東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.6.11

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

12.06.11  毎日 6.11「福島第1原発事故:県民1324人が告訴状…東電幹部らを」 東京電力福島第1原発事故で被ばく被害を受けたとして、発生時の福島県民1324人が11日、東電の勝俣恒久会長や原子力安全委員会の学者ら33人について、業務上過失致傷容疑などで福島地検に告訴状を出した。原発事故の責任を問う大規模告訴は初めて。市民団体などが東京地検に同様の告発をしたが立件されていない中、被害者である県民が自ら処罰を求めた形だ。避難中に亡くなった入院患者や自殺者を巡っては同致死傷容疑で告発状も出した。地検は内容を精査して捜査するかどうか判断する。33人は▽勝俣会長や清水正孝社長(発生時)ら東電幹部15人▽原子力安全委員会の班目春樹委員長、経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長(同)ら国の機関の責任者ら15人▽県放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一・県立医大副学長ら専門家3人。告訴状は、東電幹部らが津波による過酷事故の対策を怠ったと指摘。事故後、国の責任者らは「緊急時迅速放射能影響予測システム」(SPEEDI)データを公表せず、専門家は「安全」との説明を繰り返して、避難を遅らせ多くの人を被ばくさせたと主張した。東電と東電幹部については放射性物質を排出させた公害犯罪処罰法違反容疑でも訴えた。‥集団告訴は今年3月結成の「福島原発告訴団」が呼びかけた。今後も告訴人を募る。同県浪江町も、業務上過失致死容疑で国担当者の告発を検討している。「原発事故の責任をただす」と記された横断幕を先頭に約200人の告訴人らが11日、福島市の福島地検を訪れた。告訴・告発状を担当者に手渡した後、弁護団の河合弘之弁護士が地検前で「刑事責任を問う世論を作る一歩」と声を上げる。続く記者会見や報告集会で参加者は、怒りや悔しさを口にした。告訴団長の武藤類子さんは会見で「県民が一つになり『黙っていないぞ』と行動することで力を取り戻したい」と話した。保田行雄弁護士は「家族がバラバラにされ、古里を奪われた罪深さを問う必要がある」と意義を語った。‥告訴人は、裁判とは縁のない生活を送ってきた市民たち。集会では「被災者はもっと怒りを表すべきです。事故によって受けた傷は、あまりにも深すぎます」との声も聞かれた。原発事故で県民は、10万2045人が県内に、6万2038人が県外に避難し、3万2589人が仮設住宅の生活を余儀なくされている。
(参考)福島原発告訴団ホームページ ※今後、福島県民だけでなく誰でも告訴団に参加できるようにするという情報も聞いてますが、まだサイトには出ていないようです。わかりしだいお知らせします。

12.06.11  WONDERFUL WORLD 6.6「北九州の試験焼却でもセシウム行方不明、市認める」  「小倉タイムズ(北九州)のツイッターを見て」という連絡が入りました。はいはい。あの、抗議した市民を警察が不当逮捕した、北九州のがれき試験焼却の件ね。で、6月4日のツイートをざっと読むと...静岡県島田市と同じ。やはりセシウムはだだもれでした。北九州市議会の環境建設委員会における質疑で明らかになったようです。 小倉タイムス ?@timestimes1954 今日(6月4日)の北九州市議会・環境建設委員会で、先日の震災がれき試験焼却の各種測定結果が報告され、震災がれきの放射能濃度のうち、約4万6000ベクレルがどこへ行ったのか把握出来ていないことが分かりました。   小倉タイムス ?@timestimes1954   日明工場では、8ベクレル/sの震災がれき34トンを焼却したので、「入口」が27万2000ベクレルとなり、30ベクレルの飛灰が約8トン出たので、「出口」は24万ベクレル。差し引きで3万2000ベクレルとなり、市当局は「どこに行ったのかは差し控えさせていただきたい」と答弁しました。 差し控えちゃまずいでしょうが。セシウムを99.9%キャッチするって大見得切っておきながら、試験を強行した市には説明責任があります。それに、この8ベクレル/kgというのは、いくらなんでもありえない数値。被災地の放射能調査でさえ、そんな低い数値は出ていませんよ。たとえば、この測定結果一覧。宮城県と岩手県の数値がでています。 岩手県沿岸市町村の災害廃棄物の放射能濃度測定結果一覧 ということは、北九州市、まちがいなく何か後ろ暗いことやってますね。気化したセシウムはバグフィルターでは捕らえられないし、私は環境中に出ているのが8割ではないかと思います。だから飛灰の30ベクレルを逆算すると、周辺の人々の健康被害がとても心配。敏感な人はもう影響が出ているかもしれないし、それほど感受性が強くない人も、少し間をおいて、いろいろ影響が出てくる。海外では放射性廃棄物焼却と先天異常の相関性を示した論文がいくつもあります。それに、問題が起きたら、その責任はすべて手をあげた市町村に係ってくるのです。がれき広域処理はそれを狙って作られた亡国の法体系なのだ。なお、北九州市は、市民の抗議に答えて、6月8日と9日に説明会を開催しますが、 ここは市民意見を入れるしかないと判断してほしいもんです。

