東北関東大震災・福島原発事故関係 情報リンク

10.2

上が新しい情報、下が古い情報の順です。

11.10.02  DAILYMOTION「20111002 緊急時避難準備区域 “放れ牛”が」 NHKニュースウォッチ9より。原発の20キロから30キロ圏内にかかる5つの市町村が緊急時避難準備区域に指定されていたが、政府はさきほど指定を解除した。しかし放射能の不安を抱える住民の中にはすぐに戻る気になれない人が多いのも事実だ。また時間の経過とともに、以前なら考えられなかった問題が起きている。警戒区域が設定されてから半年近くたち、牛舎を逃げ出したり農家が解き放った放れ牛が少なくとも数百頭いるとみられている。

11.10.02 ★ DAILYMOTION「20110930 放射能汚染 子どもに何を食べさせる?」 NHK大阪放送局の「かんさい熱視線」より。大阪府内で放射性セシウムに汚染された疑いのある牛肉が給食で使われていた事実が、8月に発覚。給食を通して子どもたちが「内部被ばく」することはないのか、親たちの間には不安が広がる。食材の検査や産地の公表を求める声が上がっているが、対応は各自治体の判断に任され、関西でもばらつきが。給食は安全なのか、国の定める暫定基準をどう考えればいいのか徹底取材する。

11.10.02 ★ 河野太郎のブログ 10.1「ただちに影響がある」 政令によれば、調査会、分科会、部会、すべてその長を互選することになっている。 それなのに、今回設置される総合資源エネルギー調査会の基本問題委員会、三村明夫新日鉄会長が委員長だと、経産省がマスコミに配付した資料には明記されている。 10月3日開催予定の第一回会合の議事次第にも、議題として「エネルギー基本計画に見直しについて」がいきなり出てくる。 「やらせ」批判があれほど起きても、経産省は、会議をルール通りに開催しようとしていない。人事は、役人の都合のいいようにあらかじめ互選で長を決めるというルールを無視して、御用委員を充てている。 スタートから、この委員会、おかしくないか。経産省の辞書に、反省という二文字はないのか。‥国民が信頼を寄せられない審議会を設置して、何か意味があるのだろうか。 経産省は、ルールを守るという、まず最低限のことができるようになるべきだ。 保安院という批判の対象になる厄介者を環境省に押しつけて清々としているのだろうか。議論の本丸は、再生可能エネルギーを経産省から環境省にきちんと移管し、資源エネルギー庁を廃止するということにある。ルールも守れない経産省にはまかせられない。

11.10.02 ★ ざまあみやがれい! 10.1「岩井俊二氏の小出裕章氏インタビュー映像がすばらしい! 「friends after 3.11 Koide Free」(動画・文字おこし)」 映画監督の岩井俊二氏が小出裕章氏のインタビュー作品を世に送り出した。インタビュアーは松田美由紀氏。鮮明で、そして美しいインタビュー映像は、テレビという編集技術や、ラジオという音声のみの放送では、見逃してきた小出裕章氏の人間的な魅力と、そして絶望の深さを映し出している。 一度しか生きられないから、やりたいことをやる、言いたいことを言う。 シンプルでありふれたメッセージだが、少なくとも私の心を動かしてやまない。‥文字に起こしましたが、必ずまずは動画で見てください。そういう作品です。情報ではなく情感で、私たちに多くのことを伝えます。 岩井俊二氏のHPでこの作品は見られます。

11.10.02 ★ 原発問題 10.2「放射性物質が東北自動車道に乗って首都圏にやってきている」(週プレNEWS) 放射性物質の拡散防止が、原発事故処理における今後の課題ではあるが、実は大気中の風に乗って拡散する以外にも、意外なルートが発覚し問題となっている。そのうちのひとつが「車」だ。8月30日、文部科学省は宮城・栃木・茨木の各県の放射線を空から観測した「航空機モニタリング」の結果を公表した。すると、福島県中通りから国道4号線や東北自動車道に沿って南西方向、つまり首都圏方向へ向かう一帯だけ、明らかに他の地域よりも高い線量が計測されたのだ。3月の事故以来、福島からの放射性物質の拡散ルートを調査してきたタイ国立大学の研究員・小川進博士(工学・農学・気象学)は、「当初はいわば、障害物の少ない“風の道”のような場所を、3月の大爆発で発生した大量の放射性物質を含んだ大気が通過したと考えていたんです」と語る。だが実際は、「風の道」ではなく「車の道」による拡散であったことがわかった。 「4月に気象庁が公開した、3月12日から15日にかけての『スピーディー画像』(汚染拡散シミュレーション)にも、すでにこのルートは現れていました。ところが、スピーディ画像よりもずっと後(6月以降)に航空計測された今回のモニタリング図を見ると、このルートによる汚染は3月よりもずっと進んでいる。正直言って驚きました。残念ながら、“風の道”効果だけではこれは説明できない。やはり国道4号線と東北自動車道を通る車両の往来が、南西方向へと汚染を拡大させたと考えるしかないでしょう」

