東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.2.16

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12.02.16 ★ DAILYMOTION「20120216 被災ペットの11か月」 スーパーニュースアンカー「雨ニモマケズをさがして」より。 福島県内のペットの状況を山本キャスターが現地取材。 また大阪府能勢町にある日本アニマルトラストを取材。ここでは被災ペットを200匹以上保護している。またペットの飼い主を能勢に招待して面会させたり、福島と能勢をネットで結び、ライブ中継で映像を見せるなどの取り組みもしている。

12.02.16 ★ 毎日.jp 2.16「オリンパス:菊川前会長ら7人逮捕 虚偽記載容疑」 オリンパスの損失隠し事件で、有価証券の巨額の含み損を隠して粉飾決算をした疑いが強まったとして、東京地検特捜部は16日、前会長の菊川剛容疑者ら旧経営陣3人と粉飾の「指南役」の計4人を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕し、関係先を捜索した。警視庁も別の指南役ら3人を同容疑で逮捕。海外からも注目された大手光学機器メーカーの不正経理は旧経営トップら7人の刑事責任が追及される事態に発展した。 ※検察ってまだあったんですね。それならどうして東電を逮捕・捜査しないんでしょう。その裏事情が知りたいものです。

12.02.16 ★ DAILYMOTION「20120215 東電の賠償 97万円請求も19万円」 モーニングバードより。 福島第一原発から10kmの楢葉町に住んでいた男性が、避難にかかった半年の費用、97万円を東電に請求した。しかし支払われたのはわずか19万円。避難者は泣き寝入りするしかないのかと、男性は肩を落としている。

12.02.16 ★ オルタナ 2.10「ドイツの脱原発を笑ったフランスがドイツから自然エネルギー輸入」 1月末以来の大寒波により、原発大国フランスは、電力不足に悩まされている。 原発が55基あるフランスでは、電力で暖房している家庭が多く、大寒波により電力が大幅に不足。ドイツから太陽光や風力による自然エネルギーの電力を輸入し、寒さをしのいでいる。 フランスの電力消費はピーク時には最大100ギガワットにのぼる。これは原発80基の発電量を上回る数字で、1時間あたり7000メガワットの輸入が必要となる。フランスの電力市場は1キロワット時あたり34セントと、ドイツ市場のほぼ3倍だ。 ドイツの人口はフランスより1500万人以上多いにもかかわらず、ガスやオイル、コジェネレーションでの暖房が主流のため電力使用は半分ですむ。しかも、太陽光発電により1時間あたり最大で3000メガワットの電力を生み出している。 フォーカスオンラインによると、昨年、ドイツが自国の原発17基のうち8基を停止させた時、フランスは嘲笑したという。ところが現在、ドイツの自然エネルギーを輸入せざるを得なくなり、原発政策を推進するフランス人にとってなんとも皮肉なこととなっている。 すでに2000年に脱原発を決めていたドイツは同年の「再生可能エネルギー法」により、高い固定価格での買い取りを20年にわたって保証。それにより自然エネルギーは飛躍的に増え、昨年は電力消費の17%をまかなった。ドイツは半年前に再び2022年の脱原発を採択したが、「原子力の安い電力を他国から輸入していては意味がないのではないか」との批判をよく聞く。しかしドイツは電力輸出国であり、輸入よりも輸出量の方が多い。欧州の送電網はつながっているため電気は流入出し、その時々の需要と供給によって互いに調整しあう。

12.02.16 ★ 毎日.jp 12.16「放射性物質:食品の新基準値案、認める答申 異例の意見書」 厚生労働省の諮問で食品中の放射性物質の新基準値案を審議していた文部科学省の「放射線審議会」(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)は16日、新基準値案を批判する異例の意見書をつけつつ、同案を認める答申をした。意見書では、乳児用食品の1キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩めても健康は守られると記したものの、厳しい基準値を堅持する厚労省に歩み寄った。審議会は昨年12月27日から6回の審議を重ねた。毎回、大半の委員から「国際機関は日本と同じ年間1ミリシーベルトを根拠にしながら、一般食品のセシウムの基準値を1キロあたり1000ベクレルとしているのに、なぜ日本は100ベクレルなのか」「現行の暫定規制値で国民の健康は十分に守られており、基準値の強化は福島の復興の妨げになる恐れがある」「乳児用食品や牛乳に50ベクレルを設ける根拠はない」など、新基準値案を批判する意見が続出した。しかし「厳しい新基準値でも農産物の流通が滞ることはない」との厚労省の意向は覆せず、「食品の放射性セシウムの濃度は十分に低く、(新基準値が)放射線防護の効果を高める手段にはなりにくい」との批判的な意見書を付けて結局は認めた。新基準値案は、一般食品100ベクレル▽乳児用食品50ベクレル▽牛乳50ベクレル▽飲料水10ベクレル。4月から実施される。 ※文科省よりも厚労省の方が国民の健康を心配してるわけですか。まあ当然といえば当然です。しかしその放射線審議会で誰が基準をゆるめろとごねたのかをさらしたいものです。
(参考)放射線審議会・委員名簿

