2002年6月23日
   大阪 大正 ブリコラージュ



 
昨夜、大阪は大正の改装移転したばかりのギャラリー、ブリコラージュで夕方5時半から、コンサート&アースダンスの ワークショプをした。手ほどき人はダンスの川西宏子さんとわたし。
昼すぎから宏子さんの稽古場サンシャインクラブで打ち合わせ。
今回は、単発ではなく”手仕事しながら夢を生きる”という一連の4日間のイベントで、木づくりの広々とした素敵なギャラリー、ブリコラージュに自分達の手作りのものを展示、作り方の講習会あり、雑穀ランチあり、さらにコンサート&ダンスのワークショップでみんなで遊びながら出会い繋がろうと、言いだしっぺの伊藤すうちゃんと数人の仲間を加え、女5人で、2回目の打ち合わせ練習をし本番へ。
顔を合わせたとたん話題に事欠かない。宏子さんとの車の移動中も食事やお茶タイムでも一度、話が始まるととめどもない。一緒にいるだけで楽しいのだから。
「話はあとにして、とにかく今は練習しよう!」と音を出しはじめると、「宏子さんも歌いなよ!」「すうちゃんの歌も!」「おいのりの歌もやってみたいね!」「即興もやりたいね。」などとたちまちもりだくさんになった。ところが、実に、はじめての歌、はじめての顔あわせのメンバーで練習不足なのだが、みんなひるまない。とにかく楽しい。
わたしの歌をみんなと合わせると、コーラスのところを女性4人が太鼓をたたきながらユニゾンで歌ってくれるのだ。まるで、わたしが歌わなくてもいいくらい。そして、宏子さんやすうちゃんが歌う時、なんとギターの初心者のわたしがギタリストで、まるで若葉マーク付の車にみんなをのせてるみたい。しっかりさせらる。
打ち合わせの途中で、誰かが「バンド名をつけなくっちゃ。」と言い出した。「時間ないから練習を先にしようよ。」といいながらも名前が決まった。スペイン語でヘルメ。出たばっかりの若葉という意味だ。
わたしはいつかバンドをやりたいと思ってたけど、こんな形でできるとは思ってなかった。この日集まったメンバーの演奏はテクニック的にはまだ初心者の集まりという感じだが、ハートはとてもオープンで柔軟。それぞれの日常や想いをそのままわかちあい共通の想いとして表現していけるような基盤がある。そして、だれもが聞き手ではなく参加できるような窓口を広げてゆけるような。
本番はわたし一人の歌から始まり、途中で宏子さんが歌に合わせて舞い、みなこちゃんの歌があり、ヘルメのみんなですうちゃん、宏子さん、わたしの歌を演奏。お祈りのサークルをつくって、わたしの祈りの歌から宏子さんの指導でチベットの祈りの歌へ、それから宏子さんのアースダンスという流れになった。宏子さんの踊りはとても美しい。そして参加者みんなが遊べるように、こどものようにハイな状態で、楽しい流れをつくってくれる。

八星はサンシャインクラブで練習してる時、宏子さんのこどもたちと仲好くなり、コンサートには来ず子供達どうしで遊んでいた。親も子どもも一日を楽しめてよかった。
このイベントの最初のコンセプトは「子育てしながら夢を生きる」から始まった。これから、たまに、すうちゃんや宏子さんたちと子ずれツアーやイベントをすることになるのかも?
今回のイベントではすうちゃんやブリコラージュの城森さんにすっかりお世話になっている。ありがとう!展示&ワークショップは23日今日までだが、常設している木のおもちゃやクラフトも素敵です。寄ってみてください。

ブリコラージュ 06ー6551ー4180