11.10.02 ★ DAILYMOTION「20111001 東電・国民どっちを守る?原子力損害賠償の闇」 BS11の「田中康夫、にっぽんサイコー」より。慶大大学院教授で元経産相役人の博幸氏をゲストに原子力損害賠償について討論する。野田首相が国連で演説した内容の分析からはじまり、東電も経産相も原発事故の責任をちゃんととっていないこと、中国など外国からの損害賠償の可能性があること。またJALの破綻の例をひきながら、東電は債務超過しているので、破綻処理をした上で新しい企業として再生させることが必要だと語っています。

11.10.02 ★ 日刊サイゾー 10.2「柄谷行人、雨宮処凛らが緊急記者会見! 反原発デモで警察官が暴行!?」 9月29日15時、東京・有楽町の日本外国特派員協会で、反原発とデモの自由を訴える「『デモと広場の自由』のための共同声明」を発表する記者会見が行われた。壇上には雨宮氏の他に、起草者である柄谷行人(文芸評論家)、鵜飼哲(一橋大学教授)、小熊英二(慶応義塾大学教授)という、日本のアカデミズムを代表するメンバーが顔を揃えた。  この声明の内容は、東日本大震災による福島第一原発事故が、すでに片づいたかのようにふるまう政府や経産省、東京電力の姿勢に加え、反原発デモを妨害する警察と、それを報じないマスメディアの姿勢に抗議するというものだ。‥雨宮氏によると、6月以降都内で5回行われた「原発やめろデモ」の参加人数は計7万人以上にも及び、デモの現場では警察による妨害や参加者への暴行が行われていたという。 「9月11日のデモでは、正式に東京都に申請し承認されていた出発地やコースを、都は当日2日前になって変更を命令しました。当日も、トイレのためにデモの隊列を離れようとした女性を大勢の警官が取り囲み、沿道に出られないようにし、具合が悪くなる人が続出しました。隊列に大勢の警官が強引に割り込み、意図的に混乱状況をつくり出すなかで、警官から暴行を受け負傷した人もいます。結局、公務執行妨害などで12人が逮捕されました。私たちは、日弁連(日本弁護士連合会)に対し彼らの人権救済の申し立てを行う方針を決定しました」‥なぜデモなのか? 会見終了後に柄谷氏に尋ねた。「Twitterでの主張は発言者が見えない。つまり人権が伴っていないので、効力は限定的です。しかしデモには参加するのは生身の人間であるため、人権が伴っていますので、国家が最も嫌がります。それゆえ国家は、道路交通の安全などを理由に、デモをやらせまいとしてきました。しかし、国民の基本的人権より道路交通法が優先されるなど、あってよいのでしょうか? これは憲法違反です」また、同様の質問について小熊氏はこのように答えた。 「デモには体温があるということです。個々人の自由意志で集まったさまざまな人びとが、リアルな行動を共にし、主張を発信することによる効果は、ネットとは比較になりません」今回の起草者が参加する「原発やめろデモ」は、今後も定期的に行っていくという。

