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てづくりピクルス


西洋のお漬け物、体にいいお酢を使ったピクルスは簡単につくれます。

もし自分で育てたハーブや野菜があって材料に使えたらサイコー。

手がきのラベルをはって心のこもったプレゼントにもなります。


(用意するもの)‥‥好みでアレンジしてください。でも例を挙げてみると‥

●スパイス:ディル(この香りが一番ピクルスっぽいので必需品)、タイム(生葉)、ベイリーフ、マスタードシード、クミン、トウガラシ、コリアンダーシード、シナモンスティック、ニンニク、等々。今回は鉢植えで育てたディルの種の他にトウガラシやシナモンスティック、クミン、それにこのページ下で紹介しているピクリングスパイスも使いました。

●漬け汁:(約750ml×3瓶分をつくるとして)アップルビネガー(醸造酢)4カップ、水2カップ、三温糖40g、塩 大さじ3杯など。(酢と水の比率や三温糖と塩の量も好みです)

●その他:瓶(750ml入りの栓ができるガラス瓶が100均で売ってました。やったー)、ラベル用紙(なくてもいいですが、プレゼント用にはあった方がよさそう。名前のない新聞の宛名ラベル紙を使いました)


(手順)

(1)野菜を適当に切っておきます。小さく細く切った方が早く漬かります。今回使った野菜は、キュウリ、ニンジン、セロリ、プチたまねぎ、ラディッシュ、ダイコン、キャベツ等。好みで色々試してください。次回はズッキーニ、オクラ、ピーマン等も入れてみるつもりです。

(2)ナベに漬け汁の材料を入れ、沸騰させないように気を付けながら10分くらい暖め、さましておきます。(瓶も煮沸消毒し、パッキンはエタノール塗布で消毒しておくと日持ちすると思います)

(3)野菜とスパイスを瓶に入れ、その上にさました漬け汁を流し込みます。 野菜をすきまなくきっちりと詰め込んでおくと 漬け汁を入れた時に浮いてこず、また漬け汁も少なくてすみます。もし野菜が浮いてきたら、また追加しておきましょう。

今回のピクルスづくりを順を追って写真で紹介しましょう。
(クリックすると写真が拡大します)


まず野菜を切ります。細く小さく切るほど早く漬かるので、食べる時期を考えて切り方を変えます。

漬け汁をナベに作ります。今回は酢と水などの比率を変えた2種類の漬け汁を作ってみました。

混ぜた漬け汁は沸騰しないよう気を付けてかき混ぜながら約10分間、火にかけます。

煮沸消毒した瓶に切った野菜を詰めていきます。ぎっしり詰めないと漬け汁がたくさん要ります。

自家製ディルの種の他にピクリングスパイスを使いました。これがその中身。10種類入っています。

スパイスを瓶に入れているところです。750mlの瓶が100均で売っていたのでラッキー。

最後に漬け汁を注ぎ入れます。野菜が浮いてきたらすきまがあるということなので野菜を足します。

こちらはギャラリー。何やってるんだろう? 自分たちにもおすそわけがあるのかナーと興味深々。

お次は瓶にはるラベルづくり。宛名ラベル紙にクーピーやサインペンで描き込みます。

できあがったラベルを貼っていきます。浅漬け用、プレゼント用など全部で8ヶつくりました。

タダシくんも自分の好みの野菜を入れラベルを描いたマイピクルスをつくりました。ラベルに注目!

さあできあがり。自家用のほか、お世話になってる人たちにプレゼントしました。


(蛇足)

*野菜やスパイスの種類、ビネガーvs水の割合などは好みの面が大きいので色々試してくださいね。
*漬け汁は2,3回くり返し使えるほか、ドレッシングの酸味としても使えます。


(ピクルスを使った料理)

ピクルスというとハンバーガーに乗ってるのをイメージする人が多いかもしれませんが、意外にいろんなところに使われている名脇役です。例えばタルタルソースはマヨネーズにきざみピクルスとゆで卵ときざみパセリを入れたものです。基本的に酢のものなので油料理とよく調和して健康にも役立ちますし、きざんだピクルスを冷や奴やガーリックトーストに乗せても合います。また納豆巻きにプラスしてもおいしいですよ。


*以下は名前のない新聞No.127に載せた記事です。



ピックリングスパイス

個々のスパイスを買い集めるているとけっこう高くつく上に余ってしまうのでもったいないものです。上で使ったピクリングスパイスにはオーガニック認証の10種類のハーブとスパイスが入っていて、これを機にアマナクニ通販で取扱いはじめました。(取り寄せになることもあります)
アメリカ・フロンティア社製品 約42g入り ¥600

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