東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.7.8

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

12.07.08   中日 7.3「「放射性物質東電に返す」 福島の男性、汚染土背に抗議の歩み」 東京電力福島第1原発の事故に抗議しようと、福島県二本松市のNPO職員関久雄さん(61)が、放射能に汚染された自宅庭の土を入れたリュックサックを背負い、東京を目指して歩いている。東電と経済産業省の職員に手渡すつもりだ。「汚染された土を突き付け、事故の責任を明確に意識させたい」と訴えている。「この中に含まれる放射性物質は私たちの物ではない。国と東電に返したい」2日、宇都宮市に入った関さんは、ビニール袋に入った少量の土を手に、険しい表情で語った。持ち歩いている放射線量測定器をかざすと、毎時0.27マイクロシーベルトを示した。24時間身に付けているとすると、単純計算で、155日間で一般の人の被ばく線量限度である年間1ミリシーベルトに達する程度。持ち歩いても、周囲への影響は少ないと判断した。環境省と文部科学省によると、放射性物質を含んだ土の遺棄は放射性物質汚染対処特別措置法に触れる可能性があるが、携行を取り締まる法律はない。関さんのNPOでは廃校を利用し、農業体験や自然との触れあいの場を子どもたちに提供してきた。事故直後、自宅前の土や芝生の放射線量は毎時7~9マイクロシーベルトの高い値に。表土をはぎ取るなど対策を講じたが、今も0.7マイクロシーベルト前後を計測し、室内でさえ0.2~0.3マイクロシーベルトある。関さんは過去にも、使用済み核燃料再処理工場がある青森県六ケ所村から高速増殖原型炉「もんじゅ」が立つ福井県敦賀市まで複数の仲間とリレー形式で走った経験がある。6月上旬に二本松市を出発し、仕事が休みの月曜と火曜を利用して東京に向かった。前回歩いた場所までは知人の運転する車などで歩みを進めてきた。「原発いらない」「こどもを逃がせ」と手書きした段ボールを体にくくり付ける。それを見た通りがかりの車から、支援のクラクションが鳴る。時には、止まって「がんばってください」と言ってくれるドライバーも。出会った人たちに、福島の現状を話した。16日に東京・代々木公園で行われるデモ「さようなら原発10万人集会」に間に合わせるためすべての道のりを歩くことは断念したが、9、10日は「ホットスポット」が多い千葉県我孫子市、松戸市などから東京・浅草まで歩く予定。17日に東電本店や経産省前で予定されるデモの際、土を手渡すつもりだ。「土ぼこりを防ぐマスクを欠かせなくなったし、地面に座って休息することもあり得ない」と関さん。「子どもたちは外で遊ぶ機会が減り、体重が落ちている。そんな状況にあることを、汚染土を手にして痛感してほしい」と力を込めた。
(関連)カフェ・れら「「灰の行進」ー福島の男性、汚染土背に抗議の歩みー」 7月17日 pm6:30〜 国立市のカフェで関久雄さんを迎えて集まる会があります。

12.07.08   DAILYMOTION「20120707 がれき "2000万トン"の衝撃」 NHKスペシャル シリーズ東日本大震災「がれき "2000万トン"の衝撃」 東日本大震災で発生したがれきは、東北3県の沿岸部だけでも1880万トン。これは阪神・淡路大震災を超え、過去最大級とも言える膨大な量である。そのうち、今年5月までに処理が終わったのは2割に満たない。今も、被災地には高さ20メートルものがれきの山が残ったままで、震災から3年以内に全ての処理を終えるとしている国の目標に黄信号がともっている。 国は焼却や埋め立てを全国の自治体に依頼する「広域処理」を進めようとしているが、焼却施設や処分場の不足、そして放射能の影響を懸念する地元住民の反対もあって、難航。さらに、ここに来て、行き場のない不燃性のがれきの処理が新たな問題として浮上。 一方、津波で海上に流出し、太平洋を巡ったがれきが、北米に続々と漂着。その処理をめぐって、国際問題に発展する懸念も出始めている。 空前の津波で発生した膨大ながれき。震災から1年以上経ってなお、数々の問題を引き起こし続けるがれきの行方を追う。

