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刈羽村の住民投票の結果を守るよう
品田村長にメールを!


皆様へ
(BCC配信で失礼します。転送歓迎です)   美浜の会の島田です。

★刈羽村の住民投票の結果を守ろう!今夏のプルサーマル実施策動をくい止めよう!
刈羽村の品田村長にメールを!

 政府と電力各社が狙うプルサーマル計画は、これまで各地の反原発運動の力に
よって、ことごとく頓挫してきました。1999年12月の関西電力プルサーマル計画
は、私達関西の市民が裁判に訴え、MOX燃料のデータねつ造を暴き中止へと追い込
みました。その後、東京電力のプルサーマル計画も、市民の福島原発MOX燃料装荷
差し止め訴訟の力を背景に、福島県知事が凍結を貫いています。そして昨年5月には、
新潟県・刈羽村の住民投票の勝利によって、はっきりとプルサーマルNOの民意が示さ
れました。
 
 ところが、その刈羽村に、経産省・東電・地元首長達が一体となって、猛烈な攻撃
をかけてきています。住民投票の民意を踏みにじり、今夏、プルサーマルを強行しよ
うとしているのです。
 事態は緊迫しています。この8月が山場です。

■シナリオはこうです。
 柏崎刈羽3号原発の定期点検は8/10〜9/24です。この時期にMOX燃料の
装荷を狙っています。
 刈羽村の品田村長は7/6〜10日、経産省と東電と共に、MOX燃料を製造した
ベルギーの会社に出向き、わずか30分の視察で、「燃料は健全」とうそぶいていま
す。村長は、7/23から8月末までかけて、村内20カ所の集落で「対話集会」を
行い、その結果を村長自らが判断し、「民意は変わった」と宣言しようというのです。
 柏崎市の西川市長も8月中旬からベルギー等を訪問予定です。そして「対話集会」
終了後(8月末から9月初)に、村長・市長・県知事が三者会談を行い、プルサーマ
ルにゴーサインを出し、定期検査に間に合わせようというものです。
 国が主導しながら、念入りに練られた計画の下、急展開で動き出しています。

■しかし、この難局を切り抜けることができれば、プルサーマルの後退は決定的なも
のとなります。青森県・六ヶ所再処理工場の稼働中止を求める運動にも大きな力とな
ります。その意味で、日本のプルトニウム利用政策そのものを転換させ、脱原発へと
進む運動にとって、今夏の刈羽村は剣が峰です。

■刈羽村の住民投票条例第17条には、「刈羽村の村議会及び村長は、住民投票の結
果を尊重しなければならない」と明記されています。正式な手続きを踏んで行われた
住民投票の結果を、村長の「判断」で覆そうというのです。
 沖縄の名護を想起させるものです。不当な国策に対し、住民投票という形で民意を
貫いてきた運動を、無に帰そうとしているのです。

■刈羽村の女性達は、戸別訪問・街宣活動等々で「住民投票の結果を守ろう」と、全
力で闘っておられます。原発建設以来、30年目にして初めて村民の意思を表明でき
たのが住民投票でした。激しい攻撃の中、民意に依拠して、活動されています。

★全国の反原発運動、環境保護運動、反核平和運動等々、様々な民主的活動を行って
おられる全国の皆様!

地元の女性達の呼びかけに応え、まずは、刈羽村の品田村長に、集中してにメールを
送ってください。是非とも、御協力お願いします。
メールはここから送れます→ http://www.jca.apc.org/mihama/(美浜の会HP)

□美浜の会のHPでは、刈羽プルサーマル問題を特集したページを作成し、地元の動
き等を紹介しています。ご覧下さい。
上記HPからメールを送られるとき、「美浜の会にもメール送る」をチェックされる
と、皆さんの声をHP上で紹介させていただきます。そうすることで、地元の人々へ
も皆さんの声が伝わり、支援にもなります。

■以下は、刈羽の女性達からのメッセージです。是非お読み下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
刈羽女性のメッセージ

住民投票の結果を守り三者会談でプルサーマル実施に反対の意思表明をすることは、
品田村長の当然の責務であるはずです。私たちはチラシを手に戸別訪問を行い、村民
にこのことを訴え、一人一人が住民投票で表したプルサーマル反対の声を村長に届け
るよう活動を続けています。

