東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

2012.2.12

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

12.02.12  seetell 2.7「日本の原子力規制のぺてん - 経済産業省はいまだに独立機関の人事を管理」 これは、怒ったらよいのかのか笑ったらよいのか分からない事態だ。 我々は日本の原子力規制にあまり信頼を置いたことはない。 福島の事故後規制の欠如が暴露されてからは、本当に信用できない。政府が規制機関を経済産業省から環境省に移動するという提案さえも良い兆候ではない。なぜならば環境大臣細野豪志氏は原子力業界の桜になり瓦礫処理計画で日本中に放射能をばらまくことになるからだ。 我々は、今 独立した新原子力規制機関のスタッフの多くは経済産業省の職員でもあるであるということを知った、そして上級管理職は環境省の職員のままである。‥ 情報筋によると、原子力規制機関の原子力賛成派の官公庁からの独立を確保するための政府の「出戻りなし」のルールは485人から成る監視機関の7人の上級管理職にのみ適用される。 新規制機関に入る残りの役職者は経済産業省、内閣府原子力安全委員会、そして他の政府の役職に人事異動で戻ることを許されていると情報筋は伝えた。 ‥現在原子力安全・保安院 に出向中である354人の経済産業省職員は、新機関発足時の70%以上の職員数を占める。 しかし彼らは、新機関に数年勤務した後、経済産業省から別の職員と交代して戻れることになっている。国会議員の中には、このような状況では新機関に対する経済産業省の影響を制限することは難しいだろうという意見を言っている。‥この政府は官僚政治と政治上のいかがわしさの醜態であり、統治の名の下に行われる合法的な犯罪であり、国民もろとも破滅させるような正直さと世間体の放棄でもある。 日本の経済的問題を雄弁に説明できるこの引用文をもって閉じたい。 出戻りなしルールは、1998年に金融庁が当時の大蔵省から独立したときにも部長レベル以上の官僚に適用された。 しかしそのルールは、2009年の人事異動のときに完全に破られ上級管理職は財務省に復帰できた。 すべてが同じであるとき、何も変わらない。

12.02.12 ★ 日々雑感 2.10「【重大問題】さらに発覚!規制先から報酬 保安院関連の12委員【公正性ゼロ】」 先日も原子力委員会の3人が、寄付を受けていたのが判明しましたが、 ⇒原子力委3人に業界から寄付 5年間で1800万円 それでも「会議での発言は寄付に左右されない」と開き直り  今度は、原子力安全・保安院で発覚 規制する側が、規制すべき企業や組織からお金を受け取っている! 原子力安全・保安院・・・ 規制する側が、規制すべき企業や組織からお金を受け取っている・・・ で、 こいつら“金”受け取ってるくせに「中立性に問題ない」 って言い張って そのまま、普通に原子力安全・保安院やってるんだぜ!! で、さらに! 原子力の安全を確保するために、“原子力安全・保安院”の、企画・審議・決定をダブルチェックするために存在する 『内閣府原子力安全委員会』 コイツラも、“金”受け取ってるんだぜ!   ⇒原子力安全委員会の班目春樹委員長ら 原子力業界から寄付 310万〜400万円貰ってた【何が中立だ!】  もちろん!コイツラも今も普通に「原子力安全委員」やってる! こんな狂った組織が、 「原子力の安全を確保してます!」(`・ω・´)キリッ っておかしすぎるだろ

12.02.12 ★ seetell 2.6「日本に朗報:ヨーロッパがモンサント社&GM種子との戦いに勝利」 自分の子どもに遺伝子組み換え種子からできた食品を食べさせたくない日本人にとって、良い知らせに違いない。もちろん、そういう食品を栽培したくない農家にとってもだ。モンサント社がヨーロッパ市場に押し入るのを断念した、というニュースがヨーロッパから届いた。 反GM(遺伝子組み換え)活動家たちは、バイオテクノロジー大手のモンサント社がヨーロッパの穀物種子事業から撤退するという決定を下したことに歓迎の意を表した。 政府がGM作物を検査し、環境や野生生物に対する影響をまとめた報告書を発表した折に、今回の撤退発表が行われた。 アメリカの巨大企業でGM作物のパイオニアであるモンサント社は、「ヨーロッパの穀物種子事業から撤退する意向」を伝える声明を出した‥。フランス、ドイツ、チェコ共和国での事業も今回の閉鎖の影響を受けることになる。閉鎖の発表後、EUのマルゴット・バルストロム環境担当委員は今週、GM企業を痛烈に非難した。 同氏はアメリカのバイオテクノロジー企業を「ウソつき」で、容認できないGM技術をヨーロッパに「強要」しようとした非難した。 

