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米主要紙に意見広告を載せるキャンペーンに協力を

◆きくちゆみ◆

みなさん、グローバルピースキャンペーンのホームページのNYタイムズの意見
広告のところをご覧ください。
http://www.peace2001.org

450万円の目標額が、あと80万円で達成します。みなさんのお力でここまで
きました。ありがとうございます。でもあともう少し。そして残額の支払いの締
め切りもあと1週間。戦争が起こって、劣化ウラン弾や大量破壊兵器がばら撒か
れ、人殺しが済んでから手を差し伸べるのでは、遅いのです。
日本政府が議論していることは、かなりずれています。爆弾が落とされる前に、
破壊と人殺しが始まる前に、戦争を食い止めましょう。

たくさんの人が、平和のためにそれぞれのできることをやっています。

四国の小島さんは、『戦争中毒』の出版スポンサーになり本を売りながらその利
益でグローバルピースキャンペーンを助けてくれています。

東京の松田さんは、2月15日の国際平和行動を日本でも大きくするために東奔
西走。

ジャミーラ高橋さんは、人間の盾になる覚悟で、12月に引き続き2回目のイラ
ク国際市民調査団の2月派遣を準備中、ホームページも立ち上げました。
http://www10.plala.or.jp/jamila/

フリージャーナリストの志葉玲さんは、28日発売の「スパ」に、国際市民調査
団のルポを書き、ジャーナリストとして真実を伝えています。

バウさんは、『戦争中毒』の存在をみんなに知ってもらい、国際司法裁判所で国
際紛争が解決できる事実を伝えるために、雪の中をオンボロバンに寝泊りしなが
ら東北地方を回っています。

今村和弘さんは、スコットリッター来日の効果を最大にすることに全力投球。

私はアメリカで反戦の世論が政府の決定を覆すように、たくさんの仲間たちとマ
ルチメディアキャンペーンを準備しています。

国境を越えて市民が力をあわせる時が来ました。

すべての人にその人しかできないことがあります。この地球が本当に平和になる
には、政府の決定を待っていては間に合わないと思います。私たち一人一人の市
民が、それぞれの得意なこと、できることで、それぞれの場所で平和を創りつつ、
小さい声を合せて表現しませんか。

アメリカでは、今草の根レベルで毎日毎日平和の集まりが行われています。
その多様さに触発され勇気づけられます。日本でのみなさんの集まりやアクショ
ンもぜひここに投稿してください。イベントカレンダーに掲載されます。
http://www.unitedforpeace.org

今回の平和への希求は、国境を越えてつながっています。戦争が始まる前に世界
中でこんなに大きな平和運動が起こったのは、初めてのこと。今ならまだ止めら
れるかもしれません。平和の声をアメリカ政府首脳が無視できないほど、大きく
大きくしていきましょう。

お願いがあります。みなさんのお力をもう一度貸してください。いつもお願いば
かりしていますが「今」が踏ん張りどころと感じています。破壊と滅亡の道へ進
むか、真の平和と愛を実現するかの分かれ目に立っているように。

私はアメリカに来てから、二つのアクションを同時に行う覚悟を決めました。
残った旅行資金は、そのために回すことにしました。

ひとつは、来る2月15日に前代未聞の平和集会を全米と全世界に巻き起こすた
めにもう一度、緊急の意見広告。もうひとつは、ハリウッドに『戦争中毒』のビ
ルボード(野外広告)です。

前回のNYタイムズの広告では、集会の主催者の事務所IACの電話がなりっぱ
なしで、大きな成果と反響がありました。平和運動に関わったことがない大勢の
人を、1月18日のデモと集会に集めることができました。今回も同様の効果を
生み出せると思います。

今回はアメリカでもっとも保守的なワシントンポスト紙に出します。政府関係者
が最も読む新聞です。そして、メッセージは日本人から、というのがはっきりわ
かるものをメインにします。今こちらの平和活動家や広告専門家たち、日本の仲
間たちと広告案を作成中です。

