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正直いうと、八丈に来るまでは金づちだったので海が好きじゃなかった。でも八丈に住んでみると、別に何十メートルも泳げなくても、自分なりに海をたのしめばいいということがわかってきた。 それに水中マスクとシュノーケルと足ヒレの3点セットがあれば、がらっと世界は変わって安心して海に入れる。八丈の海は黒潮が流れているので、緯度が高い割に熱帯性の魚がいたり美しいサンゴやイソギンチャクが見られ、まるで竜宮城のようだ。 そんな美しい八丈の海だけど、目が慣れてくると、海岸にゴミが漂着していたり、花火やタバコの燃えカスが落ちていたりと、悲しくなるような光景に出くわすようになる。そんな海岸のゴミは拾っても拾ってもきりがなく、だんだんむなしい気持ちになってしまう事がある。 そこで、日本全国、世界何十ヶ国で実施されているビーチクリーンアップキャンペーンに乗って海岸のゴミ調査をやることにした。 これは海岸に落ちているゴミの種類と数のデータを記録し、各地のデータと比較したり年ごとの変化を見ることで、ゴミを源から絶とうとする試みだ。(★クリーンアップのHP)もともとアメリカのNGOが呼びかけて、世界各国で行われるようになり、毎年春と秋の2回行なっている。日本では1990年から始まり、一応2000年までの10年間やってみようということになっている。その後はゴミを拾う必要がないようなきれいな海になっていたらいいのだけど。 八丈ではこの5月17日(日)に横間海岸でやる予定なので、潮風をすいこみながら海岸のクリーンアップをやってみようと思う方はぜひ参加して下さい。
八丈島の部屋 |