住民投票運動の時には多くの皆様からご支援をいただき、私たちは大きな励みになり
ました。しかし今、再びプルサーマルを実施しようとする動きが急展開し始め、品田
村長も23日から始まる集落対話集会を口実にして、実施了解の判断を下すのではな
いかと危惧されます。私たちはこの様な暴挙を絶対に許しません。どうか私達の思い
をご理解いただき、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

背景について簡単にご説明いたします。住民投票後、東電や国は「理解活動」と称し
て議会工作や利益誘導、村内自治への露骨な介入(集落の祭りに東電社員が寄付を
持って現れるなど)を続けてきました。私たちは国や東電に対して「住民の意志を踏
みにじるストーカー行為は止めよ」と何度も申し入れてきましたが、内閣府原子力立
地担当の江越参事官、東電広報刈羽担当の久保氏らは一部推進派村議と酒席を重ね、
「議会でプルサーマル推進で動いてほしい」と懇願し、反転攻勢のチャンスを覗って
いました。

こうした中で6月27日村議会で「国の原子力政策に関する決議」が可決され、する
と突然、7月1日に品田村長、西川柏崎市長は「ベルゴ、コジェマ社を訪ね、MOX燃
料の安全性について確認したい」と発表。経産省柏崎刈羽立地担当官事務所の馬場氏
の手配により訪欧した村長は「データの信ぴょう性や燃料の健全性の確証を得た」と
11日に記者会見、さらに「村民の意見を私なりに咀しゃくしてMOX燃料装荷の判断
をしたい」と23日から20集落で「プルサーマル等意見交換会」を行うことを決め
ました。これに符号をあわせ西川市長は8月13日(予定)から訪欧し、平山知事は
「対話集会次第では計画の受け入れもありうる」と述べ、国・東電が作った9月上旬
のMOX燃料装荷のシナリオに三首長が合意し、政治的な思惑の元に動き始めたことを
示唆しました。私たちは地元にいて強力な国家意志を感じています。

しかしピンチは同時にチャンスでもあるでしょう。イギリスに向けて航海中の返還高
浜MOX燃料は78ヶ国もの抗議の声にさらされていますし、福島県では国策との全面対
決の様相を呈してきました。さらに、再処理工場は経済合理性を巡り原子力村内部か
ら不協和音が聞こえます。「電力各社にプルトニウムの利用計画を出させる」とした
経済産業省の決定は、立地地域に激しい推進圧力が予想されると同時に、立地点が阻
止いていけば核燃料サイクルを転換していくことができる可能性を経済産業省自ら表
明したといえるのではないでしょうか(何処に実施の展望があるというのか)。個々
の反対運動が普遍性を含み、核燃料サイクルの転換へと至る瞬間の時を迎えているの
かもしれません。

刈羽では16日の区長会でも対話集会に多くの疑問の声があがり、村長も「装荷に間
に合わせるためではなく、受け入れの説得に回るわけではない。私自身が意見を聞き
たい」と述べざるを得ず、住民投票の民意は健在です。

私たちは全力でこの1ヶ月余りを走りぬきます。皆様のご支援を重ねてお願いする次
第です。

    ■チラシ配布と戸別訪問
    ■街頭宣伝
      宣伝カーで村内を回ります。
    ■村長・平山知事に住民投票を守るようメッセージを届けてください
      □品田刈羽村長宛メールアドレス 
h.shinada@vill.kariwa.niigata.jp
          FAX番号 0257-45-2818(刈羽村役場 企画広報課)
      □平山知事HP 
http://www.pref.niigata.jp/kouhou/anatanokoe/index2.htm
          FAX番号:025-283-2274
    ■支援カンパのお願い
      活動費は手弁当で賄っています。カンパにご協力をお願い致します。
      郵便口座番号:00550−4−72633
      口座名:刈羽村生命を守る女性の会

       刈羽村生命(いのち)を守る女性の会
       みどりと反プルサーマル新潟県連絡会
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★即刻、村長に、「住民投票の結果を守れ」のメールを送ってください。
メールはここから送れます→ http://www.jca.apc.org/mihama/(美浜の会HP)

2002.7.30
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島田清子 simak@nifty.com
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530−0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル1階
TEL06−6367−6580 FAX 06−6367−6581
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