12.02.12 ★ 日々雑感 2.10「給食用牛乳の放射能検査結果を発表した「東京学乳協議会」 発表結果はやはりインチキそのものだった件」 毎年毎年、税金から多額の補助金を貰って「『風評被害』が心配だから牛乳の放射能汚染結果は開示しない!」 でお馴染みの『東京学乳協議会』 やっぱり安定のクズっぷり 基準値が50Bq/kgなのに 検出限界が50Bq/kg! ゲルマニウムGe半導体検出器で検査なのに、検出限界が50Bq/kgって、どんだけいい加減な検査だよ!!! ほんと、消費者をバカにしてるよね 毎年、多額の補助金を受け取りながら、やってることは、消費者の健康を無視して、出荷量を確保するための動きだけ。 税金泥棒学乳協議会め!(*゚д゚) 、ペッ 是非、みんなで都議会議員や都庁に抗議してやって下さい。

12.02.12 ★ 日々雑感 2.11「【橋下大阪市長】日本人の平均で1.4ミリシーベルト、自然に放射線を浴びている、世界の平均では2.4ミリシーベルト浴びている。住民の皆さんに判断してもらうような話ではない【自然放射能と人工核放射能の区別はなし】」 9日の、橋下大阪市長が定例記者会見において行われた、“震災瓦礫受け入れ”についての質疑応答がかなりヒドイので紹介」 ・大阪府で開いた専門家会議も、専門家4名共広域処理に賛成のスタンスの人 ・住民説明会はするけど、方針は基本的には変えません ・国を挙げて「安全ですよ」というような話になっているんであれば、もうそれは住民の皆さんに判断してもらうような話ではない  

12.02.12  @wtsurumi 鶴見済のTwitter 2.12「 石原慎太郎は水俣病患者についても「ニセ患者もいる」と発言して、土下座して謝っている。反対運動している人のこと一貫してなめている。|その写真⇒石原慎太郎氏の軌跡 - 毎日jp mainichi.jp/select/seiji/g… 」 ※石原はこの写真をなんとしてでも削除したいでしょうね。保存しておきましょう。(写真説明)石原環境庁長官が初めて水俣病患者を見舞い、頭を下げた=1977年4月22日撮影

12.02.12  NHKニュース 2.12「“深刻事態シナリオ”公表せず」 原発事故を巡って、去年3月末、政府が、原子力委員会の委員長から、「深刻な事態に陥れば、首都圏を含む範囲での住民避難などが必要になる」という内容の文書の提出を受けながら公表を見送り、去年末まで情報公開の対象にしていなかったことが分かりました。 民間の有識者で作る原発事故の調査委員会は、この間の経緯について詳しく調べています。公表されなかったのは、原子力委員会の近藤駿介委員長が、原発事故から2週間後の去年3月25日に政府に提出した、「福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描」というタイトルの文書です。 近藤委員長によりますと、この文書は、当時の菅総理大臣からの要請で作成したもので、今後起こりうる不測の事態とその影響、それらを防ぐためにとるべき対策が記されています。 不測の事態としては、原子炉や使用済み核燃料プールに注水できなくなって、格納容器が壊れたり燃料が露出したりすれば、大量の放射性物質が放出されることも想定されるとしています。 こうした事態が起きた場合、住民を強制的に移転させる範囲が半径170キロ、任意の移転が必要になる範囲が半径250キロと、首都圏を含む範囲での住民避難などが必要になる可能性があり、こうした事態を防ぐため、原子炉を冷やす手段を多様化する必要があるなどと対策を示しています。 文書に記された内容を巡って、菅前総理大臣は去年9月、NHKとのインタビューの中で、最悪の事態を想定したシミュレーションを行っていたと明らかにしていますが、当時、「過度の心配を及ぼす可能性がある」などとして、公表は見送られました。 また、文書は、去年末になって原子力委員会の事務局に保管されているのが偶然見つかるまで公文書として扱われず、情報公開の対象になっていなかったということです。 この間の経緯については、民間の有識者で作る「福島原発事故独立検証委員会」=民間事故調も強い関心を寄せていて、当時の政府関係者などからヒアリングを重ね、詳しく調べています。 ※このニュースは少し前にも出たものですよね。

