地球や宇宙規模の情報で目に付いたものをご紹介します。

たまには地球の外からの視点で自分や身の回りを見つめてみよう。

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【04.12.27】今年=2004年6月に発見された直径400mの特異小惑星2004 MN4 は2029年には月までの距離の半分まで地球に接近し、地球に衝突する可能性も1/45あるという。当初の発表ではトリノスケール2にランクされていたが、12月24日の発表では4に引き上げられた。まだ観測期間が短いため正確なところはわからないそうだが、今後の発表に注目する必要がありそうだ。→Suzuki's Astro Page
【04.11.16】このところ日本列島で低緯度オーロラが目撃されているらしい。これは太陽表面で大規模な爆発が起こり、その結果、地磁気が大幅に変動する磁気嵐が起きることによるもので、9日未明には山梨で自然写真家がオーロラの撮影に成功した。→asahi.com サイエンスニュース
また8日にも北海道で撮影されています。→アストロアーツ
【04.10.20】台風通過の最中ですが、お月見の話題です。10月26日は十三夜の月で、これは仲秋の名月が芋名月と呼ばれるのに対し豆名月または栗名月と呼ばれるお月見日和だそうです。そして仲秋の名月(十五夜の月)とこの十三夜の月はどちらも月見しないと片見月(かたみつき)といって良くないといわれてきたそうです。(知らなかった) →こちら
【04.10.5】10月14日に部分日食があります。九州南部以南をのぞく日本全国で見られ、北にいくほど太陽の欠けぐあいが大きくなります。前回日本で見られた日食は2002年6月11日、次回見られるのは2007年3月19日となります。→横浜こども科学館
【04.9.3】異星人からの通信の可能性があるという無線信号が受信された。これはSETIPhomeプロジェクトといってボランティアのPCユーザーが提供する数万台分のPCの計算処理能力を利用して地球外知性体を見つけだすためのプロジェクトによるもので、これまでで最も有望なものの1つだという。この信号は魚座と牡羊座の間にあるほぼ同一地点から3回に渡って発信されたことが確認されている。→CNET Japan 読売新聞 米惑星協会
【04.8.26】小惑星センターの発表によると、今年3月31日に地球の中心から1万3000km(地表からだと7000km!)にまで接近・通過した小天体があったことがわかったそうです。その天体が昼間の空にあったため、追跡観測ができず、はっきりしたことがこれまでわからなかったということです。今までの最接近は今年3月18日に4万kmまで接近したものでしたが、今回はこれを大きく上まわる超大接近となり、この天体の軌道は地球接近のために大きく変わったということで、2007年3月末ころにまた地球に接近する可能性があります。しかし天体の大きさは8m程度と推定されるので、仮に衝突したとしても空気中でバラバラになり、地上に大きな被害をもたらさないだろうと考えられているそうです。→佐治天文台ニュースNo.119
【04.8.01】一年で最大規模の流星群がもうすぐやってきます。12日から13日にかけてのペルセウス座流星群で、今年は月齢が26と、観測条件はとてもよいそうです。特に12日の早朝が要注意とのこと。夏なので夜でも寒さの心配はないし、降り注ぐ星のシャワーを浴びるチャンスです。→こちら
【04.7.13】去年より19日も早く梅雨が明けてしまい、暑い長い夏が覚悟されます。そんな時は夜空を見上げてみましょう。7月15日には明けの明星・金星の明るさが極大を迎え、1等星の160倍もの明るさに達します。そして21日には月と木星が接近して見えます。→宇宙・天文ニュース
また国際宇宙ステーションが夕方の空に見えそうです。地域によりますが、だいたい7時半〜8時ころに、惑星なみの明るさで見えるそうです。詳しくは→国際宇宙ステーションの予報
【04.6.20】梅雨の合間に流星群が見られるかもしれません。6月23日夜8時ころに極大を迎える「うしかい座流星群」は、1910、20年代以降はあまり見られなくなりましたが1998年に突発的にたくさん(日本で1時間あたり50ヶ程度)見られたそうです。まずは雲が切れなければ見られませんが、今年はどうでしょう。なおこの流星群は大気圏への突入するスピードが遅く、比較的ゆっくり飛ぶように感じられるそうです。→横浜こども科学館
【04.5.31】『米国地質学会紀要』の5・6月号に掲載された論文によると、およそ6500万年前にメキシコに落下した小惑星によって巻上がった塵が大気中に充満して日光を遮り、「核の冬」のような気候変動が起こって数ヶ月から数年の間に恐竜が絶滅したというのが通説だったが、小惑星の衝突により発生した熱により地球が巨大なオーブンのような状態になり、ほとんどの生物が分ないし時間の単位の間に死滅したという。→Hot Wired News  画像イメージ 
【04.4.23】4月下旬から5月いっぱいにかけて彗星ラッシュを迎える。まずは4月下旬に明け方の東の地平線にブラッドフィールド彗星が顔を見せ、連休を通じてだんだん高くなるが暗くなっていく。また同じころ、やはり東の地平線で並んで見えるかもしれないのがリニア彗星。そして連休明けころから日没後の西の地平線にニート彗星が見えてくる。日ごとに高く見やすくなり、5月末ころまで楽しめるとのこと。なおその頃には南西の地平線には再びリニア彗星が見られそうだ。彗星が二つ同時に現れるのは非常に珍しく約400年ぶりとのことで、さらに3つとなると過去の記録にはないという。→UNIVERSE 最新宇宙ニュース
【04.4.14】5月5日の夜明け前、日本全国で3年ぶりに皆既月食が見られます。月食は日食とちがって真っ黒にならず赤みを帯びた色に染まります。今回の月食は食の過程で月が沈むのを見られるそうです。→せんだい宇宙館ニュース
【04.4.2】気象庁は3月22日、2002年の観測結果では世界の二酸化炭素濃度が過去最高値を更新したということです。18世紀後半の産業革命以前と比べると34%の増加になるそうです。→気象庁
【04.3.30】3月末から4月初めにかけて、日没直後の西の空には水星、金星、火星、土星、木星という、肉眼で見える5つの惑星すべてが見えます。中でも金星は場所さえわかれば昼間に肉眼でも見えるほどの明るさ(1等星の約145倍)とのことです。→横浜こども科学館
【04.3.18】地球温暖化が成層圏オゾンの対流圏への降下を促進し、ますます温暖化が加速することを地球フロンティア研究システム大気組成変動予測領域が化学・気候モデル実験によって明らかにした。→宇宙航空研究開発機構
【04.3.3】NASA(米航空宇宙局)は2日、火星に着陸した無人探査車オポチュニティが重大な発見をしたとして、地質調査により火星の表面が過去、長期間にわたり大量の水で覆われていたことを確認したと発表した。これにより火星に生命が存在していた可能性が高まったことになる。→こちら こちら
【04.2.23】2月17日、米カリフォルニア工科大が海王星の外側をまわる天体としては冥王星に次いで2番目の大きさとなる2004 DW を発見したと発表しました。パロマー天文台での観測により、地球から約70億キロ離れたカイパーベルトに見つけたこの小惑星の直系は1400KM〜で、太陽系内で見つかった天体としては1930年に発見された冥王星以来、最大だそうです。→星が好きな人のための新着情報
【03.12.30】新年早々、しぶんぎ座流星群が見られる。日本での極大は4日の日中という予測で、しかもこの流星群は継続時間が短いため実際にどれくらい見られるかどうかわからないが、流星群の時間や出現数の予測はなかなか難しいようなので、期待したい。→日本流星研究会
【03.12.27】年末から年始にかけて地球に3つの小惑星が近づく。12月27日には月までの距離の1.7倍に接近。1月1日には1.3倍。そして1月中旬には23倍に近づきます。→こちら
【03.12.18】12月22日は冬至です。「夜の8時から10時の間、でんきを消してスローな夜を!」と夏至につづいて100万人のキャンドルナイトが呼びかけられています。→こちら
【03.12.17】今年の地球の年間平均気温は過去1000年!で3番目のの温かさだったと世界気象機関(WMO)が16日に発表した。これは1998年と2002年につづくもので、1961年から1990年までの平均と比べて0.45度高かった。一方北半球の冬季の積雪量は観測史上2番目に多かったという。→北日本新聞(共同通信)
【03.12.08】太陽観測衛星SOHOによって、太陽の磁場が11年に1度逆転する現象の全貌が明らかにされた。→アストロアーツ
【03.11.30】12月半ばにふたご座流星群が出現します。予想では14日pm8:40をはさむ前後2時間半の間が極大ですが、東京地方ではpm9:15頃に月が昇るため月明かりがじゃまになるそうです。また前の日や次の日にもある程度出現するそうです。→横浜こども科学館
【03.11.25】この冬は火星につづいて土星がちょっぴり接近し、輪もよく見えるそうです。

