衝撃のディスクロージャー

「秘密宇宙プロジェクト」(その3)


         

「秘密宇宙プロジェクト」の情報を暴露している内部告発者で、ここ最近登場した人物がコーリー・グッドである。現在46歳と、内部告発者の中で最も若く、小学生のころから「秘密宇宙プロジェクト」の一員となるべく訓練された人物だ。
 2015年7月、有料ネット放送の「Gaia TV」に出演し、センセーションを巻き起こした。今では様々なメディアでインタビューされている。非常に密度の濃い内容だ。
 グッドのインタビューの内容は、彼のサイトで日本語の翻訳を読むことができる。
 バーのメニューで「News」を選び、その中の「Cosmic Disclosure」を選ぶ。すると新しい順からインタビューの翻訳が出てくる。
 コーリー・グッドによる情報公開は今も延々と続いている。

軍の秘密機関での特殊な訓練

「1976年、私が6歳の頃、軍の「MILAB」という秘密組織にリクルートされた。元々このプログラムは軍人に超能力などに関する訓練をする組織だったが、すでに能力の成長に限界がある成人の軍人を訓練するよりも、特殊能力に恵まれた子どもたちを訓練した方ガはるかに効果が上がるという判断で、私はリクルートされた。
 当時私は、テキサス州北部の小学校に通う普通の少年だった。訓練は小学校に通いながら続いた。
 週に2、3回、白いバンがやって来て、私を含む数名の子どもたちは近くにある〈カールズウェル海軍航空隊基地〉の施設に連れていかれた。投薬を含む様々な訓練を経験した。私の両親は、これを才能のある子どもの訓練プログラムとして受け入れていた」

「訓練の内容だが、DNAを変化させるための生化学的な操作が行われたり、電磁場を通過することで能力を活性化させたり、また、瞑想を通して異なった現実の存在を知って、それらを操作できるようにする訓練だった。さらに、将来〈秘密宇宙プロジェクト〉のどの部署に配属されるべきか決定するために、私の心理学的なプロファイリングが行われた。訓練は10年間続いた。私は、人間のみならず地球外生物や、異次元に存在し、テレパシーで交信する目に見えない存在などの意図を感じ取り、早期に危険を察知する能力を訓練された」

「私は17歳で訓練を終え、〈秘密宇宙プロジェクト〉への配属が正式に決まった。この時、多くの契約書に署名させられた。私は様々なプロジェクトに関わった。その一つはUFOの墜落などで捕獲した地球外生物の尋問で、その生物が真実を語ったいるかどうか直観的に判定する役割だった。この仕事に6年間携わった後、私は探査宇宙船に配属された。
 地球外生物だが、かなりの種類が地球にやって来ている。 地球外生物が地球にやって来る時、彼らが順守しなければならない規約が存在している。この規約に違反した地球外生物を収監する刑務所もある」

「秘密宇宙プロジェクト」を構成する6つの組織

「〈秘密宇宙プロジェクト〉は単一の組織ではない。相互には関係の薄い複数の巨大組織の集合体である。それらの組織は巨大だ。そうした組織はそれぞれ異なった地球外生物と強力関係にあり、高度なテクノロジーの提供を受けている。それらの組織は以下の6つ。

⑾ソーラーワーデン
 レーガン政権の「戦略防衛構想」(SDI)から始まった組織。最も古い組織の一つ。
 「太陽系の監視人」とも呼ばれている。

⑿惑星間共同複合企業(ICC)
 地球の主要企業が組織する共同企業体。各企業から取締役会の代表を派遣。「秘密宇宙プロジェクト」の惑星間のインフラ建設を担当。

⒀ダークフリート
 極秘の軍事組織は複数存在するが、「ダークフリート」はこれらを統括する上位組織。
 太陽系外で活動している宇宙艦隊。

⒁グローバル・ギャラクティック・国家連合
 外宇宙で人類が行っている活動の秘密を守るための組織。国連のような国際組織で、それぞれの国が宇宙計画のある部分を担当している。

⒂地球同盟
 上記の組織のうち、地球の政治経済システムを支配し、人類のコントロールを目指すグループがある。我々が「シンジケート」と呼ぶ組織だ。一般的には「イルミナティ」と呼ばれている。こうしたグループは一つではない。それぞれが異なったアジェンデを持ち、活動している。
「地球同盟」は、こうした闇の勢力を打倒し、新たな経済システムを形成することを目標にする組織。G20のロシアと中国が中心的な勢力になっている。

