2006.12.6の火事についての情報

火事の状況を知っていただき、また救援の呼びかけなどをお知らせするため、

メーリングリスト等に載せられた情報を下記にはりつけます。

「有里さんからのメッセージ」

伊那市中央病院からメッセージを送ります。

12月6日の夜10時、私と誠さんは家の角にある私の仕事部屋で 12月〜3月までの3回の企画の案内を200人の方に発送しようと宛名書きをしていました。

3回ブレーカーが落ちて、誠さんがブレーカーを直しに居間に行きました。

火事だという声で台所に駆けつけました。
台所と居間の間の天井あたりからメラメラと火が立ち上っていました。
(家の老朽化に伴ってお風呂の煙突の一部が長年かけて炭化していたことによる
可能性が高いとのこと。)

とっさに洗面器に水をためて水をかけましたが、太刀打ちできないと思うと同時に、2階に寝ているアマチのことを思い出し、煙がその部屋いっぱいに流れてるのを見て、「アマチ!」と叫んで2階に駆け上がり、高熱の煙の部屋に飛び込みました。

熱と煙で一瞬にして体毛が焼ける音がして、命の危険を感じ、暗闇の中で、窓に向かうと窓が開いていて、屋根の上にアマチがボーッと立ってました。
火事だとアマチに伝えて、隣に知らせに行かなきゃと2階からふたりで飛び降りて、よろけながら隣の家までたどり着き、119番してもらうと、手と顔が熱くなって皮がむけて、水道で冷やし、みんなの介抱を受けました。

救急車で病院について、深夜、警察の事情聴取を受けた時、誠さんが亡くなったことを知りました。

私と誠さんが火事を発見したとき、火事はまだ始まったばかりで、誠さんが逃げられなかったことが悔やまれて、ここ数日、思い悩んでいたけれど、、、
煙と風向き、それから、誠さんが、呼ばれたらしい(観音様の掛け軸を取りに)ということ、すべては必然のなりゆきと受け止めたいと思っています。

誠さんがこの3年間、精一杯心を尽くして、私と共に働いて生きてくれたこと。
そのことに感謝しています。
この世を旅立ち自由になった誠さんに、祝福をお願いします。

1月14日、本應時の栖岸院にて、午後13時〜法要、14:30から追悼ライブを行います。
ご縁の方はぜひいらしてください。

なお、私の方は、その時来ていた服以外はすべてを消失しました。。
今は手と顔が火傷で、手を使うこともできませんが、それ以外はとても元気です。
身体が回復したら、みんなが集えるような新しい家を探し、楽器や必要なものを整えて、再出発したいと思っています。

これからもよろしくお願いします。

吉本有里


Date: Fri, 08 Dec 2006 14:20:35 +0900

重複した方すみません。下村さんや、吉本ゆりさんのお知り合いや関係先
に連絡してください。 よろしくおねがいします。

下村さんはWPPDの時もいろいろサポートしてくれたり、ビッグマウンテン
のことも、いつも気にかけてくれていたり、今年4月26日のチェルノブ
イリ20周年のイベントにも駆けつけて歌ってくれたり・・優しい心その
ままで、いつも仲間として一緒にいてくれました。

マコッさん、ほんとうにありがとう! こころよりご冥福をお祈りします。

ALL MY RELATIONS !

ハル 山口晴康
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つながりある皆様へ。海老原よしえです。

現在私のメールがアドレスを変えたばかりで、メーリングリストに送信
ができないため、ハルに頼んでこのメールを発信しています。

みなさん、ご存知の方も多いかと思いますが、6日夜、シンガーソング
ライター吉本ゆりさん宅から出火し、吉本ゆりさんは2週間ほど入院す
る火傷。下村誠さんは本当に残念ですが他界されました。

ゆりさん宅は私の住む町伊那市でした。色々と混乱した情報が飛び交っ
ているようなので、昨夜、そして今朝私がゆりさんとお話ししたり、現
地で受け入れをしている方とお話しした情報をお知らせ致します。

6日夜10時半頃、ゆりさん宅で出火。そのときゆりさんの長男と下村
さん、ゆりさんの3人がいました。
ゆりさんは煙が2階の長男の部屋に上がるのを見て、とっさに上に上が
り、2人は2階から飛びおりました。

ゆりさんは長男の部屋のドアを開けた時の熱風で、一瞬にして顔と両手
を火傷したそうです。
そのあと、ゆりさんは近所に助けを求めに行きますが、下村さんがいな
い事に気づき、もしかしたら...と思ったそうです。
火事が発覚した時は下村さんは十分外に飛び出せる1階の部屋にいたの
ですが、発見されたのは一番奥の楽器の置いてあった部屋でした。
下村さんが、逃げずに奥へ行ったのは何故かは、今となっては誰も知る
事はできません。

現在、下村さんが得度して法名も頂いていたという東京のお寺のお上人
とその関係者の方、下村さんのお母様は伊那に来ていて、今日午後1時
半からの火葬に親族の方も集まり、今後のお葬式の事等、話すとの事で
した。

そして、今日の夜7時から仮通夜が行われます。

お葬式(本葬)に関しては、東京のそのお寺でも行われるようですが、
現時点においては日程等決まっていません。いずれにしても、それは今
日ご親族が来てから話し合うという事でした。

ゆりさんは、2週間やけどの経過を見て、その後の治療法を検討すると
いう話でした。

とにかく、持ち物は靴1足も持ち出せず、すべて燃えてしまったという
事で、現実的には退院後様々な、サポートが必要になるかと思います。

私は個人的には退院までにご縁のある方でお見舞金を募って行きたいと
思います。お気持ちのある方はこの
   hibikiauinochi@yahoo.co.jp
にご連絡ください。よろしくお願い致します。

ゆりさん、下村さんにご縁の深かったかたで今後の詳細を知りたい方も、
ご連絡ください。
私に入った情報に関してはできる限り、連絡さしあげます。

下村さんのご冥福をこころからお祈り致します。

Yoshie.


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