東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.5.1

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12.05.01 福井新聞 5.1「原発隣接の小浜市で再稼働説明会 参加者から慎重意見相次ぐ」 関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、隣接の福井県小浜市で1日、各種団体でつくる原子力発電小浜市環境安全対策協議会(環安協)の委員らと小浜市議を対象にした説明会が開かれた。経済産業省原子力安全・保安院などの担当者が大飯3、4号機の安全性や再稼働の必要性を話したのに対し、参加者からは再稼働に対して慎重な意見が相次いだ。説明会は市主催。市働く婦人の家を会場に、環安協を構成する区長会や婦人会などの代表者、関係者、市議の計122人が参加した。‥質疑応答では参加者から、大飯原発付近を走る活断層の連動性や、使用済み核燃料の処理などに関する質問が出た。また「原子力規制庁が設置され、国の防災指針が改定されてから再稼働すべきだ」「国会の事故調査委員会の検証が終了していない中での再稼働は拙速ではないか」などと慎重な意見も相次いだ。説明会後、松崎晃治市長は「国からの丁寧な説明で、市民には(原発に対する国の)考え方が分かってもらえたと思う。ただ、市民から厳しい意見も出たので、国はとことん安全を追求して(再稼働についての)判断をしてほしい」と記者団に語った。池尾正彦市会議長は「大飯原発の半径10キロ圏内の人口の7割が小浜市民であり、国は市民の意見を受け止め、再稼働について慎重であってほしい」と述べた。

12.05.01 ★ genpatus.net 日本全国の原発最新情報 ※各地の原発サイトごとのツイッター情報を一覧で見られるサイト

12.05.01 ★ 産経 5.1「「嘉田色」濃厚に 滋賀の“卒原発委員会”が初会合」 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働に慎重姿勢を続ける滋賀県の嘉田由紀子知事が設けた県原子力防災専門委員会の初会合が1日、県庁で開かれた。委員7人のうち、原発事故の避難計画などを盛り込んだ県地域防災計画の作成に関わった5人が入り、再稼働の政府基準を疑問視する意見が相次いだ。段階的に原発から撤退する知事独自の「卒原発」の理論武装のために設置され、初回から「嘉田色」が色濃くなった。‥滋賀県は避難計画など原発事故対策が義務づけられる「緊急防護措置区域」(UPZ)について、検討委員会が中心になり独自の地域防災計画を策定。国が原発から目安とする「半径30キロ」を超え、敦賀原発(福井県敦賀市)から最大で43キロまで拡大している。初会合では嘉田知事も出席する中、原子力安全・保安院の黒木慎一審議官が、大飯原発再稼働を判断した基準を説明したが、委員からは「住民の避難計画なしに再稼働するのは危険」「福島第1原発事故の教訓が生かされていない」などの意見が続いた。

12.05.01 ★ 東京 5.1「自治体に5年間で寄付287億円 電力各社、関連団体」 全国の電力会社や子会社、関連団体から地方自治体に提供された寄付や、寄付の色合いが濃い金品が、2011年度までの5年間に総額約287億円に上ることが1日、各自治体への取材や情報公開条例に基づく共同通信の開示請求で分かった。電力会社側に公表義務はなく、総額はさらに増える可能性が高い。電力会社はこうした費用の大半を「発電の必要経費」として電気料金に転嫁。原発などの立地自治体には国の電源立地地域対策交付金(電源3法交付金)が交付されており「自治体がさらに寄付を募る理由はないはず」と疑問の声も出ている。

