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アフガニスタン国際戦犯民衆法廷

■アフガニスタン国際戦犯民衆法廷 ●千葉公聴会● 

いよいよアフガン国際戦犯民衆法廷・千葉公聴会の開催が近づいてきました。
6月28日です。私も証言します。よかったら東京近辺の方はぜひ千葉市民会館
へお出かけください(東京から40分です)。

アフガニスタン国際戦犯民衆法廷 千葉公聴会 
6月28日(土) 千葉市民会館小ホール 午前10時半〜午後4時半
参加費千円、高校生以下500円

証言1「なぜアメリカはアフガニスタン攻撃をしかけたか」
    ●きくちゆみ
証言2「アフガンー中東からみた米の戦争を検証」
    ●栗田禎子
証言3「劣化ウラン弾の犯罪性」
    ●ローレン・モレ
証言4 劣化ウラン弾の被害を受けた元米軍人の証言

アフガニスタンの被害者(RAWA)からの報告 イラクの現地報告とビデオ

実行委員会:椎名佳子 047−378−0876
      山口   047−373−6729
*当日のボランティアを募集しているようで。お手伝いできる方はぜひ。
そのほか、以下のご協力がいただける方は、ぜひ。
一、チラシ、メール、集会、企画等での宣伝をお願いします。
一、チケットの購入、あずかり、販売をお願いします。
一、当日ロビー企画へのご参加をお願いします。
一、当日スタッフとしてご協力お願いします。
担当の椎名さんへのメールは
mailto:shiina-k@msi.biglobe.ne.jp

アメリカからのローレン・モレさんの証言、元米軍人の証言をお楽しみに。
彼女の劣化ウラン報告は必見ものですよ。

愛と感謝をこめて

追伸:OPEN-J BOOMERANG 309 で紹介した13歳のシャーロット・アルデブロン
ちゃんの演説が、森住卓さんのイラクの子どもたちの写真と共に一冊の本になり
ました。
『私たちはいま、イラクにいます』1200円・講談社刊。

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◆日南田成志◆

■広島公聴会からの報告■

■6月15日(日)の広島公聴会、マスコミには昼時点での200という数字で
発表したため、すべてそのように報道されましたが、事後の受け付け名簿を精査
すると県内外から実数で215〜220の参加があり、熱気あるれるなか、ほぼ
当初目的としていた通りの成果をあげることができたと思います。ご協力いただ
きました、各方面のみなさま、ほんとうにありがとうございました。

■広島公聴会の一つの柱であった、劣化ウラン使用の問題については、トップバ
ッターのダイ・ウイリアムズさんが、これまでの膨大な研究成果のエッセンスを
報告してくださいました。DUが使用されている兵器を、A-10爆撃機から発射され
る対戦車貫通弾の第一世代から、第二世代のバンカーバスターなど改良型統合貫
通体、そして第三世代の成形炸薬弾頭(shaped charge warhead)や、第四世代の
BROACHと呼ばれる複合型貫通弾や第五世代のThermo-Baric Warhead と呼ばれる
熱圧力弾頭など、日進月歩の兵器開発によって、ほとんどの高性能新型兵器にDU
が使われている実態を暴露しました。クラスター爆弾でさえDUが使われているも
のもあるそうです。

■また、ダイ・ウイリアムズさんは、カナダUMRCのアサフ・ドラコビッチ博士が
昨年二度にわたってアフガニスタンにチームを派遣して行った現地調査の結果を
紹介しました。二週間前の5月末にロンドンで発表されたばかりのデータで、被
害者の尿を採取し、UMRC(ウラニウム医療研究センター)で検査した結果、サン
プルからはDUではなく、かなり高濃度のウランが検出されたというものです。
この結果から、彼は、アフガン攻撃で相当多量に非DUのウラン兵器が使用された
可能性があることを推論として提起しました。

■5月後半にイラク現地調査に行って来られたばかりの藤田祐幸さん(慶応大物
理学教室)は、対戦車にだけでなく政府系機関の建造物にもDUでできた貫通弾が
打ち込まれている事実や、バンカーバスターによる巨大なクレイターの底からも
自然界に存在する放射線のレベルとは有意な違いのある残留放射能のデータが検
出されたことを生々しい現地の写真とともに報告されました。

■「アフガンー悲しみのポートレート」上映と、上野真樹のすばらしいバイオリ
ン演奏のあった昼休憩をはさんで、午後の部では、石田明さんが、被爆者として
原爆と言う人類最大の非人道兵器使用にもかかわらず一度たりとも謝罪したこと
のない米国の無法ぶりを糾弾する渾身の証言をされました。IPPNWの横路謙次郎
さんが医学者の立場から、放射線被害の易学的な知見を紹介された後、アフガニ
スタン戦争被害調査団の勝井健二さんが、現地被害者の様子をビデオで紹介しな
がらアフガン空爆の非人道性、犯罪性をジャーナリストの立場から証言しました。

■最後に国際法学者の立場から、糟谷英之さんが、広島公聴会のもう一つの柱、
アフガン空爆での民間人無差別攻撃の違法性について証言されました。アフガン
戦争で米英が使用した数々の非人道兵器が国際人道法によって、どのように禁止
NO.5)されているのかを説明され、「区別原則」や「二重目標」の問題に言及さ
れながら、アフガニスタン空爆で使用されたクラスター爆弾に典型する非人道兵
器を違法とする国際法上の根拠を論証されました。また、国際人道法が踏みにじ
られている現状に於いて、当民衆法廷のような市民の手で国際法の復権をはかり、
国際世論を喚起していく取り組みの重要性も指摘されました。
   
   ★★★7・21第一回公判(東京)にむけ、準備進む!!★★★
       
■アフガニスタン国際戦犯民衆法廷は、来る7月21日(月)東京は日本教育会
館で第一回の公判を開催し、12月13〜14日に東京でブッシュのアフガン戦
争における戦争犯罪を断罪す判決公判を迎えることになります。当日の前田共同
代表からの発言にもありましたが、検事団は、ほぼ起訴状を完成させており、現
在その英訳作業が行われているそうで、月末にはブッシュに送付されるとのこと。
この第一回公判には広島からも参加していく予定です。

■公聴会  
第10回・千葉公聴会  6月28日(土)10:30千葉市民会館
第11回・東海公聴会  7月 6日(日)     名古屋・中区役所ホール
第12回・沖縄公聴会  7月13日(日)13:00沖縄国際大学 厚生会館
第13回・マニラ公聴会 9月11日(木)(計画中)
と計画されたいます。秋には札幌でも開催が準備されています。

■これまでの公聴会での諸証言が記録集として製本され、第四集まで発行されて
います。裁判に書証として提出される証拠ですが、日英両言語に翻訳されて載っ
ています。ICTAの全体像を知っていただくためにも、ぜひご購入ください。お問
合せは下記連絡先まで。

■また近日中に広島公聴会の反省と今後の動きを検討するためにまとめの実行委
員会を開催する予定です。日取りが決まり次第、ご連絡さしあげますのでよろし
くお願いします。

広島公聴会実行委事務局
日南田成志
携帯090−8602−4232
ladybird@cc22.ne.jp
アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(ICTA)
http://afghan-tribunal.3005.net/
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hinoki/5678/afgtri030615.htm
●広島公聴会ニュース(No.5)03.6.17発行から


【OPEN-J BOOMERANG 349より】

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