12.07.08   朝日 7.8「福島の子供たち、集まれ 沖縄・久米島に保養施設完成」 被曝(ひばく)への不安から抜け出せない福島県の子供たちを、ほぼ無料で招待する保養施設が沖縄県の久米島にできた。最初の参加者たちが6日、島のビーチで海水浴を楽しんだ。「沖縄・球美(くみ)の里」。フォトジャーナリストで月刊誌「DAYS JAPAN」編集長の広河隆一さんらが、島の高台にあった陶芸工房をロッジ風に改修した。食事などをする大広間と、ユースホステルのような2段ベッドの部屋。3千万円を超える改修費や2週間ほどの滞在費は募金や寄付でまかなう。広河さんは1991年に「チェルノブイリ子ども基金」をつくり、ウクライナやベラルーシへの支援を続けてきた。東京電力福島第一原子力発電所事故の対策について、「一番重要なのは、これ以上被曝するのを避けること」と話す。  ※去年の夏に続いて今年の夏休み期間中も各地で福島の子ども達を招く保養プログラムが実施されますが、専用の施設を作るとはさすが広河さんです。

12.07.08   朝日 7.8「世界の原発、発電量前年比4.3%減 原発事故影響で」 世界の原発の発電量は2011年に2兆5180億キロワット時となり、前年より4.3%減ったことが分かった。英仏のコンサルタントらが6日、報告書をまとめた。東京電力福島第一原発の事故が主な落ち込みの原因と分析している。国際原子力機関(IAEA)のデータなどをもとに、仏民間研究機関の元代表、マイケル・シュナイダー氏らが集計した。報告書によると、日本で1240億キロワット時、ドイツで310億キロワット時、減った影響が大きい。世界の総発電量に占める原発の割合も11%で、1993年の17%から減ったという。事故を受け、福島第一、第二の計10基のほか、ドイツ8基、英国1基の計19基が2011年の1年間に廃炉や将来的に再稼働が困難になった。原発事故以降、ドイツ、ベルギー、スイス、台湾なども脱原発の方針を決めている。報告書は「福島の原発事故が世界の原発開発に影響を及ぼし続けている」と指摘している。  ※世界では10%程度ですか。まだこれくらいなら原発から撤退しやすい割合です。

12.07.08   朝日 7.8「東電値上げ2%過大 積算、実態を反映せず」 東京電力が家庭向け電気料金を平均10.28%値上げする際、資本金などの「自己資本」を実際の5倍以上で計算したため、値上げ幅が2%ほどかさ上げされていることがわかった。これを見直せば、値上げ幅を7%台に抑えられるという。内閣府の消費者委員会で値上げを点検している作業チームの水上貴央(たかひさ)弁護士が調べ、松原仁消費者相に報告した。週明けには、値上げを認可する枝野幸男経済産業相に、かさ上げを含めた問題点を提言する。東電は自己資本を2兆8千億円と仮定し、これをもとに原価に含める「事業報酬(東電のもうけ)」を約2800億円と見積もった。値上げ申請の場合、発電に必要な資産額の30%を自己資本として計算するという経産省令に従った。 ※またせこいごまかしをしていたことがばれました。 東電を破綻処理しないからいつまでもこんなことが続きます。

12.07.08   放射能、本当のこと|福島第一原発 etc 7.7「【福島第一原発の現状】4号機のトラブル、1〜3号機でも起こり得る」 過去の記事でも触れましたが、6月30日、福島原発4号機プールの冷却が停止しました。 東京新聞によれば、1〜3号機も同様の構造で、ポンプが複数台設置されていても、バックアップにならないケースが発生してもおかしくないのだとか。 東電は改良を検討しているものの、「原子炉の冷却より優先順位は低い」と時期は決めていないといいます。 (ソース) ・東京新聞:仮設設備の弱さ露呈 4号機プール 電源トラブル (2012年7月7日) いったいどういう理由で「優先順位が低い」というのでしょうか。 ポンプが止まるたびに心配する人が少なくありません。 優先して対処すべき問題なのでは?

