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「みんながうたうひと」

8.6 Y2K WASHコンサート報告


みんなで「ふるさと」をうたう


森田玄さん

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 わたしたちはどこへ行こうとしているのか。な〜んて、もうみんな言ってる。それでもまだみんな言う。これは何なのか。こっちの方が問題じゃないのか。Y2Kで暮らしをかえる?そういうことを言える人は、とっくに自分の暮らしは変わっているんじゃないのか。
 なんてことをついつい思ってしまう私は、8月6日、日比谷公園へ行った。野外小音楽堂へ。それはそれは暑い日で、海に飛び込みたいくらいだった。で、そこには、Y2K WASHキャンペーンを支える人たちがいた。ちょっと話はそれるが、わたしはこの「Y2K WASHキャンペーン」という名前が大好きだ。
 World Atomic Safety HolidayのWASH、いい響きだなあって思う。みんなにもっと知ってもらいたいものだ。

 さて、このコンサートは一週間前に立ち上がったものであり、平日の昼間であった。なので、当然のことながら、来れる人は限られてしまう。わたしのような、いわゆる普通の会社員は、なかなか来られない。これは、時間の限られたY2kの宿命なのか。Y2Kを知っても、時間を自由に使える人、あんまり自由に使えないけどすご〜くがんばるんだという人しか、関われないものなのではないだろうか、なんて思ってしまう。集まった人は全部で40人くらいだろうか。

 ま、とにかくコンサートははじまっている。
 大倉正之助さんには集中力を、森田玄さんには前向きな姿勢を、とろんさんとかわい子ちゃんたちには心を大切にすることを、舘野さんには続けることを、石田桃子さんには未来を、感じさせてもらった。そしてそして、最後に「ふるさと」をみんなでうたって、な〜んか当たり前ではずかしいけど、舞台にあがる人がうたう人、先導する人じゃなくって、みんながうたう人なんだ〜って、わかりました。

 あの日はほんとうに暑かったけど、原発になにかあったら、熱いどころじゃないし、太陽がまぶしい!なんても言っていられないのだ。
 それにしても、こころが通じ合った人たちの音楽って心にしみる。公園に住んでるホームレスのおっちゃんも聴きにきてお昼寝をしていたくらいだ。(Satoko)