東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.7.11

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12.07.11  福島民友 7.11「浪江町に結果伝えず 11年3月13日の線量測定」  平野博文文部科学相は10日の参院予算委員会で、文科省が2011年3月13日に浪江町の放射線量について、海側と山側をモニタリングカー(測定車)で計測していたことを明らかにした。測定結果は15日までに政府の現地対策本部に報告したが、浪江町の馬場有町長には伝えられなかったという。計測結果が町に伝えられていれば、避難の判断に有効に役立てられた可能性があり、平野文科相は同省で経緯を調査する方針も示した。同省はこれまで、11年3月15日午後8時すぎに、福島第1原発から約20キロの同町北西部、大柿ダム周辺の国道114号で測定車を使って測っていたことを公表。緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による予測結果を基にした判断だったことも明らかになっている。しかし、これより早く、1号機原子炉建屋が水素爆発した翌日には測定車を現地に入れ、実測値を入手していたことになり、情報提供と住民避難への姿勢があらためて問われそうだ。

12.07.11  47NEWS 7.11「必要数超えたと静岡の市民団体 浜岡原発県民投票の署名」 市民団体「原発県民投票静岡」は11日、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働の是非を問う県民投票に向けた2カ月間の署名活動で、川勝平太知事に条例制定を直接請求するのに必要な約6万2千を上回る数が集まったと明らかにした。実際の署名数を12日に発表する。署名集めは5月に始まり、期間中に市長選が告示された下田市を除き7月11日までとなっていた。下田市は18日までの予定。地方自治法に基づき、直接請求には県内有権者の50分の1が必要。今後、市町の選挙管理委員会の審査を経て、有効署名数が確定すれば直接請求する。

12.07.11  Bloomberg.co.jp 7.11「小沢氏:新党「国民の生活が第一」を結成、衆参49人−反増税・脱原発」 消費増税関連法案に反対して民主党に離党届を提出し、除籍された小沢一郎氏らが11日、新党「国民の生活が第一」を結成した。代表に就任した小沢氏は新党設立総会で、消費増税法案を撤回させるべく行動するなどと語り、野田佳彦政権と対決していく姿勢を示した。 小沢氏はまた、原発を過渡的エネルギーと位置付け、脱原発の方向を鮮明にする、スケジュール感を持ったデフレからの脱却を目指す経済対策を打ち出すなどの方針も明らかにした。新党への参加者は衆院37人、参院12人の計49人となった。 ※脱原発の方針がはっきりしているなら支持します。‥社民党、共産党、みんなの党なども同じくです。

12.07.11  さようなら原発1000万人アクション「 7・16は「さようなら原発10万人集会」へ!」 日時:7月16日(月・休)12:15~ 会場:東京・代々木公園B地区全体(サッカー場、イベント広場、ケヤキ並木周辺) 内容:場内にステージを4~5ヵ所設置します。【第1ステージ サッカー場】 12:15~ ●オープニングライブ:小室等&こむろゆい+梅津和時&モア 12:55~ ●開会あいさつ  神田香織 ●呼びかけ人:坂本龍一、鎌田慧、内橋克人、大江健三郎、 落合恵子、澤地久枝、瀬戸内寂聴 ●発言  広瀬隆 ●大飯原発現地  中嶌哲演 ●福島から:武藤類子 ●閉会あいさつ  神田香織 ●事務局よりパレード説明 ●ライブ:フライングダッチマン、スイシンジャー  15:00 終了  ※パレード出発:13:30~(集会中に出発します)。【第2ステージ 野外音楽堂】 ●11:30 司会あいさつ(古今亭菊千代) ライブ:制服向上委員会 ライブ:伴英幸&スイシンジャー 首都圏反原発連合 >12:20 野外ステージ休憩 ●14:00~ 司会あいさつ(古今亭菊千代) 発言:川野浩一(原水禁議長) ライブ:寿[KOTOBUKI] 発言:湯川れい子、雨宮処凛、池田香代子、重茂漁協、香山リカ 、脱原発をめざす首長会議(三上元・静岡県湖西市長、保坂展人・世田谷区長、上原公子・元国立市長)、松本哉、吉岡達也(脱原発世界会議) ライブ:佐藤タイジ ライブ:TEX&SUN FLOWER SEED >16:12終了

