12月12日  

 よく晴れた朝。昨日まで、4日ほどberkeleyとpetelumaに出かけ友人の絵の個展や教会で歌い、たくさんの人と町で過ごしたのでのんびりできる広い山の空間と静けさ、澄み切った空気がひときわ嬉しい。
 起きた時から、できたばかりの新曲が歌いたくて、こども達にパンを食べさせてギターを弾きながら歌っていると、カズ(パートナー)がロフトから降りてきて、リードギターで加わる。朝食を終えたこども達は、お絵かきに突入。(5歳と7歳の彼ら、お絵かきを始めるとテーブルが紙で埋まる程たくさん描く)結局、昼過ぎまでかかって、その曲のアレンジを決めて、カズのアドバイスで歌詞もだいぶ洗練された。実に、この新曲は、ついこの間までのわたしとカズとのパートナーシップの危機のさなかに出来たものなのだ。でも、それを乗り越えて理解が成立した時、こうして一緒にその経験から得たものを表現として磨いてゆくことを楽しめるなんて最高。この日は、掃除して、鶏や犬、猫の世話をし、3食作って食べた他は、ずっと歌っていた。こんな日は充電される。夕方、こども達と散歩してあげたかったけれど、歌の方に入り込んでいてタイミングを逸してしまった。

 ところで、来年早々1月末、こども達を連れて日本へ再帰国することになりました。カズも3月には、合流。わたしは、2月ソロでコンサートしてゆくつもりだし、3月からはデュオでカズと4月まで日本をまわるつもりです。もちろん子ども達も一緒。こども達にとっては初めての日本です。いい旅になりますように。みなさんどこかで会いましょう。