12.02.12  47NEWS 2.11「 「原発を止めよう」」(動画ニュース) 東京電力福島第1原発事故を受け、脱原発を目指して作家の 大江健三郎さんらが呼び掛けた「さようなら原発1000万人アクション」集会が11日、東京都と新潟県であり、東京・代々木公園には市民ら約1万2千人(主催者発表)が集まった。
(関連)友人からのレポート:前回に引き続き今回もノボリやプラカードを持った人がぞくぞくと集まってきた。 ライブの後、開会してまずは大江健三郎さんのスピーチ。 もっともなことを静かに分りやすく話され、みんな静かに聞き入る。 そして福島の方達や、元気に山本太郎さん、藤波心さんのスピーチ。 いつ聞いても元気になる。 広場では、88歳になるというの女性がずっと反原発の歌を歌い続けていた。 そして街へ。いつもデモの醍醐味はドラムなどによるマーチングバンドだ。 ドラム、和太鼓、タンバリン、なにかの缶、サックス、コロネット、篠笛、口笛、その他色んな楽器を鳴らし続ける。最後まで踊り続けている人もいる、叫び続けている人もい る。それが何とも調和して、いい音になり一体となり心地よい。参加しないでデモを横目に通り過ぎていく通行人が気の毒に思えるくらいに、こちら側は楽しくやっている。現実を考えると本当は楽しくも何ともないのだが。ある女性が「デモなんてしなくていい世の中に!」とプラカードを掲げていた。もっともだ。せっかくの休日、時間はもっと有効に使える。本当に今後一切デモなどしなくてもいい世なのかを実現したいものだ。 写真1 写真2 写真3 写真4
(関連)どこへ行く、日本。(政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される)2.12「都内で脱原発集会、署名1千万人分募る【TBS】/3・11福島県民大集会への参加を呼びかける]

12.02.12  47NEWS 2.9 「林を除染、依然80マイクロシーベルト」(動画ニュース) 国が直接除染する「除染特別地域」に指定されている福島県大熊町の林の中で、日本原子力研究開発機構が落ち葉や腐葉土を取り除く除染を実施した結果、空間放射線量が毎時約200マイクロシーベルトから同約80マイクロシーベルトに低減されたものの、依然高い数値を示していることが9日、分かった。機構によると、集会場駐車場の表面を高圧洗浄機で削り取る除染では、線量が以前の半分近い毎時約7マイクロシーベルトに下がった、としている。除染ごみの仮置き場となっているのは町営野球場のグラウンド。放射性物質が漏れ出さないよう遮水シートが敷かれている。  ※200も80でも恐ろしい数値です。

12.02.12  YOMIURI ONLIEN 2.10「汚染水漏れ、原因は雑草…ホースを貫通」 福島第一原子力発電所から出る高濃度汚染水の処理に使うポリ塩化ビニール製のホースから水漏れが22件見つかっている問題で、東京電力は9日、ホース周辺にはえたイネ科の雑草のチガヤが原因と断定した。ホースからは枯れたチガヤが見つかっている。東電は、ホースに欠陥がある可能性もあるとみて、ねじり、ひっぱりなどの実験を行ったが、破損は生じなかった。一方で、先端のとがったチガヤと同じ硬さの針を刺すと貫通。チガヤが原因と結論づけた。ホースは、汚染水を処理して冷却に再利用する「循環注水冷却システム」に使われ、全長4キロ・メートル。東電は再発防止のため、チガヤが貫通しないシートを地面に敷くなどの対策をとりたいとしている。 ※雑草で穴があいたり凍結で破損したりと、こんなぼろぼろ状態では危なくてしかたありません。

