『上関原発』新設?!


サイバーアクションの皆様---転送-------
「原発に土地は売らない」と頑張っている山口県上関町の神社の宮司さんを応援しましょう!中国電力による山口県上関原発建設予定地の一部は上関にある神社の所有地です。その神社の宮司さんの林春彦さんは、「人と自然を守るため、中国電力に土地は死んでも売らない」と頑張ってます。でも、原発に賛成の氏子さんたちによって、解任要求が出されてしまいました。現在、神社本庁が林宮司さんの処遇についての運命を握っています。神社本庁に、「林宮司さんを解任しないで!」とメールを送ってください。
アクションページのURL   
http://cybercentre.greenpeace.org/t/s/ams/jp?a=Kaminoseki&s=jp

                                     どうぞ、よろしくお願いします。
グリーンピース・ジャパン 核問題担当 鈴木 かずえ


以上のような、メールを受け取り、さっそく意見を送りました。人として向かい合って、思いを綴る。それが「新規原発なんかしてもらいたくない!」という声として、意志決定現場に直に影響を及ぼす事ができるなら。直接選挙っぽい可能性を秘め、最近では実際にこうした意見が新潟県刈羽町長の気持ちを動かした実績からも、効力に期待します。

グリーンピースが始めた「サイバーアクション」は、政策決定現場に市民の声を届ける取りまとめの窓口を「グリーンピース」が開設し、「まとまった意見」としての印象を相手に与え、又自分の意見を書いている暇がない時でも、グリーンピースが代表した意見に、自分の住所氏名アドレスを連名すれば同じように意志表明できるという利点があると思います。

この「上関新規原発計画」については、去年、東海道を歩いて“HIROSHIMA”につないだ「PEACE WALK」のレポートで、ナガサキへ向かう道中に出会いを知りました。正月ウォークは諫早湾で元旦を迎え、上関へと引き返します。20年も反原発で暮しを守り続けている漁民の方たちの住む祝島からのレポートでした。


その後4月9日「長島の自然を守る会」から「上関原発計画に知事同意を与えないよう求める集会及び県知事申し入れについてお知らせ」が入ります。「中国電力が原子力発電所建設を予定している山口県熊毛郡上関町長島及び周辺地域は、開発の進む瀬戸内海にあって手付かずの自然が残された唯一の場所であり、そこに生息する動植物は豊後水道より流入する黒潮支流の影響を受け、他に類例のない様相を呈しています。」として、計画に関する知事の意志を問います。

「6日に政府が上関の予定原発1号・2号を2001年の電源開発基本計画に盛り込みたいとの決定をし、地元山口県知事の意見を25日期限で照会する、という事態が起こりました。もし、ここで二井県知事が、地元は問題ない、イエスだ、と答えたら、国と中国電力のやりたい放題になってしまうでしょう。めちゃくちゃ危険です。」という現地の声で、「県民アンケートを実施する要望署名」「山口県知事への意見ファクス」が始まりました。

4/23「19年目知事が初めて原発反対派と会う!座り込みが奏したか?25日まで、座り込みがつづきます。自治労から、山口ネットワークから、山口大学からも、参加があり、夜の座談会はにぎやかでした。」という知らせがあり、この日は「経済産業省に副知事が意見書を持って来る」と、東京でも連動して集会、現地は100名の座り込みとのことでした。そして、肝心のその意見書ですが…。


 12時に報道を通じて同意書の内容が発表され、2時に記者会見が行なわれましたが、そのあと各団体の代表と知事が会うということになり、20人が、約40分知事室で会見しました。知事は私たちに対して、「みなさんの気持ちはよくわかる。私としては国がここにある条件を満たさない限り、建設に関する手続きなどを留保することがある」と、留保条件をつけたことをくりかえし強調しました。「結局、同意されたのですか、しなかったのですか」と、改めてたずねると、小さな声で「同意しました」と答えました。つまり、国(資源エネルギー庁)には「同意した」と答え、反対派にはあたかも同意していないかのように、説明しようとしたのでした。条件の第1は、土地問題の解決ですが、林宮司さんは「絶対土地を売らない」との固い決意です。宮司さんには現在、推進派から強い圧力がかかっており、ご本人は身の危険を感じて、姿を隠しておられるとのことです。(22日広島での集会で、上関住民の話)国が協力な指導で、これらの問題の解決をめざすということは、反対派土地所有者に対して、さらに金と権力を駆使した嫌がらせ、脅迫などの圧力が強まるということです。(大庭里美 プルトニウム・アクション・ヒロシマ4/24「NO NUKES-ML」より抜粋)

続いて入ったニュースが、トップのグリーンピースからのサイバーアクションの呼びかけです。
「神社庁に、上関で「原発に土地は死んでも売らない」と頑張っているばっかりに、原発賛成側の氏子さんたちから、解任上申書を神社庁に提出されてしまった宮司さんを、「解任しないでください」とお願いするものです」。

まさかの展開ですが、この宮司さんを守ること=最後の砦のような形です。現地から届く声をピックアップしてつなぎました。 是非御協力をお願いします。(文責sakino)

詳しくは「原発はごめんだヒロシマ市民の会」
http://www2.ocn.ne.jp/~gomenda

「祝島」

http://member.nifty.ne.jp/iwaishima/discuss.htm


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