amanakuni Home Page | なまえのない新聞ハーブ&アロマテラピー | 八丈島の部屋

表紙のことば

by とよた 真帆

「本当の目で見てごらん!
宇宙には時間なんてないんだよ。
全てが丸ごとあるだけだ!」


私達は地球で直線的な時間しか感じたことがありません。でも、一歩 宇宙に出ると時間が歪んだり曲げたり出来るものだと知ります。

例えば瞬間移動する飛行物体は時間と時間の間をすり抜けて、移動します。私達の意識もそのように瞬く間にはるか彼方へ飛んで行くことが出来ます。

地球の直線的な時間で考えると、過ぎ去った時間は戻ることがないように思えてしまいます。地球の時間の感覚はそこに間違いがあるのです。

宇宙には始まりも終わりもなく、全てがすでにそこに存在し生きています。丸い風船のような宇宙の中で全てが存在するので、始まりも終わりもありません。全て存在するので何処にでも行くことが出来るのですが、ここで問題が‥‥。

ここにいる私から見て、未来という位置に存在する私は未来にいて過去という位置に存在する私もそれぞれいるので、そこにはいけません。そして それぞれが現在の私という感覚なのでそうやって全て存在しています。手を繋ぎあって‥‥。

だから、過去の自分からも未来の自分からも答を導き出せます。だから、生まれた時から全ての答は自分の中にあるのです。そっと、胸に手を当てて答えを探ると‥‥自分の中にあります。最初も終わりもなく、全部 知っているからです。

手を繋ぎあっているので、今の私が成長すると過去の私、未来の私も上がります。そうやって、私とあなた‥‥というように、それぞれの人が自分の成長のために経験して位を上げて行く‥‥。

そして一人一人、バラバラの様に見えて、結局のところ大きな風船の一部なので一つです。最後はそれぞれが成長を終えて、一つの大切さを知り、一つに戻ります。

今は、その過程なので、色々な問題に直面して、勉強しています。大きな風船のような宇宙は、形を緩やかに変えて波打ち、色をゆったりと変え成長していきます。

No.98=2000年1・2月号

なまえのない新聞のHome Page

amanakuni Home Page