―UFO(スペースクラフト)は本当に存在しているのか? これらは長年に渡って繰り返されてきた質問だが、これらの問いには既に答えが出ていると言っていいだろう。残るは各国政府や公的機関、科学界が、そのことを未だ公に認めていないことと、彼ら宇宙人が誰の目にもはっきりと分かる形で、公に姿を現していないだけだ。 この番組では、ここ数年の間に出てきたUFO、宇宙人問題に関する重大なや証言の数々や事実については何ひとつ触れず、スルーしている。 各国政府、特にアメリカではUFO情報のランクは、軍事情報や核兵器等のさらに上にある。イランや北朝鮮が何を作っているとか、そんなレベルではなく、はるかに上の話なのだ。普通はシークレットとかトップ・シークレットとかの言葉が使われるが、その上のクリプト情報である。こうした情報は本当に出てこない。接近すれば命にも関わりかねない国家や軍の際どい領域を探らなければ何も出てこない。一般のメディアやジャーナリズ ムでは、誰もそこまで突っ込んで追及したりはしない。ある一線からは暗黙のタブーとなっているのだ。NHKの番組でも、他の社会的テーマや核問題を追及した報道番組に見られるようなタブーに迫る取材姿勢は見られなかった。 未だ戦争と破壊に明け暮れる、鎖国状態のこの地球世界にとってUFOとは、いわば黒船。問題は、現在の世界を支配し、このシステムによって最大の利益を得ている人々が、 その事実を受け入れることに頑として抵抗していることだ。政治家、国際銀行家、軍産複合体、宗教者、科学者、メディア…その層は、この社会の中心を担っていると自任する人々であり、UFOと宇宙人の存在を認めることは、これまでの価値観や世界観が覆ってしまうことであり、科学の説明も間違いだったということになる。文字通り世界が引っ繰り 返るような、そんなことは、例え事実だろうと絶対に認めることはできない。素知らぬ顔で無視し続けるに越したことはない。そう考えているのだろう。UFOなんてオカルト、 都市伝説の類だと、思わせておけばいいと。人々が宇宙に目を向け、新たな可能性に心を開くことより、これまでの限られた世界とシステムの中に閉じ込めておきたい。そうしないと、この社会は維持できない。そう恐れているのだ。 一説には、もうすぐ巨大な黒船―ピラミッド型の超巨大UFOが地球上空にやってくるという。それは太陽からやって来るというのだ。実際、その船団は、「SOHO」や「STEREO」などの太陽観測衛星によって、太陽周縁で頻繁に捉え(撮影)られている。
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