12.07.11  時事 7.11「ロボット投入、操作不能に=3号機原子炉建屋地下で−福島第1」  東京電力は11日、放射線量の測定や映像撮影のため、福島第1原発3号機原子炉建屋地下に無人走行ロボットを投入したところ、操作不能になったと発表した。同社は「放射線量が高く、当面ロボットの回収は難しい」としている。東電によると、ロボットを使った作業は11日午前11時から午後3時まで行われた。格納容器の一部で、水をためる圧力抑制室を収納する「トーラス室」でロボットを走行させ、調査を実施。線量は最大で1時間当たり360ミリシーベルトを記録した。ロボットは有線で操作していたが、途中で動かすことができなくなった。東電は「原因はまだ分からないが、有線のケーブルが損傷したことなどが考えられる」としている。ロボットには水の流れる音などを把握するため、録音機器も取り付けており、その回収も当面できなくなった。 ※野田首相が収束宣言をしてから半年以上たってもこの有様です。

12.07.11  毎日 7.11「伊方原発:再稼働、決議で賛否表明 岡田県会議長「知事一任しない」 /愛媛」 四国電力伊方原発3号機(伊方町)の再稼働について、県議会の岡田志朗議長(自民)は10日、決議などの形で県議会として賛否の判断を示す方針を明らかにした。関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働の判断について福井県議会は事実上知事に一任したが、岡田議長は「一任はしない」と明言。判断時期は国からの再稼働要請後としている。6月定例議会閉会後の定例記者会見で答えた。岡田議長はプルサーマル計画を巡る対応でも、福井県議会が99年に当時の知事に判断を一任したのに対し、県議会は06年に伊方での推進を決議したことを指摘。「今回も、決議も含めて状況を見極めたい」とし「県民の負託に応え、また二元代表制の一翼を担う意味でも方向性を出すことが必要だ」と理由を説明した。「国による安全性確認や責任ある説明、再稼働要請がない中、踏み込んだ議論はできない。今は国の動向や地元の意見、四国電力の対応などを踏まえながら議論を深める時期」と指摘。これまで通りエネルギー・防災対策特別委員会などで議論個人的意見として「現状では(電源の)ベストミックスは原発も含めた形でないと難しい」と、四国では当面原発が必要との認識を表明。同席した明比昭治副議長(自民)も同様の考えを示した。この日の本会議では、伊方原発の再稼働を認めないよう求める請願141件すべてが不採択。安全性などの条件がクリアされれば、再稼働を容認する意見が目立っている。を続けながら、最終結論は国の再稼働要請後、本会議など全議員による議論で決める考えを明かした。

12.07.11  YOUTUBE「俺が見た大飯原発オキュパイ」 2012年6月30日〜7月1日、大飯原発の再稼働を止めようと全国からたくさんの人たちがゲート前に集まった。現場では常にドラムが鳴り、コールが響き、対峙する機動隊-員への語りかけが続けられた。 再稼働は強行され、座り込んだ市民も機動隊に強制排除された。それでも、続々と人は集まり続けた。 誰一人として、何一つとしてあきらめていない。大飯原発をただちに停止せよ!! ※山水人関係のヒデヨヴィッチ上杉さんの撮影&編集による動画です。