11.10.02 ★ 毎日.jp 10.1「「帰る気持ちになれない」 準備解除で福島・南相馬市民 /山形」 福島第1原発事故を受けて国が4月に指定した福島県内の「緊急時避難準備区域」が解除された30日、準備区域から山形県内に身を寄せる避難者は複雑な思いで指定解除を受け止めた。対象となった5市町村のうち南相馬市はこの日「復旧計画」という文書を避難者宛てに発送し、戻ってくるよう呼び掛けた。ただ文書の中で市内の除染が私有地を中心に進んでいないことも認めている。県内の避難者は「除染できていないのでは帰れない」と戸惑いを隠せない。‥南相馬市原町区から山形市に避難している木村勝男さんは「私有地の除染が進んでいないということは、避難時からほぼ状況は変わっていない。除染をして少しでも安全になってから帰るのが道理。『除染するので帰ってきてくれ』はおかしい」と語気を強める。南相馬市は指定解除に伴い、学校や病院などの公共施設を再開する方針だが、避難者の中には関係者もいる。同市原町区から子供2人と山形市に避難している保育士、鴨志田友紀さんは保育所が再開するため職場復帰を打診されたが退職を決断した。「自分たちで除染するのには限度があり不安。まだ帰る気持ちになれない」と語った。

11.10.02 ★ NHKニュース 10.2「2号機“水素爆発ではなかった”」 東京電力福島第一原子力発電所の事故について、東京電力が会社内に設置している事故調査委員会のこれまでの調査で、2号機で起きたとされる爆発は、水素爆発ではなかったという見解をまとめていることが分かりました。 福島第一原発の事故では、3月12日午後に1号機が水素爆発を起こしたのに続いて、14日午前に3号機でも水素爆発が起き、15日早朝に2号機と4号機でほぼ同時に爆発が起きたとされていました。このうち15日早朝の爆発について、東京電力が会社内に設置した事故調査委員会がこれまでにまとめた中間報告の案によりますと、爆発は、原発敷地内の地震計に記録されていた振動の分析から、午前6時すぎの1回だけで、振動の波形などから4号機の水素爆発とみられ、2号機では水素爆発は起きていないということです。ただ、2号機は、ほぼ同じ時刻に原発の原子炉を収める格納容器の下部にある圧力抑制室の圧力が急激に下がっていることから、何らかの原因で圧力抑制室などが損傷したみられるということです。 ※原発事故の原因どころか、何が起こったのかもまだわかっていない状態のようです。そんな段階でよく原発の再稼働など言えるものです。

11.10.02 ★ TBS News i 10.2「細野大臣、1〜5mSv地域も国が責任」 細野原発事故担当大臣は福島県の佐藤知事を訪ね、被ばく線量が年間1〜5ミリシーベルトの地域についても、国が責任をもって除染をする考えを示しました。「ここで福島の皆さんを見捨てるようであれば、日本は先進国とはいえないというぐらいの認識を持っています」(細野原発事故担当相)2日、福島を訪問した細野大臣に対し、佐藤知事は市町村が行う除染への財政的な支援などを要望しました。これを受けて細野大臣は、除染の進め方や中間貯蔵施設を設置するためのロードマップを今月中に策定し、被ばく線量が年間1〜5ミリシ−ベルトの地域についても、国が責任をもって除染をする考えを示しました。 ※国がやるのは5ミリ以上としていたのを、強い批判を浴びて撤回したようです。おかしなことをやってる・言ってると思ったらちゃんと伝えることが必要です。

11.10.02 ★ YOMIURI ONLINE 9.29「原発再稼働「来年夏まで」事実上修正…首相」 野田首相は29日の参院予算委員会で、定期検査で停止中の原子力発電所の再稼働について、「『来年夏』という言葉が躍ったが、このままいくと来年5月までに全部の原発が停止し、(来夏の)電力需給がどうなるか心配だということを含めての発言だ」と述べた。先の米紙インタビューで来年夏までの再稼働を目指すとした発言を事実上修正したもので、具体的な再稼働時期には言及しなかった。枝野経済産業相と藤村官房長官も、「再稼働の期限を切るべきではない」との認識を示した。枝野氏は再稼働の前提となる原発のストレステスト(耐性検査)に関し、「周辺住民に公開し、国民にチェックしてもらう。あるいは国会においても間接的にチェックをもらうことが必要だ」と述べ、検査過程を公開する方針を明らかにした。 ※廻りの顔色をうかがい、言うことをすぐに変える情けない首相ですね。

