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「自己責任キャンペーン」?

★グローバル・ピース・キャンペーン★
OPEN-J BOOMERANG 417【どうすりゃええの、コレ?!】から
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◆小平の島です。転送・転載大歓迎です!◆

どこかの誰かが、昨日から「自己責任キャンペーン」を始めたようです。

北海道東京事務所で、実際に電話番をした私や友人が感じた事は、掛かってきた
嫌がらせ電話のほとんどが、明らかにマニュアルがあると思われる組織的なもの
だという事です。その電話の中で、何人もが、高遠さんの家にも電話したと発言
しています。

なぜ、マニュアルがあると感じたのかというと、「自己責任」「救済費用を払え」
「山で遭難したら自分で救済費は払う」「TVに出るな」「高遠さんの家にも電
話した」など、他にも沢山同じ内容の言葉が、嫌がらせ電話をかけてくる人たち
の口から出て来るからです。高遠さんの電話番号を、わざわざ調べ、マニュアル
に載せているものと思われます。

これは明らかに組織的な、被害者家族への脅迫ではないでしょうか?誰が裏で糸
をひいているのでしょう?電話をかけてきた人間達は、電話を受けている私たち
の素性も知ろうと、しつこく、名前や家族の皆さんとの関係、所属団体なども訊
いてきました。私たちは、脱原発運動などで、過去に散々、組織的嫌がらせや脅
迫を受けているので、逃げも隠れもしないし、気にはしませんが…家族の皆様が、
本当にお気の毒です。このキャンペーンが怖い所は、何も考えていない人間が、
文や意見に接する事で、それが自分の考えであると錯覚してしまうところです。

「自己責任」を問われるのは、日本政府の方ではないでしょうか?
イラクなどの危険地域で、救援活動を続けてきた人達は、独自に地域での信頼関
係を深め、大量の税金も使わずに、地道に活動してきました。彼等の活動のおか
げで、日本は世界の人々から信用を得られているという側面もあります。その彼
らが、日本政府がアメリカに荷担する事で、自分達の活動がしにくくなる。自衛
隊がイラクに入れば、自分達が標的になる、そう言い続けて来たにも関わらず、
日本政府は、莫大な税金をつぎ込んで自衛隊を派兵しました。そして今、自衛隊
がやっている事といえば宿営地に引きこもり、水の浄化をしているだけです。
その上、比較的安全と言われていたサマワを危険地帯にしてしまいました。

自衛隊ではなく、水道関係の技術者が行っていれば、サマワの安全は、保たれて
いたのではないでしょうか?今回イラクで拘束されている3人は、危険を承知で
行ったかもしれませんが、それは、イラクの人々を見捨てて置けないという止む
に止まれぬ気持ちからです。

高遠さんは、自衛隊がイラクに入るずっと前から、アメリカの攻撃によって親を
なくしたストリートチルドレンの救済を行ってきました。郡山さんは、戦場を飛
びまわって、その悲惨さを訴えるために活動していました。今井君は、劣化ウラ
ン弾によるイラクの子供達の被害を心配し、今もイラクで増えつづける被害を、
一日も早く減らしたい一心で、イラクの子供向け絵本を作りたいと思っての行動
でした。彼ら3人は、日本の良心とも言えると思います。

どうか、周りでキャンペーンに乗ってしまいそうな人がいたら、それは間違って
いるのだという事を教えてあげてください。そして、3人のご家族への攻撃が、
これ以上高まらないようにお力添え下さい。宜しくお願い申し上げます。

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