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イラクの新首相は元CIAの手先のテロリスト

★グローバル・ピース・キャンペーン★
OPEN-J BOOMERANG 435【米国政府の反論 と 日本の民間の正論】より
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■転送・転載・大歓迎■

■山田和尚■

嬉しいメールが飛び込んできました。昨年の3月2日に皆さんに呼びかけて広島
でやった『人文字』の代表をやって下さった嘉指さんからのメールです。

あの時、日本中から駆けつけてくれた多くの人たちと広島の人たちがまざり合い、
あの広い大空に飛び交う12機の取材ヘリとセスナに向かって大きな声で叫びな
がら手を振った効果が、やっと私たちの目の前に現われる日が来たようです。

あの日の夜のニュース23では、それまでアメリカ大使館からストップをかけら
れてきた、劣化ウランと言う言葉が堰をきったように日本中に流れ出したのです。

番組では、一人の若者が東京から広島に向かう様子から『人文字』に参加するま
でを追いかけて映してくれました。その若者が下の2番目の投稿の松田卓也です。

今となっては懐かしい、嘉指さんからの最初の呼びかけを、時間のある時にでも
バックナンバーから見てください。(2、3年前のことのように思っていました)
ブーメランVol.302:ヒロシマから 人文字に願いをこめて(2/23)
http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/

では、嘉指さんからのうれしい投稿です。

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◆嘉指信雄◆

6月15日、来週火曜日の昼(12時〜2時)東京の「外国特派員協会」にて、
劣化ウラン弾問題についての「報道昼食会」が開かれることになりました。

今回の「報道昼食会」は、「劣化ウラン弾は安全である」というブリーフィング
をさせてほしいというテレンス・テイラー氏(IISS=International Institute
for Strategic Studies/America「戦略国際研究所・アメリカ」所長)からの申
し出により開催されることになったとのことです。

ただ、東京の伊藤和子さんによりますと、「外国特派員協会」としては、アメリ
カ政府サイドの一方的な話を聞くのではなく、できれば「討論形式」で行いたい
ということで、討論の相手役の依頼が私のところに回ってまいりました。
 
イラク戦争開始まもない頃にも、アメリカ大使館を通じて、日本のマスコミ向け
に、「劣化ウラン弾は安全であり、報道には十分気をつけてほしい」といった趣
旨の声明が出されたことがありました。

今回のテイラー氏の申し出も同様の政治的目的をもったものと考えられ、きわめ
て真剣に受け止めなければならないと思いますが、外国や日本のジャーナリスト
の方々に劣化ウラン弾問題についてより具体的に知っていただける、とても良い
機会だと思い、お引き受けすることにいたしました。

したがって、今回の「報道昼食会」は、昼食後、テイラー氏と私がそれぞれ15
分ほど話をした後、討論、質疑を英語で行うという形で開かれますが、最近の情
報をまとめた日本語資料も用意したいと思っておりますので、東京在住のマスコ
ミ関係者の方は、どうぞ奮って御参加ください。

なお、IISSやテレンス・テイラー(Terence Taylor)氏の経歴・専門などについ
ては、IISSのホームページをご参照ください。<http://www.iiss.org/> 

連絡先:「外国特派員協会」:有楽町電気ビル北館20階
Tel:03-3211-3161

嘉指信雄(かざしのぶお)「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」代表
http://www.nodu-hiroshima.org/

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◆松田卓也◆

■これって、いつもアメリカがやってきた傀儡政権でないのかな■
■もう 何でもありですね■

東京新聞に注目すべき記事が出ました。テロ撲滅のための戦争と称してイラク政
府を破壊したあとに、CIAの手先でテロを働いていた人間を首相にしたという
暴露ものです。(宮本照嗣より)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20040610/mng_____kok_____004.shtml