12.02.16 ★ DAILYMOTION「20120216 あぜん発言 原発の安全守る2人のトップ」 モーニングバードより。 去年3月の原発事故発生当時、原発の安全を担当していた原子力安全・保安院の院長が「私は事務系の人間なので、専門知識がない」と驚きの発言をしていた。 きのう国会で、原発事故の国会版事故調査委員会が開かれた。これは一般傍聴も可能で、「斑目さんがどのくらい責任を感じているのか聞きに来た」という傍聴者。 質問するのは、国会議員ではなく学者や弁護士などの事故調査委員。 冒頭、原子力安全委員会の斑目春樹委員長は「今までの安全審査指針に瑕疵があったことは認めざるを得ない」と陳謝した。その後、安全審査基準について自ら認めた欠点を棚に上げ、東電などを批判。また質問に対して、「覚えていない」という言葉を繰り返した。責任は逃れつつも専門家としての自負を見せつけた斑目委員長。 一方、原子力安全・保安院の前のトップ、寺坂前院長は、震災発生後、官邸に部下を残して立ち去ったことを追及されると、「私は事務系で専門的な知識がないので‥」と驚きの発言をした。 保安院は3日前に大飯原発の再稼働について、ストレステストは妥当と報告したばかりだが、ストレステストを導入した経緯については心許ない。事故調委員の田中三彦氏の「今のストレステストをやっていれば、3.11の事故を防ぐことができたか?」という質問に対し、寺坂前院長はしばらく考え込んだあと「私自身、正直言ってよくわからない」と答えた。 約3時間で閉会したあと、傍聴者の感想は「あんな人たちに私たちは命を預けていたんだとがっかりです」と。
(参考)国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 ※委員会の中継(動画)や資料、今後の委員会スケジュール等も見ることができます。

12.02.16 ★ DAILYMOTION「20120216 地下で異変?福島原発で直下型地震の危険」 モーニングバードより。 福島大地原発が強い直下型地震に襲われる可能性が高まっていると、東北大学の教授がきのう発表した。4号機の使用済み燃料プールが崩壊する可能性もあるといいます。 東北大学地震・噴火予知研究観測センターの趙大鵬教授は、福島第一原発の地下で、ある危険な特徴が現れ始めているという調査結果を発表した。第一原発のそばにある双葉断層に沿って水分がたまっていることがわかったという。 「水が浸入すれば、摩擦力が小さくなって断層が動きやすくなると思われます」と趙教授は言う。 果たしてそのような直下型地震に見舞われた時に、福島第一原発はどうなってしまうのだろうか。 京大原子炉実験所の小出裕章氏は、今後の余震により4号機のプールが崩壊してしまうかもしれないということを指摘している。 また原発の原子炉の設計に携わっていた吉岡律夫氏は、東電は「見た範囲内で大丈夫です」と言ってるが、見えないところでひびが入ってたりするかもしれない、4号機の燃料プールでトラブルが起きた場合は非常に深刻な事態になると思う、という。4号機にはふつうの原発の3基分くらいの燃料があり、それが冷却できなくなると全部下に落ちてしまい、しかも冷却できないと燃料の温度がどんどん上がり続ける‥‥。 ※先日の小出さんのインタビューでも4号機倒壊の話が出て、もしそうなると最悪これまでの10倍の放射能が出る恐れがあると話してられました。そのため一刻も早く安全な場所に燃料を移すべきだが、東電は2年かかると言っていて、それまでに大きな地震が来ないことを神に祈るしかない状態だということです。

12.02.16 ★ YOUTUBE「20120211 未来へ続く道・対談(1)」  去る2月11日に神戸・王子動物園ホールにて行われたイベント、「未来へ続く道 〜 宮田雪(きよし)一周忌によせて 〜」の中で行われた、主催者のLand and Lifeの辰巳玲子さん、映画「祝(ほうり)の島」監督の纐纈(はなぶさ)あやさん、映画「カンタ!ティモール」監督の広田奈津子さんの3人の女性による対談です。福島原発事故の世界でどんな未来を私たちはつくるのかを考える上で示唆に富むお話でした。名前のない新聞3月号に一部を載せる予定です。撮影:アキノアオ 全体で1時間ほどの対談を5つに分けてアップしました。(2)以降は(1)の画面、またはこちらからリンクしているのでご覧下さい。

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