⒃秘密宇宙プログラム同盟
 元は「ソーラーワーデン」を離脱したグループが結成した組織。その後、他の組織の離脱者が参加し、組織として拡大。人類には極秘にされている「秘密宇宙プロジェクト」全体を全面的に公開し、人類の問題を解決するために「秘密宇宙プロジェクト」と、地球外生物が持つ高度なテクノロジーを利用すべきだと主張する集団。

「私は20年間、〈ソーラーワーデン〉に〈直線的エンバス〉と呼ばれる地球外生物の尋問官として勤務した後、契約期間が満了となり除隊した。私は37歳になっていたが、年齢退行技術を使い、〈ソーラーワーデン〉に配属された時の17歳当時の自分に戻った。これは肉体が若返るだけでなく、時間を逆行させ、私が勤務を開始した1987年当時の自分に実際に戻ることを意味した。すでにそのような時間逆行の技術は存在し、頻繁に使われている。しかし私は、〈直線的エンバス〉という特殊な仕事のためか、記憶を失うことはなかった。私は〈秘密宇宙プロジェクト〉に配属された1987年のある日の朝に戻っていた。
 17歳の肉体の私は、自宅のベッドに寝ていた。起き上がろうとすると凄まじい目まいがして、すぐには起き上がることはできなかった。
 その後、私は普通の市民生活に戻った。教育を受け、結婚し、家庭を持ち、安定した仕事に就いていた。ITセキュリティ専門のエンジニアとして100 万ドルを超える年収を得ていた。生活には満足しており、何の問題もなかった」

地球外生物「ブルー・エイビアンズ」にリクルートされる

「ところが2014年、私は⒃の〈秘密宇宙プログラム同盟〉から内部告発者となるように突然、リクルートされた。〈秘密宇宙プロジェクト〉の公開を目標とする〈秘密宇宙プログラム同盟〉も、特定の地球外生物の支援を受けている。その地球外生物は〈ブルー・エイピアンズ〉と呼ばれる存在だ。彼らはどの地球外生物とも大きく異なった特徴を持つ。
 ある晩、床に就こうとしていたら、ブルーの光のようなものが私の前に現れた。私は両手を広げて〈どうぞ〉の身振りをした。すると私は、大きなステージのような場所にワープした。私の周囲には様々な制服を着た人々がおり、私を上から下に見るように取り囲んでいた。彼らは〈秘密宇宙プログラム同盟評議会〉のメンバーであった。
 すると、〈ブルー・エイビアンズ〉が登場した。彼は〈ラティエール〉と名乗った。
 周囲の人々は彼を深く尊敬している様子だった。
 私はコミュニケーションが下手で、カリスマ性もない。〈ブルー・エイビアンズ〉が言うには、以前に情報公開のために3人の人物を選んだが、彼らは皆カルトのグルのような状態になり、情報公開が進まなかった。だから今回はそのような可能性のない人物を選んだということだった」

「秘密宇宙プロジェクト」の起源

「〈秘密宇宙プロジェクト〉の起源は6つの組織が構成する巨大な連合体だが、その歴史は想像以上に古い。始まりは1918年に遡る。ドイツには、オカルトの秘儀を継承する複数の秘密結社があった。〈トゥーレ協会〉や〈ヴリル協会〉などである。これらの結社にはオカルトとスピリチュアリズムを基盤にした独自の科学の伝統があった。ナチズムの教義は、こうしたオカルトの秘密結社によって形成されたものだが、彼らがナチスの政権を利用し、国家機関を使うことはあっても、それらとナチスは同一ではない。〈トゥーレ協会〉や〈ヴリル協会〉は、ナチズムとは本質的に異なる独自の計画を実現するために活動していた」
「〈トゥーレ協会〉や〈ヴリル教会〉は、古代にやって来た地球外生物のテクノロジーを得るために、ヒマラヤやインド、そして中国奥地に探検隊を送り、かなり数の古代文明の文書を確保した。他方、どの秘密結社にも強力な霊媒の集団がいた。そのうちの一人は、〈ヴリル協会〉のマリア・オルセックである。これら霊媒は地球外生物のテクノロジーを解読するために、サイキックの力でエイリアンにコンタクトした。コンタクトした相手は、レプタリアンを中心とした〈ドラコ同盟〉というグループだった。
 さらに地底人である〈アルデバラン〉とのコンタクトにも成功した。これにより、古代文書の解読に成功し、1920年代の初めには原初的なUFOの反重力エンジンを製造できるまでになった。これにより、何度も実験と失敗を繰り返しながらも、1930年代の初期には地球外へ出ることのできる初期型UFOの開発に成功した。