12.07.08   DAILYMOTION「20120708 密着 変わる抗議デモのスタイル」 報道ステーションSUNDAYより 3月末から毎週金曜日に首相官邸前で原発再稼働反対などのデモが行われている。 毎週どんどん規模が大きくなっている。 性別や職業、年齢など、これまでのデモとはかなり違ってきている。 今回は参加者に密着。そこに新しい抗議行動の姿が見えてきた。

12.07.08   YOUTUBE「福島第一原発4号機問題:村田光平さん(元駐スイス大使)NO NUKES 」 ※これはライブではなく編集された動画です。

12.07.08   YOUTUBE「7.6緊急!大飯原発3号基を停止せよ!首相官邸前抗議 坂本龍一氏コメント」 ※6日に官邸前で話しているライブ動画です。

12.07.08   YAHOOニュース 7.7「冨永愛、大飯原発再稼働に疑問…「異常だよ」」 モデルの冨永愛が、自身のツイッターで関西電力の大飯発電所再稼働について疑義を呈している。冨永は今月3日の「大飯原発、なんで再稼働する前に活断層を改めて調査しなかったのか。資料を無くしたとかありえないし。異常だよ」とのツイートを皮切りに、原発の是非についてフォロワーと積極的に意見交換。その中で「そもそも、贅沢な生活を求めて来たから原発が必要になったわけで、責任は自分達にもあるが、今の時代贅沢という観念は昔とは違うはず」と持論を展開した。‥著名人の原発をめぐっての発言では、先日宇多田ヒカルが「賛成か反対かっつったら反対だけど、反対活動をすることはないと思う。代替エネルギーの開発にはすごく興味があります。将来自分が住む家は自家発電とかでがんばってみたいな」「大停電かメルトダウンかだったら私は大停電の方がまだいいや」とツイートしたことも話題になった。 ※官邸前で会えそうです。
(関連)シネマトゥデイ 6.23「原発再稼動反対デモに、アジカンやマキシマム ザ ホルモンのメンバーも参加! 山本太郎「この熱を感じてほしい」!」 22日、首相官邸前で関西電力大飯原発の再稼動撤回を求める抗議行動が行われた。抗議行動には、反原発活動を続ける俳優の山本太郎を始め、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文、マキシマム ザ ホルモンのナヲらが参加し、集まった約4万5,000人(主催者の発表)と共に政府に怒りの声を上げた。「ここにある声を聞き取れないならば、(首相は)即刻退場するべきだ!」と野田政権への怒りの声を上げた山本は、「まだまだ足りません。もっと人々がつながっていかなければ……。30万人、40万人、50万人規模で国会を取り囲まないと、世界に示しがつかないし、何も変わらない」とスピーチ。「政治家も、賛成派も反対派も、みんな一度この場に来て、この熱を感じてほしい」と訴えた。

12.07.08   放射能、本当のこと|福島第一原発 etc 7.8「福島原発は地震にたえられるか?現場スタッフは否定的意見」 「4号機は、大地震が来たら倒壊してしまう」。福島第一原発の現場スタッフ自身が、こんな発言をしていると、注目を集めています。 発言は、ドイツの番組の中でなされています。 その動画とは、ドイツZDF「フクシマのウソ」です。 (動画) ・ドイツZDF フクシマの嘘 (連結済み)29分23秒  mov  この東電スタッフの発言は、youtube動画の「22分50秒」くらいからスタートします。 現場の人がそう言っている、というのは、重い事実だと思います。 その一方で、東電側は、東日本大震災レベルの地震でも大丈夫、と繰り返し主張しています。 詳しくは当ブログの次の記事をご覧ください。 ・「4号機は大地震でも倒壊しない」。東電、自信満々の会見(福島第一原発)  さて、どちらの言い分が正しいのでしょうか。

12.07.08   おしどり♀マコリーヌ ?@makomeloのTwitter 7.8「 13個のファイル中、1つはすでにダウンロードできませんでした、お早目に! @no_lla @uesugitakashi アノニマスがNRCとIAEAの所有する福島第一原発事故に関連する内部資料を公開開始 http://par-anoia.net/innodata/

