては、世論調査でも反対が多いし、反対の署名も何百万人も集まっていた。でも、私が抗議する上で大事だなと思うのは、その数が可視化されるということだと思うんです。例えば、自分が何かに抗議されている者とした場合、「あなたのことを嫌ってるのが20万人いるよ」っていわれても、ああ、そうですかというだけ。ただ、それが可視化された状態で20万人に直接バーッと家の前まで来られたら、やっぱり、圧力を感じますよね。心理的に絶対そうなんですよ。だから、目に見えてるっていうのがすごい大事なんです。‥私自身、2007年頃から反原発運動を始めたばかりの新参者だし、いまデモを主催する反原発連合に入っている13のグループのうち、11団体は3.11以降にデモを始めた人たちです。みな一般の感覚に近いので、とにかく普通の人たちが来やすい雰囲気を心がけました。

12.08.20 ★ みんな楽しくHappy?がいい♪ 8.20「「政府と省庁が圧倒的に信頼を失っていったワケ」〜コミュニケーションは成立するのか?〜東大影浦教授8/9細野大臣私的懇談会(動画・内容書き出し)」 「他のいろんな情報源と比べましても、 信頼を失ったのは圧倒的に政府や省庁であるという事がここで分かります」 「政府と省庁が2011年にかくも圧倒的に信頼を失ったのはどうしてか? という事を考えてみたいと思います」 政府・省庁の信頼が落ちていったことを、いくつかの例をあげながら事実として検証していきます。 その場で細野豪志さんが聞いていると思うだけで 書き出しながらクスクス笑っちゃったww 笑いながら、そして、コミュニケーションについて学びながら書いていたら、 影浦先生の部分を全部書き出しちゃいましたw 長いです。 影浦峡教授に(。・∀・ ハ)'`゚チ'`゚チ゚  ※めちゃ長いおこしをごくろうさま! しかし政府が決して国民のことを第一に考えていないというのは昔からのことですが、それが誰の目にもはっきりしたという意味では良かったと思います。

12.08.20 ★ ざまあみやがれい! 8.20「ついに録画を公開 「電通のメディアコントロールを暴く」8/19放送分(動画)」 2012年8月19日19時から、Ustreamの生中継だけで放送していた番組「電通のメディアコントロールを暴く」をアーカイブとして公開いたします。‥2012年8月19日19時からの「電通とメディアコントロール」のテーマは以下のとおり。 3.11直後の福島刑務所  原発比率パブリックコメントへの広告代理店の絡み方  福島県「除染情報プラザ」を電通が15億円で受注 パソナに丸投げ  環境省の入札記録の公開について  過去最高のメダル獲得数だったオリンピックの舞台裏 2020オリンピックの東京招致  ビッグコミックスピリッツの原発事故パロディー漫画

12.08.20 ★ ゲンダイネット 8.16「まだあった!東電 会議映像 トンデモ発言の数々」 9月7日まで報道陣に“公開”されている東電の原発事故当時のテレビ会議映像。計150時間の動画のうち、音声付きはごく一部。「ピー音」ばかりで画質不鮮明だから、「まるで古いアダルトビデオだ」と非難ゴウゴウだ。それでも、うっかり東電が修正し忘れたのか、あえて残したのか、中には当時のトンデモ発言がゾロゾロ――。例えば、1号機が水素爆発を起こした翌日の昨年3月13日午前の会議映像。東電広報班の担当者が、こんなことを口にしている。 「日曜日の朝のテレビ局の報道ぶりが非常に良くないという情報が入っております。とくにTBSの関口宏のサンデーモーニングですね。東京電力は何もやっていないというような言いっぷりが出されたようですので、営業ルートで今すぐ抗議しております。(中略)その他も(報道に)目に余る部分があれば、きちんと厳正に対処したいと思います」 1号機爆発で大量の放射能がばらまかれ、半径20キロ以内の住民に避難指示が出たばかりなのに、まだ会社のメンツを気にしていたのだからア然だ。「営業ルートで抗議」という発言には、カネの力にモノをいわせてマスコミを黙らせてきた東電のゴーマン体質が透けて見える。‥さらに、こんなユル〜イやりとりもあった。 吉田昌郎所長「2号機のブローアウトパネル(建屋壁面の穴をふさいでいるパネル)は、何かもう、たぶん1号機の爆発のときか……」 本店社員「ズレてるの?」 所長「開いちゃってるみたいだっていう情報があります」 本店「ラッキー!」 所長「未確認だから、喜ばないでね」 本店「つい喜んじゃったよ」ほかにも、3号機の水素爆発の可能性について、「国民を騒がせるのがいいかどうかの判断だけど。会見で聞かれたら否定するよ」(勝俣恒久会長)、水素爆発後はロクに確認もしないまま、「保安院がそう言っているんだから、いいんじゃないの。この水素爆発で」(高橋明男フェロー)など、放言のオンパレードなのだ。 ※国民をふみつけてふんぞりかえってる東電の様子をよく表しています。