12.02.12  毎日.jp 2.12「福島第1原発:2号機温度80度突破」 東京電力は12日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部にある温度計の一つが午後2時過ぎに82度を示し、80度以下に保つとする保安規定に定めた制限を超えたと発表した。昨年12月の「冷温停止状態」宣言後で最高値。温度計の誤差を考慮し80度を超えると「冷温停止状態」の条件を満たさなくなる。東電は温度計の故障もあり得るとし、原子炉への注水量を増やし他の温度計の値などもみたうえで冷温停止状態ではなくなったかを判断するという。2号機圧力容器下部の温度は2月に入り上昇傾向で6日午前7時には73.3度に達した。そのため7日に原子炉への注水量を毎時3立方メートル増やし、一時は約64度まで下がった。しかし再び上昇傾向を示し、11日午後9時には73.3度まで上昇。さらに注水量を毎時1立方メートル増やし同14.6立方メートルにしたが上昇が続いたため、12日午後3時半にさらに毎時約3立方メートル増やして同17.4立方メートルとした。同日実施した原子炉格納容器内のガスの検査では、核分裂で発生するキセノン135が検出されていないことから再臨界の可能性は低いという。同じ高さにある別の二つの温度計はいずれも35度前後を示し低下傾向。東電は上昇傾向を示す温度計が故障している可能性もあるとして調査を続けている。東電は冷温停止状態の定義の一つが「圧力容器底部が100度以下」であることから、温度計の誤差を最大20度と見積もって、80度を超えると地元自治体に通報すると保安規定で定めている。今回の温度上昇を受け東電は「この温度計の値だけで冷温停止状態でなくなったと判断はせず、他の温度計の値なども見ながら状況を判断した」としている。 ※東電は事故が起きたのに「事象」と呼ぶなど過小評価・隠蔽・ウソを度重ねてきたので、東電の言うことは信用できません。注視する必要があります。

12.02.12  @SKMT56 語録/SKMT+YMO+NO NUKESのTwitter 2.11「 『私たちは原発のない日本をめざします』毎日新聞意見広告 goo.gl/TbFRR 坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏、小林武史、中沢新一、いとうせいこう、信藤三雄、西川美和、紀里谷和明、宇川直宏、スチャダラパー、津田大介、素人の乱 他 」

12.02.12  東京 2.12「原子力ムラ皮肉るコント「スイシンジャー」 お笑い若手芸人たちが発進!」 原子力ムラを痛烈に皮肉るコント動画が、インターネット上で注目されている。その名も「絶対!!原子力戦隊スイシンジャー」。“戦隊ヒーローもの”と呼ばれる勧善懲悪ドラマのパロディーで、レベル7事故を招いた政府や東京電力の“笑えない”原発政策をやゆする映像だ。無名に近い若手お笑い芸人たちが、原発を問うために本気で練り上げた。  ※デモや集会だけでなくこういった文化的な面(映画や歌、絵等々も含め)からのアクションも有効だと思います。

12.02.12  毎日.jp 2.12「核燃輸送容器:検査基準を企業に配慮 寄付受けた教授主導」 日本原子力学会が1月に議決した使用済み核燃料などの輸送容器に関する検査基準(学会標準)が、容器設計・製造会社「オー・シー・エル」(東京都)と、同社から多額の寄付を受ける有冨正憲・東京工業大教授が主導する形で審議され、国の規制より緩い内容にまとめられていたことが分かった。原発を巡っては、学会や業界団体が定めた内容が国の基準に採用される例も多いが、「原子力ムラ」内部で自分たちに有利な基準を作り上げていく構図が浮かんだ。学会議事録や関係者によると、議決したのは「使用済燃料・混合酸化物新燃料・高レベル放射性廃棄物輸送容器の安全設計及び検査基準」。一般からの意見募集の後、今年中にも正式に制定される見込みという。学会標準は分科会が原案を作成し、専門部会と標準委員会でチェックする仕組みで、10年に輸送容器分科会で検討が始まった。同分科会はオ社の会議室で開かれ、原案の文書化もオ社から参加した委員が行ったという。有冨氏は同分科会の主査、上部組織の原子燃料サイクル専門部会の部会長で、議決機関・標準委員会の副委員長でもある。東工大の記録によれば、有冨氏は06〜10年度、オ社から1485万円の奨学寄付金を受けた。分科会に参加するもう1人の研究者(東工大准教授)も10年度、オ社から100万円の奨学寄付金を受けている。 ※とんでもないことです。

12.02.12  東京 2.12「東電、原発線量マップまず米側へ 公表の1カ月以上前」 東京電力が昨年4月下旬に発表した福島第1原発敷地内の放射線量マップ(サーベイマップ)は、公開の1カ月以上前に東電から米原子力規制委員会(NRC)に提供されていたことが11日、分かった。東電によると、サーベイマップは更新して逐次送っていた。経済産業省原子力安全・保安院には米側への提供の翌日になって報告を開始したという。第1原発事故では公表の遅れが問題になった文部科学省の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算データや、気象庁の放射性物質拡散予測データが、米側や国際機関には早い段階から提供されていたことが判明している。 ※また自国民よりもアメリカの方をいつも向いてしっぽを振っている政府のポチぶりがばれています。