12.07.08  中日 7.8「原子力委、非公開会合で実質審議」 内閣府の原子力委員会(近藤駿介委員長)が過去10年以上にわたり、非公開会合を毎週開き、原子力政策の重要案件を必要に応じて実質審議していることが7日、分かった。事実上の政策決定の場となることがあったにもかかわらず、議事録は残していなかった。複数の委員経験者や政府関係者が明らかにした。委員会は毎週火曜に、傍聴可能で議事録が公開される「定例会」を開いているが、その前週の木曜に「打ち合わせ会」と称した非公開会合を開催。関係省庁の担当者に加え、民間事業者が参加することもあった。 ※原発マフィアの定例会で日本の原発政策を仕切ってきたわけです。

12.07.08  中日 7.8「脱原発訴え「滋賀の会」 NPO代表ら設立」 関西電力大飯原発3、4号機の再稼働反対を訴えていた県内の市民団体の代表者や大学教授らが、脱原発市民グループ「原発にたよらない滋賀の会」をつくり七日に発足させた。大津市内で開いた設立集会では、脱原発依存社会の実現に向けた活動を進めることを決めた。発足メンバーは約三十人。今後、連絡を密にし「脱原発」の主張やエネルギー構造の転換などの訴えを県や市町に働き掛ける。  集会には、環境活動を展開するNPOや市民団体、県立大教授ら十数人が参加。互いに自己紹介した後、原発やエネルギーに対する考え方などを説明し、活動内容を話し合った。代表世話人の一人で、NPO「使い捨て時代を考える会」幹事の山田吉則さんは「環境先進県の県民としてエネルギーや電気の使い方を見直し、原発に依存しない社会を目指し、私たちの声を県内外に発信していきたい」と意気込んだ。これまでNPOや市民団体がそれぞれで再稼働に反対や慎重な声を上げていたが、それを集約し、まとまった形で県内外に発信することはなかった。 ※こういったネットワーク的な結びつきが、今後の原発マフィアや国との長い闘いには必要だと思います。

12.07.08  SankeiBiz 7.8「東電、テレビ会議の録画映像 「プライバシー」盾に公開拒否 記録消失恐れ 」 福島第1原発事故で、東京電力が録画していた福島第1原発と東京の本店などを結ぶテレビ会議の録画映像を公開するよう求める声が強まっている。事故解明の“一級資料”とされ、その一端は5日に公表された国会の事故調査委員会の報告書で明らかにされたが、東電は「プライバシーの問題がある」と映像の公開を拒否したままだ。「こんな悠長でいいのか」「物だけもらっても人がいない」−。5日公表された国会事故調報告書に盛り込まれたテレビ会議の記録は、事故対応に追われ、官邸の介入で混乱する現場の声を生々しく再現した。政府と東電で主張が対立している東電社員の全面撤退問題について、国会事故調が「菅直人首相(当時)が『全面撤退』を阻止した事実は認められない」と結論づけた根拠のひとつも、テレビ会議の映像だった。映像には菅氏の東電本店での“叱責”や、政府・東電統合対策本部での政治家の発言も残されているとされ、事故対応の検証に欠かせない重要資料だ。枝野幸男経済産業相も「なぜ公開しないのか意味不明だ」と公開を求めているが、東電は「社内資料でプライバシーの問題がある」と拒否し続けている。‥東電が公開を拒み続け、貴重な記録が失われるとの懸念も広がっている。原発事故をめぐる東電株主代表訴訟の株主側は6月29日、「国民全体の共有財産だ」として、録音、録画記録の証拠保全を東京地裁に申し立てた。株主側は、公開の可否が東電に委ねられている現状を「異常だ」と指摘。政府と国会の事故調査が終了した後に「東電が責任回避のため記録を消去する危険性が大きい」と危惧している。映像に登場する菅氏も公開を強く要求している。国会事故調の官邸対応などの評価が「私の理解と異なる」と反論する菅氏は「事実関係を明らかにするため、東電のテレビ会議など客観記録の公開が不可欠だ」と強調している。これに対し東電新社長に就任した広瀬直己氏は6月28日の会見で、「(公開の)リクエストが強いのは理解している。まず見て、プライバシーの問題がどの程度か判断したい」と述べた。東電の情報公開は複数の事故調でも批判され続けてきた。批判を真摯(しんし)に受け止め、事故の真相解明に向き合えるか、新生東電の姿勢が問われている。

