SERIES(4)  太陽系エイリアン・ベース
PART・4 土 星 の 超 巨 大 U F O

 地球の直径のおよそ4倍という超弩級スケールのUFOが、土星周辺で続々と発見されている。その超巨大なスケールからして、まさに宇宙都市船とでも形容すべき円筒型(葉巻型)UFOが我々の太陽系内で秘かに活動している可能性がますます高くなってきた。
 とりわけ分厚い大気に包まれた巨大惑星・土星の美しいリングの周辺では、近年、ハッブル宇宙望遠鏡や、近傍を通りかかった惑星探査機に、推定全長が数万kmもありそうな正体不明の円筒状の巨大物体がしばしば撮影されている。

         探査機カッシーニが撮影した巨大UFO

 2004年にNASAの惑星探査機カッシーニが土星に到着し、1981年のボイジャー以来、23年ぶりに土星の探査を開始した。これまでにも土星本体は元より、タイタンやイアペタスをはじめとする各衛星の画像データを送ってきている。そのカッシーニが2006年の5月23日にNASAやJPLの関係者を驚愕させる画像を撮影し、送信してきた。これはカッシーニが土星の9番目の衛星ティティスに向かう途中に撮影したもので、テ
ィティスの上空510kmで捉えたものだという。
 これを見ると、滴(しずく)のような光の塊の中から黒っぽい物体が、そこから突き抜けてきた瞬間を捉えたかのような映像だ。もちろん、この物体の正体は全く分かっておらず、NASAも詳細は不明としている。
 実はカッシーニがUFOらしき物体を捉えたのは、これが初めてではない。2004年にも再三、土星の周回軌道上で奇妙な飛行物体の姿をキャッチしている。それは靴のカカトに似た物体だったり、巨大なシリンダー状だったり、あるいは自ら強烈な光を放つ物体であった。これは自然現象でもなければ未知の衛星でもない。明らかに人工的な特徴を持つ飛行物体なのである。


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