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なまえのない新聞92より

【NEWS】


山村でチャレンジ!1年間のボランティア

《緑のふるさと協力隊》募集

地球緑化センターでは、北海道から九州まで全国各地の山村に1年間住み込み、森林整備や特産品づくり、施設運営活動等の村おこしに参加するフルタイムボランティアを募集中。期間は平成11年4月〜12年3月。18〜45才までの男女25名、応募締め切りは12/21 。説明会は12/5名古屋、12/6大阪、12/9東京。

モ問合せ: 03-3241-6450地球緑化センター


神戸・北六甲にフリースクール

この11月、神戸市北区の六甲山中にフリースクールが誕生します(3才〜中学生を対象とした全日制)。

 明るくて見晴らしのよい手作りの校舎と周りの豊かな自然のもとで学びます。たんぼと畑の世話をして、おいしいお米と野菜を食べ、鶏や山羊や蜜蜂を飼うことで、机の上でなく生活の中で色々なことを学んでいきます。失われつつある野生味を取り戻し、感受性を高めていく、子どもがそういう成長のできる環境を作っていくために、親子とスタッフと周りの大人たちで話し合い、活動していこうと思っています。

 スクールの名前、授業料、カリキュラムなど具体的なことはこれから集まった親子とスタッフ決めていきます。

モ問合せ: TEL/FAX. 078-958-0719:十場比路子(ヒフミヨイ)、 TEL. 078-950-9090、

 FAX.9080:南手骨太(ミナミテ コッタ・六甲森小屋倶楽部)


海上の森を世界遺産の里山に

 愛知万博の予定となっている「海上(カイショ)の森」は、本誌でも以前取材したように、人々の暮らしと身近にあった里山の豊かな自然や、また瀬戸焼きのルーツである古窯群などの遺跡が多く残された貴重な場所だ。しかしその場所を愛知万博の会場にした上に「新住事業」といってニュータウンに変えてしまおうという計画が進んでいる。

 そこで「愛知万博から“海上の森”を守るネットワーク」ではこの森を世界遺産の里山として登録することを実現させるため、署名運動を始めている。ぜひ協力して欲しい。以下は署名の呼びかけ文だ。

 2005年に開催される国際博覧会の予定地、愛知県瀬戸市「海上の森」は大都市・名古屋市の近郊に残された国内でも有数の自然豊かな里山です。そのいきいきとした自然は都市の人々にとっては大切な心の潤いの場になっています。

 日本の伝統的な農業によって維持されてきた里山は、四季折々の変化に富んだ美しい景観を描き、原生自然にはない農耕文化と結びついた独特の生態系が、自然と一体となった文化と心をはぐくみ、同時に生物の多様性も保持してきました。

 私たちは、日本文化の原風景を保つこの里山を、わずか6ヶ月の博覧会や必要性のないニュータウン構想で潰すのではなく、未来の子供達や森に住む様々な生き物のため、活用しながら保存する新しい概念の“世界遺産の里山”として登録することを要望します。

モ連絡先:エ052-524-1586(昼)0561-84-2953(夜)


あぶない農薬ダーティー12

 去る10月18日、東京の国民生活センターで「第8回 もうゴメンだ! 街の農薬汚染」全国集会が開かれた。今年の集会は、反農薬東京グループがつくった『農薬と環境ホルモン』の発行と合わせる形で、「農薬と環境ホルモン〜真っ先にやめるべきは無差別農薬散布」というテーマとなった。

 同会では1984年の集会で「危ない農薬ワースト10」を発表して、その農薬の製造・使用をやめるよう訴えてきたが、そのうち6つの農薬が登録失効したりメーカーが生産縮小している。

 今年の集会では、特に環境ホルモン農薬に注目して「危ない農薬ダーティ12」が選ばれた。それは以下の通り。★2,4-D(2,4-PA) ★NAC(カルバリル) ★キャプタン ★クロルピリホス ★ジコホール(ケルセン) ★シマジン ★トリフルラリン ★ノニルフェノール系農薬 ★プロシミドン ★ベノミル(ベンレート) ★ペルメトリン ★マンゼブ 

 これらの農薬については上記の本『農薬と環境ホルモン』に詳しい。種類別に使用状況から毒性など解説されている。また同グループでは、現在判明してる農薬の毒性について情報公開すべきだとして、農薬メーカーと農水省などに、実験データを明らかにするよう求めていくことにしてる。

モ反農薬東京グループ:〒202-0021 保谷市東伏見2-2-28-B TEL.&FAX.:0424-63-3027 ホームページ:http://www.top.or.jp/~ladybugs/


原子力資料情報室より

 脱原発運動の中でも重要な役割を果たしている原子力資料情報室では、1975年の創立以来ずっと代表をつとめてられた高木仁三郎さんが代表を辞任され、今後は本誌にも登場してもらったことがある西尾漠さん(はんげんぱつ新聞)と伴英幸さん(事務局長)、そして法政大学の山口幸夫さんの3人の共同代表制をとることになった。

 高木さんはさきごろライト・ライブリフッド賞を受賞されるなど国際的にも業績が評価されていたが、この春以来のガンの治療で無理がきかなくなったため、理事兼顧問として情報室の活動を見守る立場となった。また治療の他に残されたエネルギーを「高木学校」に注ぎたいとのことだ。

モ原子力資料情報室:東京都中野区東中野1-58-15 寿ビル3F TEL.03-5330-9520 FAX.5330-9530 ホームページ:http://www.jca.ax.apc.org/cnic/

モ高木学校:http://www.jca.ax.apc.org/cnic/takagi/annai.html

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