 ドイツの敗戦がはっきりした時、ドイツの秘密結社は、コンタクトしていた地底人に南極に古代文明の跡があることを教えられ、ここに基地を建設し、UFOをはじめとした彼らの最新テクノロジーを隠すことに決めた。
 1947年、米英の連合軍は南極にナチスの残党が隠れているとの疑いを深め、ここを攻撃した。〈ハイジャンプ作戦〉である。しかし、秘密結社の多数のUFOが出現し、米英の艦隊を撃退した。この事実は全て隠蔽され、今では〈ハイジャンプ作戦〉は南極の大規模調査だったことになっている」

これから人類はエネルギー放射に晒される

「2014年頃、第6密度に存在する〈ブルー・エイビアンズ〉と呼ばれる種族がコンタクトしてきた。〈ブルー・エイビアンズ〉は、25億年前に太陽系に一大文明を築いた〈古代ビルダー種族〉であった。今地球はレベルの低い第3密度にいるが、それよりも遙かに振動数の高い次元からやって来た種族だ。〈ブルー・エイビアンズ〉は、テクノロジー的にも精神的にも最も進化した種族であり、他の地球外生物を圧倒している。
〈ブルー・エイビアンズ〉は、これから太陽系は〈局所恒星間雲〉というエネルギーが充満した銀河系のエリアに突入するため、激しいエネルギーの放射によって人類は精神的に進化し、第四密度へ移行するという。しかし、この進化の過程は非常に激しく、この過程で生き残れない人間も多数出てくる」

「私が所属していた〈ソーラー・ワーデン〉では、プラズマやガンマ線の大量放射を人間が浴びた場合、精神的にどのような影響があるのか人体実験を行った。すると、その人間の持っている本性が露になることが分かった。だから、抑圧している闇が大きければ大きいほど、その人間は心の闇の噴出には耐えられなくなり、精神的にも破綻する。他方、抱える闇が小さい人間ほど、ほとんど何の変化も経験しない。そのまま明るく生き続ける。
 また、こうしたエネルギー放射は、元々邪悪な精神性の〈ドラコ同盟〉にとっては脅威となる。彼らはこのエネルギー放射に耐えることができず、生きていくことはできない」

「今の精神性が低いままでは、現在の人間はこのエネルギー放射に耐えることはできない。人類の第四密度への進化は極めて困難だ。したがって〈ブルー・エイビアンズ〉は、人類がもう少し精神的に進化する時間的な猶予を与えるため、太陽系内に見えないキューブでシールドを張り、エネルギーの放射を遅延させることにした。
 その後、地球にもシールドを張り、地球から太陽系外に出られなくさせた。これはエネルギーの放射を恐れる〈ドラコ同盟〉のレプタリアンにとっては大変な脅威となった。
 このままではエネルギーの放射があっても、地球から脱出することができなくなるため、地球で死滅するほかなくなる。
 このため、2014年12月、〈ドラコ同盟〉と、それと同盟している〈イルミナティ〉の集団は、オーストラリアの基地から〈ブルー・エイビアンズ〉が張ったシールドを突破するため、最強のレーザー兵器を使い、これを破壊しようとした。しかし、レーザーは逆に跳ね返され、オーストラリアの基地は全滅した。これは彼らにとっては大損害となった。
 このレーザー攻撃と跳ね返ったレーザーの様子は〈国際宇宙ステーション〉で偶然撮影された」

「〈ブルー・エイビアンズ〉の目的は、単純に人類の進化を助けることではない。レプタリアンを中心とした〈ドラコ同盟〉と、その配下のイルミナティが支配する現在の地球では、否定的な精神性が強過ぎて、進化のために必要なバランスを実現することができない。そのため人類は、主体的な判断に基づく進化の選択ができないでいる。〈ブルー・エイビアンズ〉は〈ドラコ同盟〉を帰還させ、イルミナティを分裂させることで、肯定性と否定性のバランスを回復させようとしている。
 したがって、進化の選択は人類自身が主体的に行うことなので、これには〈ブルー・エイビアンズ〉は介入できない。〈ブルー・エイビアンズ〉は主体な選択ができる条件を作りにやって来ただけだ。
〈ドラコ同盟〉の大半が出身惑星に帰還し、イルミナティが権力闘争で分裂したので、〈ブルー・エイビアンズ〉はエネルギーの放射をせき止める球体のブロックの一部を解除した。そのため、一層強いエネルギーが太陽系内に侵入するようになっている。
 これに伴い、人間の本性が一層あらわになる時期に入った。抑圧しているネガティブな感情が強い人間ほど、このエネルギーの放射には耐えられなくなるだろう。
 一方、〈ブルー・エイビアンズ〉がこのようなことをするのは、彼らのカルマと関係する何らかの事情があるようだ」