12.05.01 ★ 毎日 5.1「福島第1原発:宮城で水揚げ自粛拡大 セシウム基準厳格化」 食品の放射性セシウムの基準値が1キロ当たり500ベクレルから同100ベクレルになってから1日で1カ月−−。基準の厳格化によって、宮城県沖での漁の水揚げを自粛するケースが相次いでいる。復興に向けて歩み始めた漁業者にとって、東京電力福島第1原発事故による放射性物質の影響がじわじわ広がっていることが、新基準値でより鮮明になった。「津波はひどかったが、今年の方が2倍も3倍も苦しい。放射能問題さえ無ければ」福島原発から約100キロの牡鹿半島・小渕浜(同県石巻市)。4月末、高さ数メートルのがれきの山が残る浜の作業場で、漁師の須田賢一さんがうめいた。「春告げ魚」とも呼ばれるメロウド(イカナゴ)はいまが最盛期だ。1月の検査では100ベクレルは下回ったが、放射能汚染を懸念し、県漁協所属の漁師たちは出漁の自粛を選んだ。新基準値に合わせ、県は昨年まで週20検体だった水産物の放射能検査の対象を3月から週100検体に増やした。その結果、最高値でスズキ360ベクレル▽ヒラメ400ベクレルなど4種で100ベクレル超を検出し、県や県漁協は、海域を指定して4種の水揚げ自粛を決めた。宮城の各魚市場は、検査機器を増やして検査対象を広げ、基準値を超える魚の流通阻止を図っている。それでも「『宮城の魚』というだけで敬遠されるケースが特に西日本で多い」(市場関係者)のが現状だという。石巻魚市場の須能邦雄社長は「自粛や検査など誠実に対応していると訴えるしかない」と語った。

12.05.01 ★ 通販生活 「あなたの住む街の首長さんは、今後の原発をどう考えているのか。 1685人の自治体トップに聞きました」 「通販生活の読者は全国におり、自分の住む自治体の首長が、今後の原発に対してどのようなお考えでいるのかの情報を切望しております」と依頼状に添え、選挙で選ばれる全国の都道府県、市区町村(沖縄県は除く)の首長宛にアンケート用紙を送付しました。右の写真が、返送された回答用紙の束。果たして、結果はどうだった?

12.05.01 ★ DAILYMOTION「20120429 世界から見た福島原発事故」 NHK ETV特集  福島第一原発事故は、原発を持つ世界の国々にも大きな衝撃を与えた。各国では、事故からどんな教訓をくみ取るべきなのか、原発の安全性をどう確保するか、分析や議論が行われている。 アメリカ・NRC(原子力規制委員会)は、緊急チームが報告書を作成。今、安全対策を巡って議論を進めている。EU各国も緊急の“シビアアクシデント対策”に乗り出した。スイスは「フクシマの教訓」というリポートを公表し、いち早く数々の“安全対策”を実行している。 福島第一原発事故を世界はどう受け止めたのか。そこから日本の進むべき道を考える。 ※3月にも同名の番組がNHKで放映されましたが、別物のようです。

12.05.01  東京 4.29「相も変わらぬ「SPEEDI隠し」 文科省、滋賀への提供先延ばし」 国が東京電力福島原発事故時にデータを隠蔽した緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)。激しい非難を浴び、反省したかと思いきや、所管する文部科学省は関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に批判的な滋賀県への情報提供を渋っている。国に不信感を募らす同県や民間団体からは、独自の放射能拡散予測図を作成、公表する動きも出てきた。 

12.05.01  東京 5.1「日米、原発研究で協力 脱依存、後退懸念 首脳会談」 野田佳彦首相は三十日午前(日本時間五月一日未明)、オバマ米大統領とホワイトハウスで会談した。両首脳は、民生用原子力協力に関する二国間委員会の設置を決める。昨年の東京電力福島第一原発事故を踏まえ、民生用の原発を安全に稼働させるための研究開発を行うのが狙い。原発再稼働を前提に、新たな協力関係を築くことで「脱原発依存」は後退する懸念が強まった。また両首脳は会談後、安全保障や経済などでの同盟深化を目指す共同声明を発表する。原子力協力に関する二国間委員会は両政府の次官級をメンバーとする方針。原発の安全な運用に取り組むとともに、事故発生時に備えた除染や、今後の老朽化で運転を止める原発の廃炉の活動を促進する。共同声明とは別に、日米間で分野ごとに協力する内容をまとめた付属文書に明記する。 ※この政権は一刻も早く交代させるしかありません。

12.05.01  DAILYMOTION「20120430 “沸騰”地熱発電 最前線」 報道ステーションより。 湯煙で発電も。 日本の潜在力「原発20基分」 福島で国内最大の地熱発電 開発計画に地元温泉反発 地熱で真冬にトマト栽培 課題は地域との「共存」

