2002年6月19日
   小淵沢から大阪



 
久しぶりに家族と一緒に2日ほど過ごした。先週は一週間で5回ほどライブをし、さすがに疲れが出てきて、歯の治療かたがた小淵沢のこどもたちや和生に逢いにやってきた。
そして今、大阪へむかう高速バスの中。月末まで関西で予定がつまっているが、隣の席には予定外で八星が坐っている。昨夜、もう眠ったと思っていた八星の隣に寝ようとすると「はっせいも行っていい?」と聞く。実はわたしも連れていきたかったのだ。ただ、毎日、電車に乗ってわたしのhempのワークショップやコンサートにつき合わせるのは八星には大変かなあ、と思っていた。こうして今、八星が隣にいて、わたしは安心している。こどもたちから離れてコンサートツアーをしているとなんだか自分の生活じゃないような気がしてくる。なんとかがんばって八星と一緒に動いてみよう。
高速バスの乗り場まで送ってくれた和生が涙を袖でぬぐっていた。10日後には京都で合流して一週間ほどデュエットのライブをするが基本的にこれからしばらく、それぞれにこどもを一人ずつ連れてソロ活動に入る、その分岐点にきていることをお互いに感じているのだ。
わたしが各地でソロコンサートをしていたこの半月の間に和生は和生の流れが始まっていた。和生のソロコンサートは21日、伊那の美容室しおりで。そして23日は小淵沢のくらやグリーンズで。くらやグリーンズではわたしたち家族の歯を治療してくださった歯医者の藤森さんがチェロを弾いてくださるそうです。
それぞれが花開き、ひとつでありますように。