12.07.11  毎日 7.11「がれき漁:魚は取れないが海で生きるしか…いわき・ルポ」 「ここは出口のない海だ」。放射能汚染のため漁を中断している福島県いわき市漁協の組合長で「第23常正丸」船主、矢吹正一(75)が11日朝、「がれき漁」が続くいわき沖の船上でつぶやいた。再稼働か廃炉か決まっていない東京電力福島第2原発が遠くかすんで見える。魚を取れず、震災がれきを拾うことで糧を得る福島の漁師の叫びを聞いた。‥福島第1原発事故の影響で、多くの魚の放射線量が1キロ当たり100ベクレルを超える。矢吹は言う。「基準値を下回っても、数字が出ているうちは誰も買わない。水俣の魚は熊本県が安全宣言(97年)しても、風評被害で今も売るのが難しいってこと、知ってるかい」。未来を見通せない。水産庁は漁場復興を目的に、青森から三重までの太平洋沿岸7県の漁業者らにがれき回収を委託、計約363億円の予算を組んだ。東電は、操業できない福島の船主らに対し、最高水準の水揚げ高の約8割を3カ月ごとに賠償金として支給している。この二つで船主らは船員に「給与」を払い、海離れを何とか防いでいるのだ。

12.07.11  毎日 7.11「原発ゼロの会:東電経営形態の再検討を提言」 超党派の国会議員9人でつくる「原発ゼロの会」は11日、東京電力福島第1原発事故について「責任があいまいなまま国民負担が膨大になる恐れがある」として、会社更生法に基づく破綻処理など、東電の経営形態の再検討を求める提言を発表した。国会議員から署名を募り、来週にも枝野幸男経済産業相に申し入れる。提言は「東電による合理化努力は不十分」と批判し、東電の経営責任の明確化、電力料金値上げ幅の大幅圧縮などを求めている。 ※東電は破綻処理しかありません。今のママで体質が変わることなどありえません。

12.07.11  DAILYMOTION「 20120710 「電力自由化」その課題とは?」 VOICEより、特集。 電力が自由化されるとどうなるだろう。 にわかに加速してきた電力自由化の動きと現状、そして課題を詳しく伝える。

12.07.11  朝鮮日報 7.11「原発汚職:韓国水力原子力の幹部22人を逮捕・起訴」 蔚山地検は10日、納品や受注をめぐって便宜を図る見返りに賄賂を受け取ったとして、韓国水力原子力(以下、韓水原)=韓国電力公社の子会社=の幹部や納品業者の代表者など31人を逮捕し、計47人を起訴した、と発表した。これは、国営企業による収賄事件としては、過去に例がない規模だ。検察が逮捕・起訴した韓水原の幹部は22人に達した。その内訳は、室長・局長級の2人など本社の幹部が6人、古里・霊光・月城など各地の原子力発電所の現場部門の幹部が16人となっている。検察はまた、これらの幹部に対し賄賂を渡した納品業者の代表者や原発のブローカーなど9を逮捕・起訴し、また同じ容疑で納品業者の社員など16人を在宅起訴した。蔚山地検の具本鎮(ク・ボンジン)次席検事は「幹部らが受け取った賄賂の額は約22億2000万ウォン(約1億5400万円)に達し、1人当たり平均で1億ウォン(約700万円)を超える計算だ」と発表した。検察によると、韓水原本社のK管理局長は、監査室長時代の2010年11月、自らの執務室で、原発の納品業者の代表A容疑者から4000万ウォン(現在のレートで約280万円、以下同じ)の現金や小切手を受け取るなど、納品業者2社から7000万ウォン(約490万円)を受け取ったとして逮捕・起訴された。また、古里原発第2発電所機械部門のP課長(52)は、特殊断熱材の代わりに一般の断熱材を納品した事実に目をつぶる見返りとして、08年から最近にかけ、蔚山市内のある業者から4億5000万ウォン(約3100万円)を受け取ったとして逮捕・起訴された。捜査班の周辺では「韓水原はあらゆる賄賂が横行する『不正の伏魔殿』だった」という声も出ている。このような大規模な不正は、韓水原の社員らが、納品などの業務について高度な専門知識を必要とする点を悪用し、集団で金品をやり取りするシステムを構築したために可能となった。このような行為を食い止めるための監査機能は、事実上有名無実化していた。 ※韓国の検察は正常に働いているようです。福島の事故だけでなく日本の原発をめぐってこんな逮捕・起訴があったのは聞いたことありません。日本の検察の存在意義が問われています。