12.02.12  毎日.jp 2.12「福島第1原発:2号機の温度、79.1度に上昇」 東京電力は12日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部にある温度計の一つが、同日正午現在で79.1度に達したと発表した。昨年12月の「冷温停止状態」宣言後で最高値。温度計の誤差を考慮し、80度を超えると「冷温停止状態」の条件を満たさなくなる。東電は温度計の故障もあり得るとする一方、原子炉への注水量を増やす。2号機圧力容器下部の温度は2月に入り上昇傾向で、6日午前7時には73.3度に達した。そのため7日に原子炉への注水量を毎時3立方メートル増の同13.5立方メートルとし、一時は約64度まで下がった。しかし再び上昇傾向を示し、11日午後9時には73.3度まで上昇。さらに注水量を毎時1立方メートル増やし同14.6立方メートルにしたが、効果がないため、12日午後にもさらに毎時約3立方メートル増やす予定。同じ高さにある別の二つの温度計はいずれも35度前後を示し低下傾向。東電は上昇傾向を示す温度計が故障している可能性もあるとして調査を続けている。東電は冷温停止状態の定義の一つが「圧力容器底部が100度以下」であることから、温度計の誤差を最大20度と見積もって、80度を超えれば地元自治体に通報すると保安規定で定めている。今回の温度上昇を受け東電は「この温度計の値だけで冷温停止状態でなくなったと判断はせず、他の温度計の値なども見ながら状況を判断したい」としている。 ※収束宣言が面目まるつぶれになるのはいいとして、非常に心配です。

12.02.12  毎日.jp 2.12「もんじゅ:ストレステスト費用は9億円」 福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」の安全評価(ストレステスト)のため、日本原子力研究開発機構が計約9億円で国内のプラントメーカーと随意契約を結んだことが分かった。ストレステストは原発再稼働の条件とされ全国の原発が実施しているが、費用が明らかになるのは初めて。ストレステストは、各原発がどの程度の地震や津波なら過酷事故を起こさずに耐えられるか、コンピューターでシミュレーションする。 ※これだけ無駄金を注ぎ込んで、まだなお動かすつもりのようです。

12.02.12  毎日.jp 2.12「細野原発事故相:福島の原発再稼働「全くあり得ない」」 細野豪志原発事故担当相は11日、青森県三沢市で開かれた討論会で「福島にある原子力発電所の再稼働は、全くあり得ないと明確に申し上げる」と述べ、東京電力福島第1、第2原発の再稼働を認めない考えを明らかにした。また4月に発足予定の原子力規制庁について、経済産業省の影響を排除するため、課長級以上の人事は自ら面接した上で決める意向も表明した。福島県内には、事故を起こした第1原発1〜4号機と、同5、6号機、第2原発の1〜4号機の計10基がある。政府と東電は昨年12月、第1原発1〜4号機の廃炉工程表を作成。だが、それ以外の6基について東電は、明確な方針を示していない。一方、県は、県内全ての原発の廃炉を求めている。県内の原発については枝野幸男経済産業相も昨年9月、毎日新聞などとのインタビューで「(再稼働への)地元の理解を得られるとは思わない」と、廃炉は不可避との認識を示している。原子力規制庁に関しては「経産省の影響のない組織にする。長官が最大のカギだが、課長級も全部面接しようと思っている」と語った。 ※福島県が反対している以上、原発相が言わなくても福島の原発は再稼働できません。原子力規制庁の人事については面接くらいでコントロールできるとは思えません。パフォーマンスではないかと疑われます。

12.02.12  昨日の11日は各地で脱原発アクションがありましたが、神戸では1年前に亡くなった映画「ホピの予言」監督の宮田雪さんの1周忌イベント「未来へ続く道」が行われました。チェルノブイリ原発事故の年、1986年に完成した「ホピの予言」では広島・長崎原爆に使われたウランが採掘されたアメリカ・インディアンの土地で、放射能の危険性を知らされずにウラン採掘に携わったり汚染された瓦礫で家をつくるなどして被曝したインディアン達の姿を描いており、今もまったく変わらないことに驚かされました。またこのイベントでは「祝(ほうり)の島」「カンタ!ティモール」など合計5つの映画が上映され、「祝の島」と「カンタ!ティモール」と主宰者であり「浄化の時代を迎えて」を作った3人の女性監督によるトークもありました。この内容は名前のない新聞の3月号に掲載予定です。なお、この関連イベントは今日、京都府亀岡市役所市民ホールで、また18日には埼玉・越生おっぺ村にて開催されます。→ Land and Life

2.11はイベントで一日中出かけたので更新を休みました。

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