11.10.02 ★ YOMIURI ONLINE 10.2「九電社員、農家装い「売れ行きに原発影響ない」」 九州電力の「やらせメール」問題に関する第三者委員会の調査結果で、またも驚くべき事実が判明した。2005年のプルサーマル発電を巡る佐賀県主催の公開討論会で、県と九電が事前に進行を打ち合わせ、九電社員が農家になりすまして発言するなど巧妙な世論操作の実態が浮かび上がった。討論会は05年12月25日、佐賀県唐津市のホテルで開かれた。科学ジャーナリストをコーディネーターに、推進派と慎重派の学者ら6人がパネリストとして参加した。第三者委の調査結果によると、九電は討論会を成功させるため、県に対する全面的な協力体制を敷いた。事前の県との打ち合わせで質問者の配置を決め、議事録にまとめていたという。‥討論会では、18人が質問に立ち、賛成派8人のうち7人が九電関係者だった。ほとんどが九電が用意した原稿を読み上げる形で発言。最初に質問した社員は手帳を見ながら、「危ない、危ないと言われて、玄海1号機が運転を開始して30年近くたつが、私の家で作っている米とか野菜が放射能の影響で売れなくなったことはない」と農家を装った。 ※九電社員は自分の子どもに対して恥ずかしいでしょうね。絶対隠し通そうと思っていたはずですが、嘘や隠蔽はいつかはばれる運命にあります。

11.10.02 ★ 東京 10.2「反ウォール街デモで700人逮捕 格差是正など訴え」 米ニューヨーク市警は1日、世界金融の中心地ウォール街周辺で同日行われた格差是正などを求める抗議デモの参加者700人以上を、近くにあるブルックリン橋の車道に許可なく侵入したとして逮捕した。逮捕された大半は治安を乱した容疑などで裁判所への召喚状は出ているが、釈放された。AP通信などが報じた。抗議デモは「ウォール街の占拠を」がスローガンで、約2週間前から続いていた。格差是正や貧困撲滅、地球温暖化の防止などを訴える若者らがウォール街付近などで座り込んだり、デモ行進したりして、警官隊との小競り合いも起きている。 ※欧米はイスラム諸国などで独裁体制に対して民衆が立ち上がるとそれを支援しますが、自分の国で同じことが起きるとこのように民衆を大量逮捕して弾圧します。

11.10.02 ★ 東京 10.2「原子力教育支援事業 6割以上一者応札」 小中学校や高校での原子力教育を支援するため、文部科学省と経済産業省資源エネルギー庁が二〇〇九〜一〇年度に一般競争入札で教材作成などを委託した十七事業のうち、六割以上が一者応札で、落札したのはすべて官僚OBか電力会社の現・元役員が理事などを務める公益法人だったことが分かった。原発の安全性を紹介する教材の作成など、推進色の強い事業が「原発ムラ」の中で独占されていた。本紙が情報公開請求で入手した入札資料によると、十七事業は入札価格と技術点で落札者を決める総合評価落札方式を採用。二年間で文科省は十三事業、エネ庁は四事業を計約十億円で委託した。このうち十一事業の応札は一者だけで、事実上の無競争だった。委託先の公益法人は計七団体。原子力ポスターコンクールや原子力教育を支援するホームページの作成など、最多の七事業を日本原子力文化振興財団(東京)が受注した。振興財団の役員名簿には、東京電力の清水正孝前社長や、関西電力の八木誠社長ら電力会社役員が非常勤理事に名を連ねている。 ※ここでも国民の出したお金がやらせで原発ムラに分配されています。

11.10.02 ★ 東京 10.2「福島第1の運転手順書、役立たず 原発事故で東電社内調査」 東京電力福島第1原発事故で、過酷事故などに対応する「運転操作手順書」が役に立たなかったとする報告書を東電の社内事故調査委員会がまとめたことが2日、分かった。手順書は、非常用ディーゼル発電機などが動くことを前提としていたが全て動かず、事故対応に生かせなかった。また2号機の圧力抑制プール付近では水素爆発はなかったと、従来と異なる判断を示した。報告書によると、3月15日午前6時すぎに2号機と4号機で大きな爆発音があり、2号機では格納容器につながる圧力抑制プールの圧力が低下、4号機では原子炉建屋最上階が損傷していることが確認された。