■『アラウィ首相、CIA指示でテロ』■

【ニューヨーク=斎田太郎】 イラク暫定政権のアラウィ首相が1990年代、
フセイン政権転覆を図る反政府組織を率いて、米中央情報局(CIA)の指示で、
爆弾テロや破壊活動に関係していたと9日、米紙ニューヨーク・タイムズが報じ
た。

米情報機関の複数の元当局者の話を基にしている。同首相は就任時に「爆弾テロ
を止めて治安を回復する」と語っていた。

同首相は、かつてCIAと関係のあった親米派有力者として知られるが、テロに
関与していたとすれば、混迷するイラクを立て直す資格に疑問が生じる可能性も
ある。

同紙によれば、アラウィ首相は親フセイン派から反体制派に転じ、90年に元イ
ラク政府高官らと反フセイン組織「イラク国民合意(INA)」を設立。92年
からCIAに雇われた。

当時、映画館やスクールバスが爆破されて子どもが死亡する事件が起きており、
このテロがINAによる可能性もある。米情報機関の元当局者は「反政府組織の
中でINAが唯一、爆弾テロを実行していた」と話す。イラク北部から爆発物を
バグダッドに運び込んでいたという。

アラウィ首相は、同紙にコメントしていないが、元INAの爆弾製造責任者は、
同首相が爆弾テロ活動について話しているビデオテープがあると証言。

元当局者も、ビデオの存在を認めた上で、「泥棒を逮捕するのに泥棒を送り込ん
でいるようなものだ」と、テロが続発するイラクのトップを皮肉った。

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戦争 地雷 飢餓 ゼロの波動
アジアから世界へ
ASIAN SPARK  
松田卓也
http://www.asianspark.org
takuya@asianspark.org
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◆荻野 仁◆

■グローバル・ピース・キャンペーンの皆様へ■

5月7日金曜日、「テロリストは誰?」の完成試写会場へ集合して下さった皆様
より、イラクのファルージャにおける米軍の無差別発砲に傷ついた人々へ心から
のカンパ支援をして下さいました事、現地のイラクの人々にかわり本当に心より
感謝申し上げます。

当日会場で集まったカンパの総額は56,094円でした。福岡在住の木村公一
牧師、青柳氏(福岡在住)と共に5月12日夜関空を出発し、5月13日、夕刻
ヨルダンのアンマン着。バクダットのマンスール子供中央教育病院へ届ける抗が
ん剤を購入し、翌14日、空路にてバクダット入りし、翌朝5月15日先の病院
へ抗がん剤を届けました。

相変わらず薬不足は深刻そのもの、劣化ウラン弾が今回の戦争では2000トン
以上も使用された可能性が有る事でもはや、薬の支援をいくらしても、効果は見
込め無いとの理由から支援に反対する人々が平和運動のメンバーや、反戦活動家
の人々の中に少なくないが、今回もこうして、病院を再訪した私は、決して薬の
支援をあきらめては、絶対にいけない!と痛感しました。

自分の家族が、病に冒されたら、しかもそれが核兵器の様な不本意な原因によっ
て傷ついている現実を目前にして、完治が難しくとも治療をあきらめるだろうか?
絶対に自分の立場であるならば、そんな発言は出来ない筈で有る。

そして日本は被爆国で有り、その被爆国日本で有りながら、米国の参戦に最初に
賛成した国で有る。日本政府がいくら復興支援の名の元に自衛隊を派兵しようと
も、少なくとも一般の日本の市民レベルでは同じ血の通うアジア人で有り、地球
市民としてイラクの人達への医薬品支援に対して理解とご協力をして下さる様、
私は心よりお願い申し上げます。

小泉首相は政治家としての話し合い交渉による外交でなく軍隊を送るという選択
をされた。彼の政治家としての自己責任が今後の選挙で問い直されるべき時に来
ていると思う。そして、地球環境を破壊する戦争の一日も早い終結を望みます。