12.07.08  千宮一隅 ?@sennomiyaのTwitter 7.8「 RT @cawakky NHK が反原発デモを報道しない理由。 NHK平成22年度 財産目録 保有債券 上位5社。東京電力 145億円。中部電力 68億円。関西電力 65億円。中国電力 51億円。東北電力 45億円。 http://sekato.jcpweb.net/hitokoto/11072 …

12.07.08  河野太郎のブログ 7.6「エネルギー環境会議のパブコメ」  ひっそりとエネ環境会議のエネルギーの選択肢へのパブコメが始まりました。 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf パブコメで、きっちりと国民の意思を示せないと、このままエネ庁のシナリオそのものになります。ぜひ、よろしくお願いします。
(参考)内閣府「「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見の募集(パブリックコメント)」 ※このページで直接書き込めるようになっています。締め切りは7月31日。

12.07.08  BLOGOS 7.8「野田首相が福島訪問 住民「再稼働は正気の沙汰ではない」 (田中龍作)」 地元の青年たちは、野田首相が到着する2時間以上も前から抗議の声をあげていた。これほど国民の生活と健康に無神経な宰相が、かつていただろうか。大飯原発を再稼働させた野田佳彦首相が7日、原発事故がまだ収束していない福島を訪問した。福島県庁前で首相を待っていたのは、地元住民たちによる「帰れコール」と「再稼働反対」のシュプレヒコールだった。県庁前には「野田首相とお話がしたい」という女性たちの姿があった。子供が被曝している母親もいる。庁舎に入構しようとしたが、警察官に阻止された。福島県三春町出身で東電と政府を刑事告訴した告訴団長の武藤類子さんも、その中にいた。「野田さんは何しに来たんだべ。福島県民の声をちゃんと聞かず庁舎の中に入ってしまうのは、バカにされてるみたいだ。再稼働は正気の沙汰とは思えない。福島の事故が大変な事故だという認識がないのではないか。再稼働は福島の事故をなかったことにしたいということ」。武藤さんは大飯原発の再稼働を厳しく糾弾した。「私たちは本当に怒っている。福島の状態を考えたら再稼働なんてできないはず」。こう憤るのは郡山市議会の駒崎ゆき子議員だ。首相を乗せた車両。野田氏程度の人物でも一国の最高権力者ともなれば、厳重な警備態勢が敷かれる。‥福島市内に住む女性(会社員)がトラメガを持ち県庁に向かって叫んだ。「野田さん、あなたは首相をすぐに辞めるかもしれませんが、私たちは子供たちと一緒に福島にずーっと住み続けなきゃいけないんです」。野田首相は佐藤雄平知事と約1時間、会談したようだ。プルサーマル計画を容認した知事と再稼働を進めた首相。日本を破滅に追い込むようなことをしでかした二人は、何を語り合ったのだろうか。「野田さん、福島は安全だから泊っていって下さい」。女性の願いをよそに、首相を乗せた車は猛スピードで福島県庁を後にした。

12.07.08  DAILYMOTION「2012705 大飯原発再稼働 橋下市長の真意は?」 スーパーニュースアンカーより 橋下大阪市長が生出演してキャスターらと原発再稼働問題について議論する。

12.07.08  DAILYMOTION「20120707 原子炉解体〜放射性廃棄物をどうするか」 NHKアーカイブス シリーズ環境(3) 放射性廃棄物と向き合う(前半部分) NHK特集「原子炉解体 〜放射性廃棄物をどうするか〜」 (1988年6月27日 総合 45分) 環境シリーズ3回目は、環境問題としての放射性廃棄物の問題を見つめる。福島の事故以来、私たちは、いったん放射性物質に汚染された場合の環境被害の深刻さを突きつけられているが、今後も廃炉や放射性廃棄物の処分など大きな困難が待ち構えている。番組では、NHKアーカイブスに残されている日本初の原子炉解体を記録したNHK特集や、使用済み核燃料の問題を取材したクローズアップ現代を視聴し、世界や日本の貴重な過去の実例とともに半減期まで長い歳月が必要となる放射性廃棄物特有の問題と改めて向き合い、こうした環境汚染を防ぐにはどうしたらいいか考えていく。 ゲスト:小出五郎さん(科学ジャーナリスト・元NHK解説委員)
(関連)「20120707 どう処理する使用済み核燃料〜動き出す核燃料サイクル」 NHKアーカイブス シリーズ環境(3) 放射性廃棄物と向き合う(後半部分) クローズアップ現代「どう処理する使用済み核燃料 〜動き出す核燃料サイクル〜」 (2004年11月24日 総合)

