MATSUDAです。
ブッシュ政権は、どうしてもイラク攻撃をしたい様子です。
しかし、欧州、中東をはじめ、世界中の国が攻撃への反対、
不支持、不参加を表明し、唯一支持を表明しているイギリス
でさえも、国民の78％が反対し、与党からも批判が噴出して
いる状況の中、アメリカの世論調査では、80％もの人々が、
他国の軍事支援がない場合はイラクに兵を送るべきではない
と回答しています。
日本は、まだ、その態度を明示していません。
そして、私たち日本の市民も、この問題に関心を持ち、世論
を喚起しているとは言えない状態です。アメリカからすれば、
戦争になれば当然支援をしてくれるだろうと思っていると思
います。
でも、私は、戦争を支援するのはイヤです。
もし、日本の世論が不支持を表明したら、世界のイラク攻撃
不支持の波を、もっと大きく出来ると思います。
お金がどこからも出ないかもしれないと思ったら、米、英の
国民もいっそうこの攻撃に懸念を示すでしょう。
今、このとき、日本の世論は、イラク攻撃に関する世界情勢
の要であると言ってもいいと思います。
私たちが、今、頑張ったら、攻撃を止められるかもしれない。
戦争をやめてもらえるかもしれない。その可能性はゼロでは
ありません。
アーミテージ米国務副長官は、27日、小泉首相に対し「でき
る限りの協力をしてほしい」と要請したそうです。
小泉首相は9月9〜14日までの日程で米国を訪問します。11日
の追悼行事などに参加し、そのあと首脳会談が行われます。
国民の不支持という姿勢がはっきりしない状態では、確実に
協力を約束してきてしまうかもしれません。
時間がありません。
今日、Ｅ−メールアドレスを把握出来ている国会議員 633名に
イラク攻撃に関するアンケートを配信しました。
このあと、ＦＡＸ、郵送と順次全員に配布していく予定です。
このプロジェクトを媒体に、国会議員はもちろん、地方議員、
メディア、そして市民に、この問題を自分のこととして捉え、
考え、対話を重ねることで、世論を喚起していきたいのです。
もし、イラク攻撃がされたら、パレスチナだってもっとたいへ
んなことになります。報復が報復を呼び血の連鎖を断ち切るこ
とがどんどん困難になっていってしまいます。
そして、また、多くの人々が殺され、傷つけられ、多くの難民
が発生し・・・アフガニスタンと同じようにいたましいニュー
スが届くでしょう。
そうなってからでは遅いと思います。
今、このときの行動が、戦争を止めるかもしれないと思います。
世論を喚起して、大きな波を起こしていきましょう。
作業チームでは、画像ファイルになったファックスでの回答を
打ち込む手作業チームのスタッフを募集しています。
手がまったく足りません。
ぜひ、ご一緒に取り組んで下さい。
また、作業チームに参加しなくても、みなさんの選挙区が選出し
た議員の回答を見て、又は回答されていない議員に対して、アプ
ローチをしたり、新聞やテレビ、ラジオなどのメディアに知らせ
たり、掲示板やＭＬでの告知など・・・多くの力があわせられて、
はじめて結果が出せると思います。
このプロジェクトは、かかわる全ての人がオーガナイザーです。
ひとりでも多くの方の参画をお待ちしています。
イラク攻撃に関する全国会議員公開アンケート実行委員会
http://www.eeeweb.com/~research/
E-メール：organizer@anet.ne.jp
作業チームＭＬ＜ご参加下さい＞
http://www.freeml.com/ctrl/html/MLInfoForm/organizer
** MATSUDA SACHIYO signature@eeeweb.com **
【今度の冬もアフガニスタンへ衣類を贈ろう！】
第５弾：9月9日(月)〜17日(火)16時必着厳守
▽送付先はこちらで確認してください▽
http://www.eeeweb.com/~backup/