2003年5月に終結宣言がなされた筈なのに、何故にこうも戦闘を継続する必
要が有るのでしょう?「ファルージャ」被災の医薬品支援は、バクダットにある、
Occupation Watch centerに支援金として、お渡しして参りました。

この機関は米軍などの占領軍による被害の実態調査、その被災者へ対しての今後
の保証問題や、医薬品の支援、食料、衣料、家屋の修復etc、多岐に渡っての支援
を行っています。

日本からの支援はここを通じて行ってゆく事が出来たら良いと思います。この代
表のエマンさんは3時間にも及び、アメリカ占領軍によるイラク人虐待等の被害
状況を話して下さいました。エマンさんのご主人は映画監督であり彼にも話を聞
かせていただきました。

今後は日本とイラクも、芸術分野において文化交流を持っていきたいと希望を語
られ、バクダットの空爆時に映画会社の倉庫は喪失し多くのドキュメンタリー作
品等イラクの文化財産が失われてしまったと言います。

7月17日第一回平和映画祭がグローバル・ピース・キャンペーンによって開催
されますが、第二回目の開催される時にはイラク映画の上映がされると素敵です
ね。そして今後のイラク人によるイラク復興において日本の戦後復興を記録した
ドキュメンタリーフィルムがあれば明日のイラクの参考にしたいとも語られまし
た。7月17日に開催される平和映画祭が今後のイラクと日本の友情の梯となり、
そして広く世界の平和へのワンステップとなることを大いに期待しています。

100年足らずしか生きられない愚かな私たち人間が戦争を早く放棄して永遠と
も言える長い地球生命を大切にすることが出来るよう心よりお祈りしています。
最後にイスラム学者評議会議長の日本人へのメッセージを記載させていただきま
す。

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■日本の民衆へのメッセ−ジ■

アラーの名によって、イスラム学者評議会の議長として、皆様を心から歓迎しま
す。このウム・アル・クラ寺院を訪れて下さってありがとうございます。イラク
民衆に対する日本の人々の友情に満ちた想いに心からありがとうといわせて頂き
ます。

戦争が起こされてから今日まで、あなたがた日本の人々はわたしたちイラク民衆
に絶大な支持を与えてくれました。

日本政府はアメリカ政府の占領政策に追随することによって、わたしたちイラク
民衆を圧迫する政策をとり続けてきましたが、そのことはイラクと日本の民衆の
間で培われた暖かい友情を壊すことはできないでしょう。

わたしは日本の人々に強く訴えたいと思います。それは、イラクの民衆を苦しめ
る悪しき連合軍(Coalition army)から日本政府が一日も早く離脱するよう日本の
民衆が日本政府に圧力をかけることです。

イラクと日本の民衆の暖かい友情関係は今後も安定して継続していくことでしょ
う。日本の人々に理解して頂きたいことは、イラクの民衆は日本の人々を愛し尊
敬してきたという事実です。

この機会をお借りしてお願いしたいことがあります。それは、イラクの人々が親
しみを込めて日本の人々を待遇してきたのと同じように、日本を訪れ、また生活
しているイスラムの人々をも暖かく待遇して欲しいということです。

イスラムは平和と慈悲の宗教であり、わたしたちを兄弟姉妹として育むものです。
イスラムは「テロリズム」の宗教であるという人々がいますが、それは大きな間
違いです。この悪意に満ちたプロパガンダは平和を賤しめる敵対勢力に由来する
ものです。

彼等は、わたしたちがイスラム教徒であるとかイスラム教徒でないとかにかかわ
らず、わたしたちが東洋人であるという理由だけでわたしたちの宗教を賤しめる
のです。

米軍による占領という共通の苦難と経験をもつイラクと日本の民衆は共に力を合
わせて、この世界に平和を築いていきましょう。有り難うございました。

2004年5月16日

バグダッド、ウム・アル・クラ寺院
ハリツ アリ ダリ(Dr. Harith Al Dhari)
イスラム学者評議会議長

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