12.07.08  DAILYMOTION「20120707 オスプレイ 事故調査めぐる重要証言」 報道特集の特集より 米軍が沖縄に配備を予定している垂直離着陸輸送機オスプレイをめぐって、その安全性に疑問を呈する声が出ている。 しかもその配備先は世界で最も危険な米軍基地と言われる普天間。 このオスプレイ配備の是非を揺るがしかねない重大証言を入手した。

12.07.08  ベストアンドワースト 7.7「 【千葉県北西部放射能汚染】千葉県野田市、除染希望住宅の82%が放射線基準値越え!」 2012年7月5日、千葉県野田市は除染希望の一般住宅敷地の放射線測定結果を発表した。除染に先立ち、希望者の住宅における空間放射線量を測定したところ、希望者の82%に当たる822件で市の除染基準値の毎時0.23マクロシーベルト(地表5センチ)を超える値を計測した。同市の住宅敷地の放射線測定の申し込み件数は6月末時点で4,224件となっている。測定が終了したのは999件。この内822件が市の基準値を超えたわけである。 ただし、野田市では国の除染基準よりも厳しい基準を設定している。国の基準は地表1メートルであるが、野田市では子供の目線を意識して地表5センチという市独自の基準を設定しているのだ。野田市の基準は国の基準より厳しいため、数が多くなっている。国の基準に当てはめれば基準値超えは8件となる。 しかし、野田市では国の除染基準である地表1メートルの計測に対し批判を行っている。 1歳から2歳の子供が届かないような高さの放射線量を計測して十分といえるのかというのが、その批判の内容だ。 確かに、子供は土いじりをする機会も多い。野田市の判断の方に説得力を感じる。

12.07.08  パブコメで未来を変えよう「パブコメで未来を変えよう」 福島第一原発事故後のエネルギー政策見直しが大詰めに。 ご存知ですか? 政府が、今後の原発のあり方について、 あなたの意見を求めています(2012年7月末〆切)。 WebやFAXで送るあなたの意見で、 未来のエネルギー政策を変えましょう! フォームでの投稿は国家戦略室の「エネルギー・環境に関する選択肢」のページからどなたでも簡単にできます。 ひとりでも多くの国民の声を、今、届けていきましょう!あなたの声が、日本の未来を決めます。家族に、お友達に、伝えてください。

12.07.08  ニコニコニュース 7.7「「原発、全部無くして」=廃炉で住民公聴会―福島」 「原発は全部無くして」。東京電力福島第1原発1〜4号機の廃炉に向けた取り組みについて住民の声を聞く内閣府原子力委員会主催の公聴会が7日、福島県いわき市であり、約20人の参加者から県内の全原発の廃止を求める声が相次いだ。大半が警戒区域となった楢葉町から避難している男性は「(福島第2原発を含む)10基を全部無くして」と発言。同市の女性も「いまだに安心して生活できない。早く全て廃炉にしてほしい」と訴えたが、東電の担当者は「エネルギー政策の動向などを見ながら判断する」と述べるにとどめた。  

