全国から東京電力を告発するため告発人を募っています。
原発事故がどのような悲惨な結果をもたらすかは、チェルノブイリ事故などで明らか
です。東電はじめ各地の原発でつづく事故隠しが、これまで重大事故にならかったの
は、まさに奇跡とさえ言えます。
不正行為の再発防止にはすべての原因を明らかにし、刑事責任をきちんと問う必要が
あります。
原発推進官庁である経済産業省・ 保安院 は、GEII社元社員から内部告発を受けなが
ら、2年間も隠し続けました。そして東電の重大な隠蔽工作や事故隠しを「すでに証
拠が破棄されていて立証がむずかしい」、「犯人探しはよくない」「時効が成立して
いて個人の責任を問えない」と言って告発をしようとしません。
東電の前社長は頭を下げたものの責任もとらず、顧問などに就いています。
私たちは、東京電力の原発不正問題で、東電取締役・元取締役らの責任を問うため、
偽計業務妨害罪容疑などで検察庁に告発します。
東京電力や関連会社に、家族あるいは本人が勤務の方たちからも、今回の事故隠しに
は不信の声が出て当然です。検察に提出した告発人の名前は非公開で、東電も見るこ
とができません。誰でもハンコを押した委任状を郵送していただければ、告発人にな
ることができます。
告発とは、検察に捜査・刑事責任を追及し、告訴してもらうことです。裁判とは違い
ます。
検察を動かすためには大勢の参加が必要です。ぜひあなたも告発人になってくださ
い。
全国誰でもどこからでもなれます。経費が少しかかりますので、カンパ(切手も可)
をいただければ幸いです。委任状の締め切りは2002年12月4日(郵送のみ・FAX不可)
です。詳細は下記URLで(呼びかけ団体の1つ原子力資料情報室・HP)。
委任状をダウンロードすることもできます。
http://www.cnic.or.jp/news/topics/tepco/kokuhatsu.html
ご連絡をいただければ、案内文、委任状等直接郵送もいたします。
東電の原発不正事件を告発する会(略称;東電を告発する会)
TEL 03-5225-7213 FAX 03-5225-7214
メール kokuhatu5@excite.co.jp
〒162-0825新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 共同事務所AIR(エアー)内