11.10.02 ★ asahi.com 10.2「東電、年5千万円パーティー券 献金自粛の一方で購入」 東京電力が2009年までの数年間にわたり、自民党を中心とした50人以上の国会議員のパーティー券などを少なくとも年間計5千万円以上購入していたことが分かった。原子力政策における各議員の重要度や、電力施策への協力度を査定して購入額を決定。1回あたりの購入額を政治資金収支報告書に記載義務がない20万円以下に抑え、表面化しないようにしていた。東電は1974年以降、「電力供給の地域独占が認められた公益企業にそぐわない」として企業献金を自粛している。その一方で、組織的に議員をランク付けし、パーティー券を購入する形で資金提供していた実態が初めて明らかになった。

11.10.02 ★ asahi.com 10.2「「脱原発」映画上映に施設貸さず 鹿児島・出水」 福島第一原発事故後の脱原発を求める市民運動を記録した映画「脱原発 いのちの闘争」の上映をめぐり、鹿児島県出水市が公共施設の利用を許可しなかったことが1日、わかった。上映を計画した関係者は「タイトルが政治的、と市に指摘された」としているが、市側は「政治的、とは言っていない。他の市施設の利用を勧めた」としている。映画は福岡県古賀市在住の記録映画作家西山正啓さんが監督した110分の作品。九州電力の情報公開のあり方や原発の安全対策に疑問を深めた市民の抗議デモや、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)3号機の増設予定地でウミガメの保護に取り組む住民などを記録しており、大阪、福岡、北九州など各地で上映されている。薩摩川内市に隣接し、市域が原発の30キロ圏内に入る出水市での上映を計画した同市の自営業永池美保さんによると、地元の市民交流センターで10月下旬に上映会を開くことを決め、9月28日に窓口で仮予約。センターは市民の交流や商店街活性化を目的に2009年、市が整備した。だが2日後、窓口担当者からセンターの使用について不許可の連絡があった。永池さんがセンターを所管する市商工労政課に電話で理由を尋ねたところ、担当者は「タイトルが問題です」と答え、さらに「『闘争』が政治的」と指摘し、「上の判断」と答えたという。永池さんは「闘争という言葉についてしばらく議論になったので、印象に残った」と話す。 ‥監督の西山さんは「言論や表現の自由の封殺だ」と批判している。山口県出身で30年以上前に記録映画の世界に入った。水俣病被害を撮り続けたことで知られる故土本典昭監督の助監督を務め、潜在被害を掘り起こすため、土本さんと熊本県・天草地方などの漁村を100カ所以上回る活動もした。沖縄にも20年以上通い、在日米軍基地被害と闘う市民の姿を記録し続けている。

11.10.02 ★ 毎日.jp 10.2「福島第1原発:ヨウ素・セシウム県内到達 「人体に影響ない」」3月11日以降一連の福島第1原発事故で放出された放射性物質が気流に乗り同25日から1カ月間にわたり沖縄に到達していたことが、琉球大機器分析支援センターの調査で分かった。福島から沖縄へたどり着くまでの気流の軌跡も解明した。到達したのは放射性セシウムとヨウ素で、いずれも自然界に存在しない。最高値は4月6日にセシウム137が1立方メートル当たり1.56ミリベクレルを記録した。到達量はいずれも微量なため、同センターは「人体に影響はない」としている。  調査は、西原町の琉球大建物3階ベランダに計測器を設置。掃除機のように1週間で5千立方メートルの空気を吸い込み、フィルターに付いた粉じん試料を精密機器で分析するもので、約10年間続けている。‥4月6日午前0時の気流の軌跡を見ると、大陸から福島を通った気流が太平洋を回り沖縄に到達している。琉球大機器分析支援センターの棚原朗准教授は「沖縄は冬、東か北東の風がよく吹く。それに乗ってきたのだろう」と分析。「約10年間の測定で自然界に存在しない放射性物質が検出されたのは初めてだ」と話した。 ※3,4月頃はドイツやノルウェーの拡散予測を毎日見てましたが、正しかったようです。

11.10.02 ★ DAILYMOTION「20111002 奇跡の海に原発が? 揺れる島民に密着」 報道ステーションSUNDAYより。奇跡の海と呼ばれる美しい瀬戸内の海沿いの町・上関町。ここにわきあがった原発建設計画。この上関原発問題について、大震災直後から半年以上にわたり長期取材をしてきた。祝島の山戸さん(町長選挙に出た)やひじき採りの民ちゃん、また推進派の現町長らも登場。そして原発建設予定地では工事中断してるはずなのに調査と称して発破作業などが続けられており、抗議活動が続いていることも紹介されている。


 

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