OPEN-J BOOMERANG 427【民主党はやっぱりダメだ!】より
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■転送・転載・大歓迎■
■山田和尚■
私たちは二大政党という夢を、もう一度根源的なところから考え直さなくてはな
らないようです。今村和宏さんが見てくださいと紹介している19日の衆院特別
委員会の中継を見て、そう感じてしまいました。
野党である民主党が、あいまいな政府案に質問を浴びせているんだろうと思いな
がら見てみたのですが、見てビックリです。
あいまいな政府案をそのまま鵜呑みにして、自分たちの修正案を張り付けて、明
日衆院を通過させようとしているのです。どうかあなたの目で自衛隊は必要だ、
この法案は必要だと言い切る民主党を見てください。あなた自身の目で確かめて
7月の参院選の参考にして下さい。
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■今村和宏■
みなさん大変です。
年金未納問題の裏に隠れて、4月14日から密かに議論されてきた有事関連7法
案が明日20日午前、武力攻撃事態特別委員会で審議不十分なまま採決され、午
後にも衆議院本会議で成立しそうなのです。
テレビでは見事なほどまったく報道されず国民的議論もなしに、日本の平和、国
のあり方を根幹から覆す重大な法律が決まろうとしています。
今日の審議の有り様は以下で見る事ができます。(5月19日 武力攻撃事態等
対処特別委員会のところをクリックして下さい。中継画像が出ます)
http://www.shugiintv.go.jp/video-sch.cfm?u_day=20040519
「国民保護法案ウォッチャーズ」では、主に武力攻撃事態特別委員会のメンバー
議員にあてて、ファックスで要請文を届けました。要請文の内容と議員リストは
以下で見ることができます。
http://www.ribbon-project.jp/yuji/yoseibun.htm
その要旨は次のとおりです。
1)「国民保護の措置」が非現実的で実質的効果は国民(住民)を守る実質的な
効果が期待できない。
2)平時から日常的に国民の思想統制、訓練参加への心理的圧力が加えられる。
3)官による物資統制、経済統制が行なわれ、それに従わない者には重い罰則が
科される。
4)日米間で、今まで禁じられていた弾薬の相互提供が可能になり、米軍の行動
に必要な土地・家屋の収用も、米軍の行動による損失の補償も、日本政府が
行うなどにより、すでにあった米軍支援体制が完成する。
5)経済統制や米軍への全面支援を含むさまざまな措置が発動する「有事」に至
ったという判断は、米軍の情報に頼らざるを得ず、日本の主体性なしに日本
の命運が決定され、国会のチェックが入る余地もない。
これではまるで「官の、官による米国のための政治」です。
民主党は抜本的な対案を出すことなく、小手先の修正で、与党側と手打ちをする
ことにしました。このまま市民の広汎な声が届かないまま有事関連法を成立させ
てはなりません。
そこでみなさんひとりひとりに緊急アクションを提案します。
■19日から20日午前中に、「武力攻撃事態特別委員会」のメンバーと各党本
部(特に自民党、公明党、民主党)に、審議続行するよう要請するファックス
を集中させましょう。衆議院通過の前に、強く働きかけましょう。メールや手
紙よりファックスのほうが直接的なインパクトがあります。
特別委員会メンバーの連絡先、党本部ファックスは以下。
http://www.itoh.org/kagurazaka/lib/meibo.htm
自民党本部FAX:03-5511-8855 公明党本部FAX:03-3225-0207
民主党本部FAX:03-3595-9961
民主党岡田克也代表FAX:03-3502-5047
メーリングリストやホームページでアクションを各方面に呼びかけましょう。
全国各地からファックスを送りましょう。
テレビで放送されていないので、議員たちは国民が何も知らないと思っていま
す。みながチェックしていることを知らせましょう。
「何にも明らかになっていない、こんなに危険な(大事な)法案をこんな審議
不十分の状態で採決しないでほしい」に類した短い文面、強いメッセージを送
ってください。できれば鉛筆、マジックなど手書きできれば理想です。
相手の感情、相手の信義に訴えるようなものを優先してください。細部にわた
る細かな指摘は二の次。多くの個人からファックスが来たという実感を与える
ことが大切。継続審議を求める切実な思いを伝えましょう。
以下、短いメッセージの例をリストアップしますので、これらを参考に自分の
関心にあるものを自分のことばで書いてください。リストを羅列することのな
いようにお願いします。
●インターネットで審議の様子を見て驚いた。こどもの将来が不安だ。もっと
議論してほしい。
●こんなに重大な法案がテレビなどのメディア、世論から見えないところで
決まるなんて恐ろしい。国民にもっと説明してほしい。
●たくさん欠陥のありそうな法律。ちゃんと内容を吟味して、国会議員の責任
を果たしてほしい。公聴会も開かずに審議打ち切りなど言語道断。
●もっと議論してほしい。将来の国のありかたを決めてしまうような法案を
こんなにいい加減な審議だけで決めては困る。
●立法機関の責任を果たしてほしい。できないなら税金を返してほしい。
●アメリカにやりたい放題にさせるためのものに見える。ちゃんと歯止めを
かけてほしい。日本をアメリカに売らないで!
●民主党はモットーどおり、国民の目線でこの法案の欠陥を指摘してほしい。
その他の例文をご覧になりたいかたは以下をどうぞ:
http://www.ribbon-project.jp/yuji/sample0519.htm
■各テレビ局に、こんな重大な法案を取り上げないのはおかしいとファックス
と電話、メールで働きかけてください。
http://www.geocities.com/ceasefire_anet/tv.htm
パソコンからFAX送信する方法もあります。こちらをご覧ください。
「FAXをパソコンから直接送ろう」(by ゴン・ネット)。
http://www.gon-net.jp/windows/xp/fax/fax.htm
■チラシをつくって、みなさんにお知らせしてください。
各種チラシは以下のサイトから自由にダウンロードして印刷できます。
http://www.ribbon-project.jp/yuji/shiryo.htm
衆議院を通過しても参議院があります。でも、ここで今少し大きなうねりを
起こせるかどうかが決定的な意味を持ちます。動くのは今です。
もっと詳しくは:
「国民保護法案ウォッチャーズ」ウェブサイトをご覧ください。
http://www.ribbon-project.jp/
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■シンポジウム 「自己責任論」をめぐって■
パネリスト:
☆フリージャーナリストの立場から(映像を使って)
野中章弘(アジアプレスインターナショナル代表)
☆NGOの立場から
吉岡達也(ピースボート共同代表)
☆司会: 西野留美子(VAWW-NET Japan共同代表)
■日時:5月30日(日) 13:30〜16:30
■場所:在日本韓国YMCA 9F ホール
千代田区猿楽町 03-3233-0611 JR水道橋駅から お茶の水方面へ
徒歩5分
■ 参加費:700円
主 催: World Peace Now実行委員会
連絡先: 東京都千代田区三崎町2-21-6-302市民連絡会気付
03-3221-4668 FAX 03-3221-2558
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配信責任者 山田和尚