12.07.08  NEWSポストセブン 7.7「勝谷誠彦氏 原発、増税…と恫喝統治を繰り返す日本国政府」 かつて私は『偽装国家』という本を正続2冊、上梓した。国軍を自衛隊と言いくるめ、暴行窃盗恐喝をいじめと言い換えるようなこの国の虚妄を暴いたのである。しかし、今思えばまだしもそこには「民を騙す」というそれなりのテクニックがあった。今、日本国政府はそうした遠慮もかなぐり捨てて、文字通りの暴力装置と化しつつある。その手法は、国民に対する恫喝と、弱きもの貧しきものを「棄てる」ことだ。いくつもの現象面から、私はもはやこの国を『棄民国家』と呼ぶほかはない。人々はどう「棄てられて」いるのか。まず思い浮かぶのが、福島の原発事故であり、大震災の被災地であり、再稼働を強行される原発を持つ地元だろう。低所得層や中小企業に「死ね」という消費税増税もまたそのひとつに違いない。これらに共通しているのは、さきほど触れたような「恫喝統治」だ。原発を巡っては「この夏、大規模な停電が起きる」と脅した。その数字的な根拠はついに示されずじまいだった。何よりも、もっとも停電などの可能性が高いと言われている関西の住民たちはある程度「覚悟」していた。これはいくつも番組を持っている私が皮膚感覚で知っている。原発の事故で命や故郷を失う危険性と、ひと夏暑さを我慢する努力とを天秤にかければ、子どもでもわかる理屈だろう。

12.07.08  毎日 7.7「脱原発:千葉で音楽イベント 坂本龍一さんの呼びかけで」 東京電力福島第1原発事故を受け、音楽を通じて脱原発を訴えようと、有名アーティストらが集結した音楽イベント「NO NUKES 2012」が7日、千葉市の幕張メッセ国際展示場で始まった。音楽家の坂本龍一さんの呼びかけで開かれ、インターネットを通じて全世界に生中継された。坂本さんらの音楽グループ「YMO」や歌手の元(はじめ)ちとせさんら9組が参加。元さんが「世界の平和を祈って歌いたい。大切なものが何かを見失わないように、大切な未来を歩いて行こう」と呼びかけると、歓声がわき起こった。イベントは8日も開かれ、2日間で延べ18組が参加する。収益は、脱原発運動を進める「『さようなら原発』一千万人署名市民の会」に全額寄付される。 ※彼はずっと以前から六カ所の再処理工場の問題に取り組んできており信頼できます。

12.07.08  東京 7.7「東電、説明会で「やらせ」」 二〇〇三年に経済産業省原子力安全・保安院が福島県内で開いた住民説明会で、東京電力が、自社や下請け企業の社員に出席を求めたり質問票への記入方法を指示したりするなどの「やらせ」行為をしていたことが、国会の福島第一原発事故調査委員会の報告書で分かった。東電はこれまで、原発関連の住民説明会での「やらせ」はなかったと説明してきたが、国会事故調は「本件は明らかに行きすぎた行為」と批判した。問題の説明会は、〇三年三月二十七日、福島県大熊町で、同町と双葉町の住民三百五十六人を対象に開かれた。前年に発覚した東電の自主点検記録改ざん問題を受け、保安院が調査した結果を伝える目的だった。報告書は、この一週間前の新潟県柏崎市での住民説明会で、原発反対派の発言で議事が混乱したため賛成派を動員することにした、としている。東電社員には、説明会で配られる質問票への記入方法を示した紙を配り、協力会社の社員百三十五人にも出席を要請したという。説明会の質疑をまとめた保安院の資料によると、出席者から「東電は一生懸命やっている。保安院はどう思うか」と質問があり、保安院の担当者が「評価できる」と答える一幕もあった。東電は本紙の取材に「事実関係を調査中」と回答。保安院原子力安全広報課の担当者は「昔の話でよく分からない」と話した。 ※当然ながら保安院もぐるでしょう。

12.07.08  東京 7.6「8割が汚染土壌の仮置き場ゼロ 被災111市町村調査」 東京電力福島第1原発事故で放射性物質に汚染された土壌を一時保管する施設「仮置き場」を設置した自治体は、国に地域指定された東北・関東8県111市町村のうち20市町村にとどまり、8割に上91市町村で設置に至っていないことが6日、共同通信の調査で分かった。50市町村が「住民の反対」を未設置の理由に挙げた。仮置き場がなく、汚染土壌を校庭や宅地の一角に留め置く「現場保管」しかできない市町村は少なくとも56に上り全体の約半数を占めた。現場保管は判明分だけで約2500カ所に上り、全域で本格除染が進まない事態に陥っている。

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