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東海地震の前に浜岡原発を動かすな

3・2全国集会


場所
  静岡県浜岡町八千代公園(浜岡町役場南側)

日時  3月2日(日)午後1:00〜  

スピーチ■ 広瀬 隆(ひろせたかし)

1943年東京都生まれ。早稲田大学卒業。メーカーに技術者として勤務の後、医学書の翻訳に携わり、執筆活動に入る。
『東京に原発を!』『腐蝕の連鎖』『危険な話』『燃料電池が世界を変える』『原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識』『アメリカの巨大軍需産業』『世界石油戦争』など著書多数。日本の原発問題の第1の論客であり各地の運動に関わる。1989年、1996年、2001年浜岡現地にて講演会を開催、浜岡の運動を応援。

◎東海地震で浜岡原発が危ない
 気象庁の山本孝二長官は昨年11月、「東海地震がいつ起きてもおかしくない状況になりつつある」とあらためて警戒を呼びかけました。この巨大地震の被害を少しでも軽減しようと、国をあげて対策にのりだしています。しかし震源域に建つ浜岡原発の問題についてはあえて無視しているかのようです。東海地震によって浜岡原発で事故が起これば、放射能は東京や大阪にまで広がり、数百万人の死者が出ると考えられています。

◎原発停止でも電気は足りています
 事故やトラブルが多発した浜岡原発では、昨年9月から12月まで4基すべてが運転を停止するという異例の事態に至りました。それでも電力不足が生じることはなく、原発が止まっても電気は十分まかなえることが示されています。周辺の市町議会では、相次ぐ事故と東海地震への不安から、廃炉や休炉を求める決議が次々とあげられています。安全よりも利益を優先させ、住民の声を無視して、運転を再開することなど許されません。

◎傷だらけの原発の運転は危険だ
 反対の声を無視し中部電力は2号機の営業運転を再開しました。1・4号機についてもすでに点検を終え、早期に運転を再開する意向です。しかし4号機ではシュラウド(炉心隔壁)に67箇所ものひび割れが見つかり、1・4号機の再循環系配管にもひび割れがあることがわかっています。これらを放置したままの運転再開はあまりに危険です。たとえ小さな傷でも、そこに震動が加われば最悪の事態にまで発展する可能性があります。

◎全国から浜岡に集まろう
1月27日、名古屋高裁金沢支部で、高速増殖炉もんじゆの設置許可を無効とする判決がありました。国の安全審査を「誠に無責任で、審査の放棄と言っても過言ではない」と厳しく批判し、「炉心崩壊は決して空想の出来事ではない」と危険性を指摘しています。ずさんな国の安全審査に私たちの未来を託すことはできません。迫り来る東海地震を前に、「原発震災」の惨劇を防ぐためには私たち一人一人の行動が必要です。ともに浜岡現地に集まり、原発動かすなの声を上げましょう。

   主催    3・2集会実行委
   呼びかけ  浜岡町原発問題を考える会  (0537-86−2972)
   事務局   浜岡原発とめよう全国キャンペーン(052−324−6659)

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