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再び原点に帰って

映画「ホピの予言」自主上映のお願い


 ドキュメンタリー映画「ホピの予言」をご存知でしょうか。「ホピ」とはアメリカ先住民ホピ族のことで「平和」を意味しています。映画は1986年に製作され、チェルノブイリ原発事故後の「No Nukes」のうねりの中で全国自主上映されました。また88年夏、八ヶ岳「いのちの祭り」や、広島〜北海道を駆け抜けたインディアンランニングにおいても、ホピのメっセージは大きな役割を果たしています。その後は、時代の流れの中で、環境問題や精神世界に関心を持つ方々によって途切れることなくご覧頂き、公開から16年が経ちました。
 ホピは2,000年以上にわたって、偉大なる精霊からの教えを部族の間で語り継いできました。しかし、広島と長崎の原爆投下を契機に、予言が語る人類への警告を世界に発信したのです。それから50数年、21世紀に入り、私たちは9.11やアメリカによるイラク攻撃を目の当たりにしました。それはホピの警告してきた「浄化の時代」の始まりであるかのようです。ホピのいう平和は、大地を母とし、全ての生命との調和に拠り所をもっています。これはアメリカ先住民の共通する世界観です。現代世界が抱えている病理を象徴しているかのような、今のアメリカの在り方を考える時、その問題の根本にあるのはアメリカ先住民の存在です。地球の民といわれる彼らの言葉に耳を傾け、本当に平和な時代を築くために、私たち自身も生き方を見つめ直したいと思います。
 ランド・アンド・ライフでは再び原点に帰って、「ホピの予言」の上映活動を始めます。自主上映やランド・アンド・ライフに関心のある方は、どうぞご連絡ください。一度映画をご覧くださった方も、今一度、是非ご覧ください。ホピが伝えるところの真実と、そしてこの16年間のあなたご自身の歩みに間違いがなかったことに、きっと気づかれることでしょう。
      
「平和こそが偉大なる精霊の意志である」 ホピ平和宣言より

   2003年12月
                  ランド・アンド・ライフ  辰巳 玲子


〒657-0817神戸市灘区上野通1-2-35-312
http://www.h6.dion.ne.jp/~hopiland/
 T/F 078(881)8163
 

映画のストーリー

 ホピやナバホインディアンの住むアメリカ南西部フォーコーナーズ地域は、地球のバランスを保つために最も重要な聖地の一つであると、彼らによって語られてきた。とりわけホピは、偉大なる精霊からこの大地を世話する者として植え付けられたと信じられている。しかし、アメリカ政府はこの聖域から採掘したウランを使用して核開発をすすめ、広島と長崎に原爆を投下するに至った。そしてホピは、その原爆投下を予言の中で語られている「灰のびっしりつまったヒョウタン」と解釈し、人類が地球を破壊しかねない危険な時代に入ったことを知るのだった‥‥。
 「シンプルでスピリチュアル」な生き方こそが、この地球と人類を癒す唯一の道だ、とホピはいう。そして大地とすべての生命の平和と浄化のため、荒涼とした砂漠の中から、ホピは祈り続けているのだ。



No.122=2004年1・2月号

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