12.05.01  朝日 4.30「56年…水俣病は終わらない 公式確認の1日を前に集会」 水俣病の公式確認から1日で56年を迎える。これに先立ち、熊本県水俣市では4月30日、水俣病を考える集いがあり、患者や支援者、研究者らが患者認定基準や被害の広がりなどについて討論した。胎児性患者の坂本しのぶさん(55)は「水俣病に終わりはありません」と強調した。1日は同市の「水俣病慰霊の碑」前で午後1時半から犠牲者の慰霊式が開かれる。  ※フクシマのことも何十年か後に同じように語られることになるんでしょうか。そうさせてはいけません。

12.05.01  中日 5.1「津波で流失のバイクか カナダに漂着」 カナダ西部ブリティッシュコロンビア州のグレアム島に4月中旬、東日本大震災後の津波で流失したとみられるバイクが流れ着いているのを、海岸を散策していた男性が発見、男性を取材したカナダ放送協会(CBC)がバンクーバーの日本総領事館に伝えた。総領事館関係者が30日、共同通信に明らかにした。バイクは、トラックの荷台とみられるコンテナに入っており、ハーレーダビッドソン社製。宮城ナンバーのプレートが付いている。CBCは、大震災の津波で日本からカナダに到着した最初の漂流物の可能性があるとしている。宮城県から同島までは約6500キロ。 ※先日は漁船が北米大陸沖に到達したというニュースもありました。確実に放射能汚染粋も到達していることになります。

12.05.01  中日 4.30「もんじゅ、電力浪費2万4千世帯分」 夏に向けて電力が足りなくなると心配される中、発電もしないのに、膨大な電力を消費している施設がある。日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)。浪費する電力は年間8550万キロワット時と、ざっと2万4千世帯分の電力をまかなえる量だ。もんじゅは、原子炉で出た熱を液体ナトリウムで受け渡し、蒸気をつくる。ナトリウムは水より熱伝導性がいいが、冷めると固まってしまう。そのため、作動していないときでも、ヒーターで200度まで熱して循環させる必要がある。抱えるナトリウムは計1670トンで、普通の小学校のプールおよそ3つ分。これを回し続けるだけのために電力を食う。もんじゅに電力を供給しているのは北陸電力。北陸電力は、管内では電力需給のバランスはそれほど厳しくないが、需要が供給を上回る関西電力に電力を融通している。関電の見通しでは、今夏のピーク時の電力不足は毎時153万〜570万キロワットにもなる。もんじゅが電力を使わなくなれば、もっと融通できる。ただ、関電の不足分が大きすぎ、全てのヒーターを止めて融通に回しても不足分の0.2〜0.7%をカバーできるだけとの計算結果になった。もんじゅは1995年にナトリウム漏れ事故を起こして停止。2010年5月に運転再開したものの、8月には核燃料の交換装置が故障して、再び足踏みしている。もんじゅは、国策として進められてきた核燃料サイクルの中核的存在だが、大量の電力浪費が許されるのかどうか。国は、今夏にも存廃を判断するとみられるが、これ以上の先送りは許されない。

12.05.01  portirland 4.30「(メモ)森永乳業の「スキムミルク」から、14.3Bq/kgのセシウム検出。 」 明治乳業の放射性物質検出もそうですが、大手乳業メーカーは、検査してるんですかね? 検出限界値は、12.5ベクレルでしたので、これを上回っている数値であり、この数値は、「確定」ということにできるかと思います。また、このような深刻な検査結果を出すと、結果を信じたくないメルヘンな人が「これにはカリウムも入っているに違いない!」なんて言い出すのですが、このLB2045はカリウムを差し引いて、セシウムの数値を出す機能があり、この14ベクレルとは、セシウム134と137の合算地ということになります。 「スキムミルク」に関しては、他のメーカーも同様に汚染されている可能性がありますので、 安全な「スキムミルク」が存在するのか。 確認する意味でも調べたいと思っています。大手メーカーでは、明治からも検出されてましたね。

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