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イラク反戦行動への不当弾圧を糾弾する

私たちは、自衛官に派兵反対のよびかけを続ける

自衛隊イラク派兵に反対する全てのみなさんへ。
立川自衛隊監視テント村の森です。長文失礼します。転載大大大歓迎です。パソコン
が押収されてますので何かありましたらtachikawa227q@yahoo.co.jpまで連絡くださ
い。

すでに幾つかの投稿がなされていますが、昨日27日、テント村に対して逮捕者3名/家
宅捜索6件という大きな弾圧がありました。3名の仲間は立川署と警視庁多摩庁舎に留
置されています。1月以上前の自衛官/家族向けの官舎(これは普通の集合住宅と一見
何も変わらないところです)に対してのビラ入れを「住居侵入」とした、令状をとっ
ての弾圧です。あたりまえの営みが「犯罪」とされていく銃後の社会を私たちは生き
ているのだと思います。そして今権力は何よりも、自衛官と反戦運動の接触を恐れて
いるのだと思います。

すでに反撃は開始されています。昨日の緊急抗議行動には、40名近い仲間が結集して
くれました。一夜明けた今朝も、元気にいつもどおりの自衛官に向けたマイクでの放
送を立川基地前で行いました。こんな不当な弾圧を、暴力を、大きな力で跳ね返して
いきたいと考えています。

そこでみなさんへお願いです。

(1) 弾圧の事実を多くの人に知らせてください。テント村の弾圧抗議声明を以下に載
せておきます。転載等大歓迎です。

(2) 救援カンパを寄せてください。振込先は郵便振替で、
  00190−2−560928「立川自衛隊監視テント村」

(3) 抗議の声を届けてください。
  ・拘留延長の決定をする「東京地裁八王子支部」へ
   (0426-42-5195)
  ・「立川警察署」へ(042-527-0110代表)
  ・「警視庁多摩総合庁舎」へ(042-522-3161代表)

(4) 何よりも反戦・反派兵、反弾圧の声をあげて下さい。テント村で当面予定し
ている行動は以下の通りです。
  ・2/29(日)立川駅頭情宣 11:00〜12:00 
               @JR立川駅北口コンコース上
  ・3/1(月)C1ジェット飛来抗議デモ 14:30 
             @立川中央公民館集合(南口7分)

なお、立川市議会議員の大沢豊さんのHPで今次の弾圧のことが報告されています。ご
参照を。
http://homepage2.nifty.com/osawa-yutaka/heiwa-iraku-dannatu1.htm

以下、テント村の抗議声明です。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃        ※※弾圧抗議声明※※        ┃
┃    イラク反戦行動への不当弾圧を糾弾する    ┃
┃ ―私たちは、自衛官に派兵反対のよびかけを続ける― ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 2月27日早朝、私たち立川自衛隊監視テント村は「イラク反戦」を理由に全面的な
弾圧を受けた。逮捕者3名、事務所・個人住宅の家宅捜索6ヵ所。これは小さな反戦市
民団体としては大きな打撃である。令状には、1月17日に自衛隊官舎に反戦ビラを
配ったことが住居侵入にあたる、とあった。団地のポストにチラシ広告を投函する全
ての行為がこの弾圧の対象になりうる。
 かつてオウム真理教信者によるポスティングが同様の弾圧を受けたことがあるが、
日本という国が、民衆の反対の声を封殺し、派兵国家としてその暴力性をあらわにし
たのである。

 問題の1月17日、私たちが自衛隊官舎に配ったビラは「自衛官・ご家族の皆さんへ
 自衛隊のイラク派兵反対!いっしょに考え、反対の声をあげよう!」と題するもの
である。大義なきイラク戦争、そしてこの泥沼化の中で、「計算機を片手に命令を下
す者はいつでも安全で、命令を下されるものや、さらにその標的になるものは、いつ
でも身の危険におびえ、激しいストレスにさらされ、時には金で横っ面をたたかれ
る」
と、自衛隊派兵の背景を批判している。そして自衛官とその家族に「自分で考え、一
緒に声をあげよう!」とよびかけている。
 派遣隊員たちは「仕事だから」「国のためになるなら」「上官の命令だから」・・
・と自分の気持ちを整理するのに必死だ。そして「この戦争は正しいのだろうか?」
「イラクの人を殺してしまったら、トラウマに一生苦しむのではないか」・・・と悩
んでもいる。

 かつて日本はすべての反対の声を抹殺し、子どもたちを皇国の神話で染め上げ、破
滅的な侵略戦争へと突き進んでいった。
 自衛官が自分がどう行動するべきか悩むことのできる社会こそ健全な社会である。
私たちが派兵反対の声をあげ、自衛官たちと議論できる社会こそ、誤った政策からの
復元力を持つ社会である。人権も言論の自由もない「銃後」の社会づくりを私たちは
拒否する。
 政府は、憲法も国際法も無視した派兵を詭弁によって糊塗し、既成事実を積み上げ
て、「イラクに行った自衛隊を応援するしかない」と世論を誘導する。イラク反戦運
動が直面しているのは、こうした巨大な権力なのである。私たちは、詭弁を論破し、
歴史と現状から既成事実の誤りを一つ一つ訂正する闘いを続ける必要がある。そのと
き大切なのは、言葉の力であり、言論の自由であり、自衛官とその家族との対話の回
路である。
 私たちテント村は、権力の予防弾圧をはねのけて逮捕された仲間をとりもどし、全
国・全世界の人々とともにイラク反戦を闘いぬきたいと思う。私たちは自衛隊員とそ
の家族へのよびかけを決して止めはしない。
 抗議と奪還の闘いへの結集とともに、広範な救援カンパへの協力をお願いする次第
である。

2004年2月28日  立川自衛隊監視テント村

立川市富士見町2-12-10-504 
電話/FAX 042-525-9036/524-9863
Eメール tachikawa227q@yahoo.co.jp
カンパ送り先 郵便振替番号00190−2−560928
「立川自衛隊監視テント村」

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