12.06.11  上を向いてアンコウ(仮)6.8「「食べて応援」は続くよどこまでも(これって資源エネ庁の仕事?)」  「食べて応援」といえば、外国の方々からもボロクソ叩かれた農水省の「TOKIO出演・食べて応援CM」とか、大臣が鼻の下伸ばしてた「食べて応援学生大使」とか(彼女たちはどんな活動をしているのだろう)、悩みつつもやっちゃった泉谷さんとか、これっぽっちも悩まなかった津川さんとか、ほかにももうもう、数え切れないほど展開されてきました。 でももちろんまだまだ続くのです。ご存知の方も多いと思いますが、農水省ではなく資源エネルギー庁が音頭をとって「食べて応援」プロジェクトの入札公告を出しましたね(対象が食品だけではないようなので、厳密に言えば「食べて応援」ではくくれないかもしれませんが)。「こちら」が入札公告の文書。5月25日に公告を出して、開札は6月20日だそうです。 この事業の具体的な中身が書かれた仕様書(原文はこちら)を転記します(強調はわたし)。‥あの……農水省じゃないんですよね、資源エネルギー庁ですよね? こういうこともやるんですか。HPを見て資源エネルギー庁のミッションステートメント的なものを探してみましたが、ズバリ資源エネルギー庁が何を目的とする庁なのかを書いたページが見つけられませんでした。 広辞苑第六版には「経済産業省の外局。鉱物資源の開発、電力等エネルギーの供給の確保と適正な利用の推進、電気事業の運営調整などが任務。1973年設置」とあります。今回の事業はこのうちのどれに該当するんでしょうね。「電気事業の運営」の一部? 「適正な利用の推進」の一部? はて。 そうか、「原子力発電施設広聴・広報等事業」と銘打っているんだから、「原発は安全ですよ〜!」を広報するための一環が福島産品の販売促進。なんか方向が間違っている気がする……。 ともあれ、最終的にどこがどれくらいの予算でどんな内容を企画するのか、注目したいと思います。

12.06.11  みんな楽しくHappy?がいい♪ 6.6「「広域ありき」は不変 震災がれき処理 密室有識者会議6/6こちら特報部より」  「がれき」の広域処理の問題に関しては 東京新聞だけがきちんとした報道をして下さっているように思います。 今慌てて引き受けないで少し時を待てばいいのにと、 急いで受け入れて燃やしてしまおうとしている地方自治体の愚かさが許せません。【「広域ありき」は不変 震災がれき処理 密室有識者会議 こちら特報部 2012年6月6日】 岩手、宮城両県の震災がれきを被災地以外で受け入れる「広域処理」に お墨付きを与えてきた環境省の有識者会議が5日、初めて公開で開催された。 国会で「密室協議」を問題視されたためだ。 しかし、国の推進姿勢には何の変化もない。 ここに来て広域処理の量が激減し、その必要性に大きな疑問符が付いているが、 国は従来の説明を繰り返すばかりだ。(東京新聞より全文書き起こし)

