洗脳・偽情報ネットワーク

 「9.11」以後、世界の政治、軍事、金融、そして科学の舞台裏で何が起こっているか多くの人々が疑問視し始めた。メディアから「陰謀論」、「トンデモ」とレッテルを貼られることで貶められ、歪められてきた情報や異説を見直し、その奥にある真実を求め始めた。
 今では多くの人々が秘密のプロジェクトや情報があるらしいということを知っている。
 米国政府、米軍内部の少数のインサイダーは、超極秘のブラック・プロジェクトがあるということを知っている。さらに幾人かの人々は、プラズマによる先進兵器システムと、UFOの問題を扱う軍産複合体制によるプロジェクトが存在していることに思いを巡らすことができる。
 アメリカでUFO、エイリアン問題の情報開示を求める『ディスクロージャー・プロジェクト』を立ち上げた元医師のスティーブン・グリア博士が得た証拠と関係者の証言によると、これらのグループのいくつかは、UFOのように見える完全に操縦可能な装置を所有している。ETのように見える人造の生き物を創造している。アブダクション(誘拐)と呼ばれる疑似コンタクトの出来事を発生させている。キャトル・ミューティレーションに従事している。
 グリアー博士は、見せかけのET生物の仕事をしてきた1ダースほどの証言者と接触した。また、このタイプの複雑化した施設の一つが英国にあるという。いわゆる爬虫類型(レプティリアン)の外観の生き物は、一種のバイオマシンであり、この施設で作られたという。
 これらの目的は、一般社会、大衆メディア、UFOサブカルチャー、SFファン、その他を対象に恐怖因子をまき散らすことにある。そうした主義や組織を中心に世界の権力を統合させる計画がいよいよ最終段階に来ているので、より大きな規模でその正体が現れるのを、私たちは今まさに目にしようとしているところなのだ。その嘘がばれ、偽情報のネットワークが崩壊する時は近い―。

 

*写真は学研『ムー』2003年2月号、2007年7月号、『宇宙のオーパーツ』学研、他より掲載


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