「現在、〈ブルー・エイビアンズ〉は、カイパーベルトのいずれかの惑星に滞在している。カイパーベルトとは、太陽系の海王星軌道の外側にある小天体が密集した円盤状の領域である。そのままさらに外側にあるオールトの雲につながっている。カイパーベルトには30ほどの小規模な惑星があるとされているが、実際の惑星の数は50である。
 かつて私が所属していた〈ソーラーワーデン〉は、このカイパーベルトの小惑星を探査したことがある。すると多くの小惑星には、数億年も前に建てられた人工的な建造物があった。それは現代のテクノロジーでもまだ製造できていない透明アルミのような素材でできている。
 しかし、どの建造物も、凄まじい爆発で破壊されたことを示すように、柱が大きく捩じれていた。私が異星人のデータベースにアクセスできるようにiPadに似た透明のスマートパッドで検索したところ、約25億年前、太陽系には〈古代ビルダー種族〉と呼ばれる種族がいた。〈ソーラーワーデン〉の探査で発見された建造物は、おそらくこの〈古代ビルダー種族〉の残した遺物であろうと思われる。そして、〈古代ビルダー種族〉こそ、〈ブルー・エイビアンズ〉である可能性が高い―」

 ざっと、コーリー・グッドの内部告発情報を見てきたが、これは今UFOや地球外生物に関心のあるコミュニティで大変なセンセーションを巻き起こしつつある。そんな中、政治学者であるマイケル・サラ博士が、コーリー・グッドの内部告発情報と他の内部告発者の証言を照合し、「秘密宇宙プロジェクト」の全体像と「ブルー・エイビアンズ」の真実をまとめた『Inside Reveal Secret SpacePrograms&Extraterrestrial Alliances』という本を著した。
 サラ博士は地球外生物との対話を中心的なテーマにしたディスクロージャーの専門サイト、「Exopolitics.org」を主宰している。

 これまで見てきた内部告発者の情報の中でも、コーリー・グッドの証言は、これまでのあらゆる証言を総合するだけでなく、さらにはるか先の未来の情報を含めた全体像を提供している。もちろん、これらの情報のほぼ全てが巨大なファンタジーである可能性は否定できない。どの証言も、100 %実証できるかといえば、そうではないからだ。しかし、千人を超える証言者を含む情報が全てファンタジー、創作であったとしたら、そうしたものを一貫して作成し、メディアや様々な人間に流す統一したプロジェクトが必要になる。
 果たしてそうした偽情報を流す組織は当然、存在するが、それでも100 %ウソ、デタラメではファンタジーも成り立たず、そこには必ず事実と真実が含まれているのだ。

 私が見るところ、「秘密宇宙プロジェクト」に相当するものは、どこまでが既成事実かは確認できないが、確実に存在し、進行していると考えている。それは一般の常識からはあまりにもかけ離れ、にわかには受け入れ難い重大な超現実だろう。様々な宇宙人―エイリアンが来ているどころの話ではない。既に人類も〈ソーラーワーデン〉という宇宙船艦隊で、太陽系の惑星や、その果てまで行っているなんて、現在、公になっているNASAをはじめとする宇宙開発の現状を見るにつけ、とてもありえない、考えられないとされても、無理はない。しかし、ナチスドイツが第2次大戦中には独自の空飛ぶ円盤―ヴリルとハウニブー(アダムスキー型)といったUFOを開発、飛行させていたように、古代から隠されてきた科学とテクノロジーの伝統は絶えることなく続いており、極秘の宇宙開発計画が存在していたとしてもおかしくはない。

 さて、この情報はマスメディアに取り上げられる日が来るだろうか。我々一般庶民も、そんなことを知ったところで、普段の暮らしには何の関係もないのかもしれないが、太陽系と地球が、すでにエネルギーの高い領域に入り、人間もただでは済まないとなると、誰一人として私には関係ない、とは言っていられない時が来るかもしれない―。



 

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