12.08.20 ★ 47NEWS 8.17「世界の原発発電量4・3%減 11年、過去最大の減少割合」 2011年の世界の原子力発電による発電量は2兆6487億キロワット時で、前年比4.3%の減少だったとの調査結果を英石油大手BPが17日までにまとめた。世界の原発の発電量は06年をピークに減少傾向だが、今回の減少割合は過去最大となった。東電福島原発の事故やそれを受けたドイツの脱原発政策により、先進国の発電量が前年比マイナス6.4%と大幅に減ったことが理由で、この傾向は当面続きそうだ。BPの統計は、世界のエネルギー需給に関する包括的で信頼性の高いものとして知られている。11年の日本の原発による発電量は1629億キロワット時で10年から44.3%減少。

12.08.20 ★ 47NEWS 8.19「 30%超が再生エネに期待 主要企業109社調査」 共同通信社は18日、主要企業109社を対象に実施したエネルギー政策と景気に関するアンケートをまとめた。原発に代わる電力源として全体の30%余りが「太陽光や風力などの再生可能エネルギー」を挙げており、普及への期待が高いことを示した。ただ原発比率をゼロにすることには慎重姿勢だ。景気関連では、消費税増税が実施された場合に33%が「消費意欲減退による売り上げの減少」を見込むなど、懸念する回答が目立った。原発の代替電源に再生可能エネルギーを挙げたのは35社で、「火力」が10社だった。原発に代わる有力な電源はないとした企業はわずか3社にとどまった。

12.08.20 ★ 大分合同新聞 8.16「原発事故で西日本へ移住 ネットで情報発信」 東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発の事故をきっかけに、東京などから西日本に移住している人たちがいる。「原発事故による放射能汚染からの“避難者”が苦労しながら身近に暮らしていることを知ってほしい」と、東京から佐伯市に戻った経営コンサルタントの新納昭秀さんらが、インターネットなどで同じ境遇の仲間を見つけながら情報発信している。新納さんは昨年6月から、体調を崩して帰郷。津久見市の震災がれきの受け入れ問題を通じた情報交換をする中で、避難者が予想以上に多く、厳しい境遇に置かれていることを知った。避難者の多くが、十分な収入が得られなかったり、住む場所や仕事を確保しにくかったりと多くの課題を抱えているという。5日には、インターネットで知り合った編集者の神原将さん=広島県呉市=と一緒に、県内に住む避難者6人が豊後高田市に集まり、思いを語り合う場を設けた。避難者間のネットワークづくりにも役立てたいと、その様子をネット(http://www.ustream.tv/channel/iwj-oita1)で流している。神原さん自身、東京から呉市に家族で移住した避難者の一人。経緯を『原発引っ越し』という本にまとめ自費出版した。「避難者は安全な場所として選んで住み始めたものの、頼る人がなく、多くの困難を解決できないでいる場合が多い。地元の人は温かく迎えてほしい」と訴える。新納さんが知っているだけで、放射能汚染から逃れるため佐伯市に移住した人は5人。「県内の他の地域にも、原発事故がきっかけで避難した人が相当数いるのではないか。互いに連絡が取れると心強いはず。そのような機会を積極的に作っていきたい」と話している。新納さんの連絡先はTEL. 090-6490-8479、メールアドレスshinnoh@biz-masters.com