12.06.11   毎日 6.11「山口知事選:橋下大阪市長ブレーンの飯田哲也氏出馬へ」 7月12日告示、同29日投開票される山口県知事選に、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」(東京都)所長、飯田哲也氏が立候補する意向を固めたことが分かった。「故郷山口のために働きたい」などと周辺に伝えており、近く記者会見し出馬表明する。飯田氏は橋下徹・大阪市長のブレーン。再生可能エネルギー拡大と脱原発を掲げており、同県上関町に中国電力が計画する上関原発の是非が争点に浮上しそうだ。飯田氏は1959年、山口県周南市生まれ。京都大大学院修了後、神戸製鋼所などを経て同研究所所長となり、資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員や大阪府市エネルギー戦略会議座長代理も務めている。飯田氏は10日、毎日新聞の取材に「(立候補は)白紙」と言い、ツイッターには「13日の大阪府市エネルギー戦略会議で再稼働問題や中長期のエネルギー戦略に一区切りつけるまでは自分の役割に全力を尽くす」と記した。一方、橋下市長は直接支援について「維新の会の関与は難しい」と述べるなど慎重な姿勢を示した。同知事選を巡っては、現職の二井関成氏が今期限りでの引退を表明。元国土交通省局長、山本繁太郎氏=自民、公明推薦=と民主党衆院議員、高邑勉氏が、無所属での出馬を表明しているほか、共産党系の革新団体が、党県委員の松田一志氏の擁立を固めている。 ※大飯原発の再稼働問題がぎりぎりの時に発表するというのはいいタイミングとは思えませんが、7月12日告示というとこちらもぎりぎりです。

12.06.11   美浜の会 6.10「共同抗議声明 (発行:18:30)  傍聴者を排除して別室で委員会を強行 私たちは福井県原子力安全専門委員会に抗議します 」  6月10日、福井県の原子力安全専門委員会は第74回委員会を開催し、関西電力の大飯原子力発電所3,4号機を再稼働させる安全性について審議しました。しかし、福井県民を含む市民の傍聴は一切認められず、委員、関係者とメディアのみが別室で審議を強行しました。 本日は69名の傍聴希望者が県内外から集まりましたが、福井県側は傍聴者を50名と限定し、抽選が行われました。本日閉庁日の福井県庁は会議室がいくつも空いているはずで、より大きな会場を委員会に用意することはできるはずです。また、以前には50名の定員を超える傍聴が認められたケースもありました。今回も傍聴希望の市民は、立ち見でもいいから傍聴を認めてほしいと訴えましたが、県側は抽選を強行しました。 抽選の結果傍聴を認められた市民は、残り19名の市民も傍聴させてほしいと専門委員会の中川委員長に訴えましたが聞き入れられませんでした。委員会開始予定を20分ほど過ぎた3時50分ごろ、委員は突然会議室を退出し別室に移動しました。その30分後、審議の開催を待つ市民に対して、原子力安全対策課の岩永課長が「会議は別室で行う。傍聴は認めない。この部屋から退去するように」と、一方的に通告しました。この時点で廊下には40名近くの機動隊・警備員が配置されていました。 このような状況で、破砕帯の問題、活断層の三連動問題、制御棒の挿入問題など安全性に関する重要な審議が市民の傍聴を排除して密室で強行されました。また、配布資料一覧のなかに福井県原子力安全対策課提出の資料として記載がある資料No.3「これまでの審議のまとめについて(福島第一原子力発電所事故を教訓とした県内原子力発電所の安全性向上対策について(大飯3,4号機の安全性について)) が傍聴者には配布されないことも遺憾です。 傍聴には福井県民をはじめ、京都北部、関西、東京から参加者がありました。このような福井県の原子力安全専門委員会の強行に私たちは抗議します。
(関連)毎日 6.11「大飯原発:福井県安全専門委 政府の安全基準妥当で合意」 福井県おおい町の関西電力大飯原発3、4号機の再稼働問題で、安全性を検証している県原子力安全専門委員会の会合が10日開かれ、政府が示した安全性に関する判断基準を妥当とし、3、4号機の安全対策を十分とする結論で合意した。この日示された報告書案を微修正し、一両日中にも西川一誠知事に提出する。西川知事は、同県おおい町長や県議会の意見を踏まえ、再稼働への同意を政府に伝える方針だ。同委の会合は政府の再稼働要請(4月14日)以降5回目。事務局の県が「福島第1原発事故を教訓に想定すべき地震・津波が来ても、原子炉の安全を確保するために必要な対策は確保できている」と評価する報告書案を示し、委員会が了承した。この日は、「委員会の位置付けを書くべきだ」などの指摘もあり、報告書案を修正して対応することにした。一般傍聴を認めて会合を始めようとしたが、傍聴者らが「全員入れろ」「結論ありきじゃないか」などと抗議し、県側と押し問答に。県は県庁内の別の会議室に委員らを移動させ、報道陣のみに傍聴を許可した。
(参考)福井県原子力安全専門委員会 ※6月10日の委員会会合で配られた資料などがPDFファイルで診られます。

