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韓国・プアン核廃棄場選定取り消しを求める国際共同声明

以下、ノーニュークス・アジア・フォーラムからのお願いです。

以前、韓国・プアンの様子をお知らせしましたが、その後も地元では、住民による
キャンドルデモが続けられるなか、集会の司会者やリーダーの逮捕など弾圧が続いて
いるとか。

その一方、推進派の巻き返しもはかられ、「官製団体ともいえる団体が12月に入って
公然と賛成の声を上げ、住民集会を持つなどの行動に出始めた。「プアン経済発展協
議会」などの創立大会に誘致派の郡議員が参加し、街頭キャンペーンを行う模様は、
マスコミで全国に報道された。」とも伝えられています。(どこでも同じ手法で
す。)

平穏な生活を願う地元住民の願いをよそに、事態はまだまだ長期化しそうな様相で
す。

世界各地、核廃棄物をめぐって、何も知らない地方の住民に矛盾が押しつけられ、地
元住民にとっては思ってもみない混乱に巻き込まれ、生活を踏みにじられ、多くの
人々が心身共に傷を負わされていきます。

これもまた、別なかたちではあれ、重大な「核の被害」だと思うのです。

とても他人事とは思えず、どうぞみなさまのご賛同よろしくお願いします。

以下、転載

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「プアン核廃棄場選定取り消しを求める国際共同声明」への賛同よびかけ

昨年7月、低レベル放射性廃棄物処分場候補地として全羅北道プアン(扶安)郡ウィ
ド(蝟島)が、韓国政府によって一方的に選定されましたが、子供からお年寄りまで
ほとんどすべてのプアン郡民が、半年以上にわたって毎晩2000〜3000人が参加する
キャンドル集会(1〜2万人規模の集会やデモも10回以上)を行い反対してきました。

しかし、韓国政府は10000人の機動隊を常駐させ(プアンの住民は約70000人)、プア
ンの住民に対して暴力による過剰な弾圧を加えています。負傷者は約400名にもの
ぼっています。韓国では「プアンは第2の光州」と表現する人もいます。

このような暴力的な原子力政策を絶対に許してはならないと思います。
声明への賛同をよろしくお願いします。

*この声明は、アジア各国、ドイツ、フランスでも賛同を募る予定です

*賛同団体名・個人名は、随時、韓国に送ります 
(http://www2.odn.ne.jp/~hal19090/413.html にも掲載します)

*団体名または個人名を集約先どちらかへメールで送ってください

●集約先:
原子力資料情報室  cnic-jp@po.iijnet.or.jp
ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン japan@NoNukesAsiaForum.org

●よびかけ:
原子力資料情報室、ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
牛小舎(六ヶ所村)、きのこの会(名古屋)、原発いらん下関の会、原発いらん山口
ネットワーク

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プアン核廃棄場選定取り消しを求める国際共同声明

私たちは、韓国政府産業資源部と韓国水力原子力株式会社に対し、核廃棄物処分施設
の建設を中止してほしいと思います。核廃棄物処分施設建設の決定は、原子力エネル
ギーの拡大という産業資源部と韓国水力原子力の意図を裏に隠しています。そのた
め、すべての人類の生存を脅かす危険な決定です。

原子力エネルギーは、事故の危険性と核廃棄物の処分、輸送の問題をはらんでいま
す。これは単に国内問題にとどまらず、近隣諸国に影響を及ぼす世界的な問題です。
その上、原発の原料であるウランは、40〜50年で底をつく限りある資源です。世
界の他の国々は、原子力の安全性と経済性が安定していないことから、すでに原子力
中心のエネルギー生産を放棄しています。

原子力中心のエネルギー政策は、全人類の存続のために放棄されるべきです。
プアン核廃棄物処分場建設の決定は、十分な調査もないまま行われ、安全性には大き
な疑いがあります。しかも、政府の一方的な決定に対する地元住民の反対を無視する
ことは、非常に問題です。

産業資源部は、市民に公開すべきだった敷地の選定を、非民主的で秘密裏な方法で
行ったことによって、自ら信用できないことを証明しました。さらに韓国水力原子力
の虚偽の宣伝や地元へのお金の提供といったモラルに反したやり方も同様です。同時
に、「民主」政権はその権威を乱用し、住民を暴力的に鎮圧しました。

原子力産業の主役である産業資源部と韓国水力原子力は、自分たちが今までに侵した
重大な誤りを認め、世界の脱原発の流れに適応し政策を変更する必要があります。

核廃棄物処分候補地としてのプアンの選定を取り消してください。

核廃棄物問題にたいする最初の解決策は、核廃棄物の生産を減らすことです。従っ
て、これ以上の原発の建設を中止すべきであり、原子力中心のエネルギー政策から直
ちに手を引き、再生可能エネルギー政策を積極的に追求していくべきです。(原文:
英語)

賛同団体名または個人名( )
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