横浜こども科学館


【03.11.17】気象庁は10月の世界の平均気温は平年を0.61度上回り、信頼できるデータがそろった1880年以降(つまり史上)で最も暑い10月だったと発表した。→asahi.com
【03.11.06】今年のしし座流星群情報。日本では11月14日午前2〜3時に極大を迎える。ただし去年のような華やかさは期待できないそうだ。→日本惑星協会
【03.11.06】不思議に星団発見のニュースが相次いでいる。こんどはハッブル望遠鏡を使って米欧の共同プロジェクトが発見したもので、リンクス・アークと呼ばれる最古で最大の星団だという。→日本惑星協会 ただし誕生から18億年もたたない宇宙に存在していたというのだが、昨日の最遠の銀河は9億年というので、そっちの方が古そうだけど、どうなんでしょ。
【03.11.05】すばる望遠鏡によってこれまでで最も遠い銀河が発見された。距離は約128億3000万年光年だという。宇宙の年齢は137億歳だと考えられており、その誕生から約9億年後の姿を見ていることになるそうだ。→こちら
【03.11.05】英仏伊豪の研究チームが、これまでで最も近い小銀河を発見した。太陽系からの距離は4万2000光年で、上の最遠の銀河と比較してみると驚かされる。この銀河は我々の銀河系に飲み込まれつつあるそうだ。→こちら
・太陽の活動が活溌になっており肉眼で見えるほどの黒点が出現。様々な影響が出る可能性があるそうです。→こちら 
北海道でオーロラらしきものが見えたという報告もあります。
その後関東や京都でもオーロラが観測されています。→こちら

・南極のオゾン層破壊速度が史上最高となっていることが環境衛星で観測された。→こちら 

・9月27日に地球から7万8千 kmの距離を通過した小惑星があった。これは今までで最も近い距離とのこと。→こちら  

・6県にまたがる日本アルプスが本来なら隆起するはずなのに年間最大5mmのペースで沈降しているそうです。→こちら   

stop-hamaoka.comでは日本気象協会に頼んで浜岡原発でメルトダウンが起きた時に放射能が流れるデータをGIFアニメで表示されるページを作っています。

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