12.06.11   毎日 6.11「原子力委:「新大綱の準備」裏付け…秘密会議のメール公開」 内閣府原子力委員会が原発推進側だけを集め「勉強会」と称する秘密会議を開いていた問題で、原子力委は11日、昨年11月〜今年4月、関係者に発信した電子メール21本をホームページで公開した。このうち昨年11月14日分には、原子力政策全般を論議する「新大綱策定会議」の準備のために秘密会議を設置したことが明記されている。原子力委はこれまで核燃サイクルの見直しを論議する「小委員会のため」だけに実施してきたと説明してきたが、虚偽であることが改めて裏付けられた。昨年11月14日のメールは、事務局を務める内閣府原子力政策担当室が電力10社で作る「電気事業連合会」や高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する「日本原子力研究開発機構」関係者らに発信した。「策定会議や小委の準備のため勉強会を設置します」と記され、1回目(昨年11月17日)の議題は「六ケ所再処理工場を止めた場合のデメリット」「フェードアウトシナリオ(将来原子力依存度をゼロにする政策)となった場合のデメリット」。現行政策を見直した場合の負の側面だけを議論する偏った内容だったことが分かる。1回目を含め4回秘密会議に出席し、策定会議議長を務める近藤駿介原子力委員長は毎日新聞の取材を拒否した。拒否理由は明らかにせず、内閣府職員を通じて「メールの存在さえ知らない」と回答した。小委員会は識者ら7人で構成され、核燃サイクル政策の見直しについて先月、取りまとめを終え解散した。この7人に近藤委員長ら20人を加えた計27人が策定会議のメンバーで、原子力政策大綱策定に向け幅広い議論をしていたが、秘密会議の発覚で次回開催のめどさえ立っていない。原子力委は発覚後「順次資料を公開する」とし、4日には出席者名などを明らかにしていた。 ※近藤委員長は犯罪者として追及すべきです。
(関連)「原子力委:秘密会議で関係者から聴取…内閣府検証チーム」 内閣府原子力委員会が原発推進側だけを集め「勉強会」と称する秘密会議を開いていた問題で、内閣府は11日、後藤斎・副内閣相をトップとする検証チームを設置し、関係者から聞き取り調査を始めた。近く会議出席者に備忘録(メモ)などの提出を求め、7月末をめどに結果をまとめる。秘密会議では、原子力政策全般を論議する「新大綱策定会議」の議案が事前に事業者に配布され、意見を踏まえて内容が追加されたことなどが判明。策定会議メンバーは第三者による調査を求めているが、検証チームは後藤氏と内閣府職員6人の計7人。構成は細野豪志原発事故担当相が決めた。策定会議メンバーで気候ネットワークの浅岡美恵代表(弁護士)は「内閣府の中の調査では検証にはならず、国民は結果を信用しない。細野氏は問題の重大さを理解していないのではないか」と批判した。 ※福島原発事故と同様、内閣府の調査で十分究明されるとは思えません。せめて国会が主導権をもって調査検証すべきです。