12.07.11  DAILYMOTION「20120710 国会事故調を検証1 津波原因覆す?到達時刻と写真」 報道ステーションより。 先週出された国会事故調査委員会の最終報告を検証する1回目。 きのう突然、東電が3.11に福島第一原発をおそった津波の写真33枚を公開した。 この写真の中に、東電のこれまでの主張を覆しかねない重大な矛盾が見つかった。

12.07.11  毎日 7.11「この国と原発:第6部・輸出の最前線で今/上(その1) 日韓セールスし烈」 東京電力・福島第1原発の事故から10カ月余りが過ぎた今年1月。総合電機大手、東芝の首脳陣はトルコからの知らせに耳を疑った。「韓国の李明博(イミョンバク)大統領がトルコを訪問する」。東芝幹部の一人は「原発受注に向けたトップセールスだ」と険しい表情でつぶやいた。李大統領は2月上旬にエルドアン首相と会談、その直後からトルコの原発建設をめぐる競争が激化し始めた。‥日本は福島の事故を経験した後も、輸出促進の方針を見直していない。政府は自民党政権時代の06年に「原子力立国計画」を策定。民主党への政権交代後も方針を引き継いだ。日本の製造業の国際競争力に陰りが見える中、原子力産業は日本が現在も最先端の技術を誇る数少ない成長産業でもある。

12.07.11  毎日 7.11「秘密会議:原子力委員長らを刑事告発へ 東京の弁護士ら」 内閣府原子力委員会が秘密会議を開き、小委員会で使用予定の議案などを電気事業者に事前提供していた問題で、東京都内の弁護士が来週にも、近藤駿介原子力委員長ら27人を、国家公務員法(守秘義務)違反容疑などで検事総長に刑事告発する。職員以外に知らせてはならない場合に指定される「機密性2情報」を含む32件402ページについて、秘密の漏えいに当たると主張する。告発するのは「脱原発弁護団全国連絡会」の望月賢司弁護士。同会を通じ告発人となる弁護士を募ったうえで告発状を出す。27人は近藤委員長を含む5人の全原子力委員のほか▽内閣府▽文部科学省▽経済産業省・資源エネルギー庁▽独立行政法人「日本原子力研究開発機構」の各職員ら。告発容疑は27人が共謀し、昨年11月〜4月の秘密会議で事業者7人に秘密を漏らしたとしている。望月弁護士は、原子力委が6月4日に公開した秘密会議配布文書を分析。「機密性2情報」と明記された文書6件32ページは「1〜3の3段階で行われる秘密指定のうち上から2番目で『職員だけが知りうる状態を確保する必要がある』と定められている」として違法性は明白だと主張する。10件329ページに及ぶ小委員会の議案は秘密指定されていないが、国の運用例に「公表前会議資料は機密性2」と記載されており「当然秘密にされるべきだ」とする。特に2月2日配布の議案には原発反対派で小委員会メンバーの伴英幸・原子力資料情報室共同代表の意見書が付されており「反対派の出方を推進派に知らせる極めて悪質な行為」と指摘する。

12.07.11  DAILYMOTION「 20120711 東電「もうけ」多く経産と指摘 消費者委員会」 モーニングバードより。 東京電力の家庭向け電気料金の値上げを検証している消費者委員会は、東電がもうけを多く経産していると指摘。値上げ幅を抑えられるという。

12.07.11  DAILYMOTION「20120711 事故報告書「捏造」か!? 対立する東電と浪江町」 モーニングバードより。 きのう野田総理は福島原発周辺の自治体に対し、事故直後の情報公開に不備があったと謝罪した。 その一方で東電と浪江町は、福島原発事故2日後に説明に行った行っていないで真っ向対立している。 今日の夕方、東電から回答があることになっている。

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