12.08.20 ★ 琉球新報 8.19「オスプレイ制御コンピューター操縦指示従わず 墜落恐れも」 米軍普天間飛行場で本格運用が予定されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、操縦ミスで失った制御を取り戻そうと操作しても、低速飛行時はフライトコンピューター(操縦制御装置)が操縦士の指示に従わず、そのまま墜落する可能性が高いことが分かった。国防分析研究所でオスプレイの主任分析官を務めたレックス・リボロ氏が本紙の取材に対し明らかにした。リボロ氏は4月にモロッコで発生した墜落事故について「オスプレイは低速飛行時に機体の安定性を保つためパイロットの操縦を無視するよう設定されている。追い風とナセル(エンジン部)の過変調が重なって制御を失ったこの機種特有の事故で、今後も繰り返し起こるだろう」と指摘した。海兵隊はオスプレイの安全性について「コンピューターが毎秒何万もの情報を集積し、機首を正しい方向に向けたり、自動でバランスを取ったりしている」と説明しているが、高性能のコンピューターで制御されたオスプレイが人為的ミスや強風などに弱いことがあらためて浮き彫りになった。

12.08.20 ★ 田中龍作ジャーナル 8.19「【松山報告】 「伊方原発は地元だ」 一蓮托生の市民が再稼働反対集会」 「伊方の龍神様が怒っとる。原発のために祠を勝手に移動させた。核と人間は共存できない。福島の次は伊方でないかと凄く怖かった。伊方の下にも断層が走っとる。国は国民を守らない。国民の声を聞かない。みんなの声で(再稼働を)止めるしかない」――  こう訴えているのは伊方原発から10キロ圏内に住む高齢の女性だ。鬼気迫るスピーチは、年齢を感じさせない。大飯原発の次に再稼働すると目されている伊方原発は、四国を横断する中央構造線の真上にある。もし大規模地震に襲われれば制御棒が原子炉に入るのが間に合わず、大事故を引き起こす可能性が高い。  狭くて浅い瀬戸内海は瞬く間に放射能汚染されるだろう。瀬戸内の漁業は壊滅的となる。四国、山陽、九州北部の野菜も放射能を被ることになる。原子力規制委員会人事の国会採決が目前に迫る19日、「ストップ伊方原発再稼働 止めよう大飯原発 8・19松山行動 in 愛媛」集会が開かれた。「伊方は地元だ」。危機感を持った人々約400人が全国から松山市の堀之内公園に集まった。昼過ぎに集会が始まって間もなくすると、空は一転俄かにかき曇り猛烈な雷雨が襲ってきた。前方が見えないほどの豪雨と空が割れるような雷音だ。参加者たちはテントに避難したまま身動きがとれなかった。自然の前に人間は無力であることを「再稼働反対集会」で思い知らされたのであった。天の啓示だろうか。‥狭くて地震の多い国土に住む日本人にとって、原発とは一蓮托生なのだ。原発がある限り不幸で恐ろしい運命から逃げられない。20日には集会参加者たちによって「再稼働阻止をめざす全国ネットワーク」が結成される見通しだ。