12.06.11   DAILYMOTION「20120610 原発マネーの幻想 山口・上関町30年目の静寂」 テレビ西日本制作 FNSドキュメンタリー大賞 国内すべて原発が停止する中、原発がもたらした幻想が消えかけている。原発マネーを得たいと立地を目指した山口・上関町の未来は‥‥

12.06.11   DAILYMOTION「 20120611 東京電力「値上げ」公聴会 その一方で」 モーニングバードより。 家庭用電気料金値上げを申請している東京電力。値上げ公聴会では圧倒的に値上げ反対の声が多い中、まだ値上げが決まっていないのに、値上げが決まったかのようなリーフレットがくばられていることもわかった。 またこれまで東電が推奨してきたのは、昼間の電気利用を減らし、夜間の電気利用を薦めることでピーク時時の使用量を減らすという試みだったが、しかい今回の値上げプランでは、昼間よりも夜間のほうが値上げ率が大幅に高くなっていた。

12.06.11   YOUTUBE「20120610 肥田舜太郎さん講演会 in 京丹波」 6月10日、京都・丹波自然運動公園体育館で開かれた肥田舜太郎さん講演会から。 鎌仲ひとみさんの新作映画「内部被曝を生き抜く」の上映と、その映画に出てくる一人の肥田さんの講演とセットのイベントでした。 95才という高齢なのにずっと立ちっぱなしでの講演。声も力強くてびっくりでした。体育館なので音がききとりづらいですが、ご容赦ください。講演内容を名前のない新聞次号に載せる予定です。 ※長すぎたみたいでアップできなかったので、後ほど2つに分けてアップしなおします。

12.06.11   DAILYMOTION「20120610 ネットワークでつくる放射能汚染地図6」 NHK ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図6 川で何がおきているのか 福島第一原発事故により、大気中にはおよそ90京ベクレルという、大量の放射性物質が放出された。原発事故から1年あまりたった今、事故直後には汚染がみられなかった場所で次々に新たな汚染スポットが見つかり、汚染地図の更新が必要になっている。その原因と考えられているのが、水による放射性物質の移動である。河川を介して放射性物質はどのように広がっているのか。番組では川が放射性物質を拡散するメカニズムを明らかにするため、福島県を水源とする阿武隈川、阿賀野川という二つの一級河川の上流から下流まで400か所以上で専門家とともに独自の調査を行った。 福島県中通り地方を縦断し宮城県沖に流れ出る阿武隈川。文部科学省の報告書によると阿武隈川には一日当たり1700億ベクレルの放射性物質が阿武隈川を移動している。私たちの調査では水そのものからはほとんど汚染は検出されなかった。しかし、川底の土からは場所によっては6万ベクレルを超える高濃度の汚染が検出された。 一方、福島県から新潟県へ流れ日本海に注ぐ阿賀野川の河口付近でも川底の土から汚染が見つかった。ここでもやはり川底の粘土鉱物が放射性セシウムと強く結合し、汚染の原因となっていた。阿賀野川の上流にあたる会津地方は、事故直後に原発周辺の住民が避難するほど汚染が低い場所だったはずだ。調査の結果、阿賀野川の支流の放射性物質の量が、雪解けを挟んで大きく跳ね上がっていた。これが粘土鉱物と結合し、はるか遠くの日本海側まで移動する実態が浮かび上がってきた。 番組では、去年の11月から半年間の独自調査を元に「水」によって集められ、「川」という道で予想外に遠くまで移動し、溜まり、汚染を拡大させる放射性物質の実態と、その動きに翻弄される流域住民の苦悩を伝える。

12.06.11   DAILYMOTION「20120610 大飯再稼動を首相表明 どうなる?脱原発依存」 サンデーモーニングより。 原発再稼動をめぐる今週のニュースから、野田首相の再稼動宣言とそれに対する橋下市長などの反応。また経産省が美浜原発を40年を超えての稼動を承認。

6月10日は肥田舜太郎さん講演会に取材に行ってきたので更新を休みました

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