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東京下町の懐かしい雰囲気が息づく商店街「谷中銀座」の中、「夕焼けだんだん」と呼ばれる階段のすぐそばに「ボン・フォト・スタジオ」という写真屋さんがある。よく見ると写真屋の看板も出ているのだが、一見すると写真屋さんというよりもエスニック雑貨店に見える。というのも店先にはヘンプ製品をはじめ台湾の先住民がつくったトンボ玉のアクセサリー、ココナツの壺、‥‥様々な面白そうな品々が飾ってあり、一つ一つの品が直接知り合いから仕入れているものばかりだという。また店内に入ると様々なチラシがおいてあったり名前のない新聞やお勧めＣＤも置いてあったりする。
社長のノリさん（鴇田さん）もまた一見して写真屋さんというよりもお祭り系の人相（右写真）で、家には外人などの居候が常にいるという噂を聞いていたが、話を聞いてみると地元の街を元気にしていこうという熱意にあふれた人でもあった。これまでにも夕焼けだんだんをコンサート会場にしたイベントを企画したり、日曜日にほとんど閉まっている谷中銀座商店街でフリーマーケットを開こうと企画している。もちろん本業の写真屋さんの方も安かろうのＤＴＰショップとは違い、きちんとした仕事をしてくれそうだし、シールプリントやテレホンカードからバッジやＴシャツへのプリントなども手軽に頼めるそうだ。近所の人はもちろん、下町観光で通りかかった人はぜひのぞいてみよう。
ボン・フォト・スタジオ：tel.03-3822-1288
東京都荒川区西日暮里3-15-1
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