『かぐや』の月探査

 日本の月探査衛星「かぐや」が撮った月の地表の映像は、ネット上でも公開されていたが、それは全てノーカットのものなのだろうか。既に何千万枚もの月面写真を撮っているはずだか、月の裏側の映像はほとんど公開されていない。「かぐや」のミッションは、米政府、NASAの協力がなければ実現、成功はできない。裏で何らかのセーブがかかっていても不思議ではない。昨年は、日本政府の閣僚らが唐突に「個人的にUFOは存在すると思う」という旨の発言を行ったが、これは察するに彼らは「かぐや」からのノーカット映像を見て、つい口を滑らせたのではないか。さらに驚くような話がある。「かぐや」が撮った映像で、月の裏側から何かが火星に向けて発射されているシーンが映っているというのだ。
 「ナチュラル・グループ」(株)で、フリーエネルギー・モーターを研究、試作している井出治氏がJAXA(日本宇宙開発機構)に行って、「かぐや」が撮った月の地表をパノラマするビデオ映像を見せてもらったところ、所々1分、2分と映像が途切れるシーンがあった。そこで職員に「どうして全部見せないんだ」と問うたところ、「色々と都合の悪いものがあるんでしょうね」と、それ以上は答えてくれなかったという。
 映っては都合の悪いものとは何だろう。たとえばアメリカが月に打ち上げた探査機の残骸や設置物が映っていたとしても、映像をカットするほどのものではないはずだ。それ以外に見せて都合の悪いものといえば、人類以外によって作られた人工物、あるいはUFOのようなものとしか考えられない。

 イギリスがUFOファイルを公開したり、最近、カナダがUFOファイルを公開したりしている。先頃、カナダの元国防大臣は、講演で核兵器を飛ばそうとしていたら、宇宙人が「戦争をやめろ」と地球に来たと語っていた。アポロ宇宙船が月に行った時も、宇宙飛行士らが宇宙人のUFOに遭遇したと証言する軍人関係の内部告発者が五百人以上いる。
 とにかくNSA(国防総省・国家安全保障局)やNASAのハイレベルな人たちは皆、宇宙人はいると言っているのだ。

*写真は学研『ムー』2003年2月号、2007年7月号、『宇宙のオーパーツ』学研、他より掲載


表紙にもどる