こちらで広島・長崎のことを普通の人(平和運動にかかわっていない人という意
味)に持ち出すと、「原爆のおかげで戦争が終結し多くの命が救われた」と言わ
れてしまい、ショックでした。確かに戦争は終わりましたが、原爆の影響は今も
続いています。広島・長崎のことをきちんと世界(とくにアメリカ)に伝えてこ
なかったから、今こんなことになってしまっていると痛感。そこで今回の広告は
劣化ウランを主なテーマにしたいのです。こちらの人はまだ「劣化ウラン」とい
う言葉さえしりません。私たち日本人からのメッセージは、こんな感じ:

“U.S. Radioactive Weapons Hurt Not Only Children of Other Nations,
But Also American Soldiers And Their Children. The Effect of Radiation
Is Passed on to Next Generations. We Know It From Experience."
            - from concerned people of Japan

「米国の放射能兵器は外国の子どもたちだけでなく、米兵やその子どもたちまで
傷つけています。放射能の影響は何代にも渡って受け継がれます。私たちは経験
からそのことを知っています」
                    懸念する日本の市民より

意見広告の上部には、アメリカの『戦争中毒』チームが今作っているハリウッド
の入り口に出すビルボードとほぼ同じデザインを持ってきます。
コピーは「アメリカは戦争中毒か?」
http://www.peace2001.org/gpc/03gpc_WT_ad.html  

メインの写真は森住卓さんのイラクの女の子の写真と腕がないあどけないアメリ
カ人の子どもの写真を並べて使います。明らかに白人とわかる子どもの父親はい
わゆる「湾岸戦争症候群」に苦しんでいます。この写真は『Metal of Dishonour』
という本に収録されているものですが、これならイラクの子どもが何人死んでも
気にしない米国政府首脳陣も、考え直すかもしれないし、少なくとも議論を巻き
起こすことが可能です。自分たちと同じ白人の子どもが傷ついているのですから。

今アメリカ政府は、「劣化ウランと健康被害には何の関係もない」とアメリカ人
を洗脳しようと躍起です。「イラクの子どもに奇形や死産や癌や白血病が多発し
ているのは、サダムが使った化学兵器のせいだ」、という議論です。
http://www.whitehouse.gov/ogc/apparatus/index.html
もちろんこれは真実ではありません。

さらに黒帯の中に白抜きで、2月15日(ニューヨーク)と2月16日(サンフ
ランシスコ)の平和集会の呼びかけをし、一番下には劣化ウランに関する正確な
情報が得られる書籍の紹介を載せます。デザインができましたら、すぐホームペ
ージにアップしますので、NYタイムズに引き続き、可能なご支援をお願いしま
す。

このメールを友達に転送する、できる範囲の募金をする、寄付集めのイベントを
企画する(ガレージセールやポットラックパーティーやコンサートなど)、等等
誰でもできることがあると思います。

今回のビルボードとワシントンポストを合わせた総予算は、およそ780万円。
NYタイムズの残金と合せて、あと860万円です。アメリカでは平和のための
退役軍人会が募金を呼びかけてくださいます。

860万円は一人ではとても出せませんが、平和を願うすべての人が少しずつ出
し合えば、達成できる金額です。日本に数千人の仲間がいてくれると信じます。
私も私が出せる金額を出します。

**********

郵便振替:00980−5−12290
口座名: オープンジャパン

NYタイムズ意見広告の残金へのご協力は「NYタイムズ2」、
ワシントンポスト意見広告とビルボードへのご協力は「ワシントンポスト」
と通信欄に明記して下さい。

**********

主要メディアに原爆を体験した日本人からの明確なメッセージを伝えながら、ア
メリカの平和運動も応援する試みを、みんなで実現させましょう。対イラク戦争
を何とか回避できるように。

今こそ、平和を願う私たちの力を合せるときです。この戦争はまだ止められる。

追伸:先日、バークレーでジュリア・バタフライ・ヒルと会いました。西海岸に
残された最古の森を守るために2年間「ルナ」と呼ばれる大樹の上に暮らし、伐
採に抗議したことで全米で一躍有名になった女性です。彼女のベストセラーの本
「一本の樹が残したもの」が現代思潮新社から本日発売。よりよい地球を創ろう
としているすべての人に読んで欲しいです。私も一部翻訳をさせていただきまし
た。アマゾンでも買えます。 
http://www.amazon.co.jp

(OPEN-J BOOMERANG 290より)

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