月面の人工構造物

 「月面に都市発見!」―2002年10月5日、ショッキングな記事がロシアの『プラウダ』紙のホームページを飾った。公式のプレスリリースからの抜粋として、1996年3月21日、アメリカ、ワシントンのナショナル・プレス・クラブで、火星および月の探査計画に参加しているNASAの科学者や技術者たちにより、人工的な構造物が発見されていたことが報告され、アポロ計画の間にアメリカの宇宙飛行士によって撮影された証拠となる数々のビデオフィルムと写真が公開説明されていたというのだ。
 その中の一人で、ジョンソン宇宙センターに勤務し、アポロ計画で得られた画像を研究したケネディ・ジョンストンが、次のように語った。
―「宇宙飛行士たちは、その目で月面に存在する遺跡を見た。透明なピラミッドやクリスタルのドーム状構造物をだ。NASAの機密情報保管庫には、他に何があるのか、誰にも分からない」
 さらに次々に発見される異常構造物がNASA首脳部を困惑させ、加えてそれらの発見により、月への有人飛行の是非が論議されることになった事実を暴露した。月面では現在までに44カ所の人工構造物とおぼしきものが発見され、NASAのゴダード宇宙飛行センターとヒューストン惑星研究所が共同でこれらの構造物を検証したという。
『プラウダ』紙の記事によると、これらの情報を公開しなかった理由を問われたNASAの科学者は、地球外生命体が、月面で、過去も現在も活動しているという事実に対する人々の反応を予測するのが難しいこと、さらに他にも大きな理由があり、それはNASAの権限を大きく超えていたために公表できなかった、と述べたと伝えている。
 NASAの権限を超えた大きな圧力の存在、それこそが地球外存在とその文明がひた隠しにされる最大の理由なのだ。

↑アポロ12号によるこの写真は、飛行士の頭上のUFOを写したものではないかといわれている。写真上部、楕円形の光体がそれだ。そして、この写真には、実はまったく同じアングルで撮ったもう一枚の写真が存在した。 ↑これが問題の2枚目の写真。このカットでは、明るい領域が移動し、そのために飛行士の手前の月面が明るくなっていることがわかる。比較的狭い範囲で明るさの変化が起きており、飛行士の頭上を通過した光源は横に長いサーチライトのような光の列であることが推測される。

*写真は学研『ムー』2003年2月号、2007年7月号、『宇宙のオーパーツ』学研、他より掲載


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