12.08.20 ★ 毎日 8.17「神舞:平安の恩に 伊美と祝島の1000年交流 /大分」 国東市国見町伊美地区の神職や神楽を舞う里楽師(りがくし)を4年に1回招く、山口県上関町祝島の神事「神舞(かんまい)」が16日始まった。約50キロの海を隔て1000年以上も伝えられる。神楽や神事が展開。最終日の20日に出船神事がある。伝承によると886年、伊美の住民が京都から海路で帰る途中、嵐で祝島に漂着。温かなもてなしを受け、その礼に穀物の種を渡したのが起源という。現在は山口県指定無形民俗文化財だ。初日は、伊美港で祝島から来た御座船など4隻に小深田二大(こぶかたつぎひろ)宮司ら計20人が乗り込み、大漁旗で装飾した島の奉迎船や櫂伝馬(かいでんま)(船)が出迎える中、祝島漁港へ到着。島民や観光客は勇壮な海上絵巻を存分に堪能した。 ※映画「祝(ほうり)の島」「ミツバチの羽音と地球の回転」に4年前の神舞が写されています。

12.08.20 ★ 毎日 8.18「核燃サイクル:秘密会議問題 メモ発見 エネ庁係長3人、7回作成」 内閣府原子力委員会が原発推進側だけで「勉強会」と称する「秘密会議」を開いていた問題に絡み、枝野幸男経済産業相は17日の記者会見で、これまで「見つかっていない」としてきた秘密会議の議事メモが内部調査で見つかったことを明らかにした。経産省は、秘密会議に関する内閣府の検証チームに「個人のメモを含めて作成していない」と説明し、提出していなかった。経産相は「職員の認識不足と不注意が重なった結果で、組織的隠蔽ではない」として、関係した職員を処分しない方針を示した。メモを作成していたのは資源エネルギー庁の係長3人。23回開かれた秘密会議のうち7回でメモを作成し、電子メールで課内の職員らに送信していた。3人はメモを提出しなかった理由を「個人的に作成したものなので検証対象にならないと思った」「作成したことを失念していた」などと説明しているという。 ※よくもまあぬけぬけと「組織的隠蔽ではない」と言えるものです。まさに原発マフィアが組織的にやったものと言えますが、よくばれたものです。

12.08.20 ★ DAILYMOTION「ルポ 原発作業員 〜福島原発事故・2年目の夏〜」 NHK ETV特集 2012.8.19。 福島第一原発では、事故から一年たった今も毎日3000人の作業員が事故収束作業にあたっている。その6割が地元福島の人だ。故郷を放射能に汚染されてなお、原発での仕事を生活の糧にせざるを得ない。作業員たちはどのような状況に置かれ、どのような思いを抱えているのか。福島県東部の浜通りにある2つの下請け企業の協力を得て、その日々を見つめた。 大手プラントメーカーの下請けとして事故前から原発の仕事を続けてきた「東北イノベーター」。毎日12人の従業員が第一原発の仕事に向かう。事故前から20年以上、福島第一原発を中心に定期検査やメンテナンスの仕事を続けてきた。事故後、第一原発の現場では、毎時数ミリシーベルトを超える高線量の場所が数多くあり、毎日の被ばく量も「0.3」「1.8」と“ミリシーベルト単位”だ。そうした高い被ばくを伴う現場に夫を送り出す家族は不安な日々を送っている。 原発事故後、現場には大量の作業員が必要となり、これまで原発の仕事とは関わりの無かった人たちも原発での仕事を始めている。川内村の「渡辺重建」では、震災で仕事を失った若者たちに声をかけ、去年7月から第一原発での仕事を始めた。みな事故前は、バスの運転手やアパレル工場、ゴルフ場など、原発とは関係の無い現場で仕事をしてきた人たちだ。一年間で、40ミリシーベルト近くの被ばくをしており、法令の限度内とはいえ、健康への不安を感じている。 こうした下請け作業員の不安に地元福島で40年以上向き合ってきた石丸小四郎さん。被ばくによる労災 支援などを行ってきた石丸さんのもとには、今、作業員たちから現場の実態が寄せられている。その聞き取り調査から、原発での労働実態やその問題点も明らかになってきている。

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