日記74

ES ISLAND

 

最近、私が 前・前夫、と一緒にリリースした「ES ISLAND」のアルバムを購入された方からメールをいただいた。

ポリドールレコードから、リリースされたもので、タイトルは
{FUNNY INSPRATION FROM SOLAR MUSIC}

30才過ぎてすぐ制作したものだった。ちょうどパンクロックやニューウェイヴが流行りかけていて、ボブマレーのレゲエが私の毎日のお気に入りのころだったと思う。

ロックボーカリストとしてこのアルバムを出して、すぐ、東京ディズニーランドのオープニングの一年間の出演契約が取れたのを思い出す。

ディズニーランドのオーデションで、本土から来たプロデューサーが非常に気に入ってくれて、一年間の契約までこぎつけたのは私たちだけだったような気がする。

トモロウランドというエリアで、毎日、ステージの合間にひとつは乗り物?に乗っていたような気がする。

ホーンテッドマンションというのがとても幻想的でホリスティックな世界でよかったのを。。今思い出した。

宇宙はホログラムで私たちの中にすべてが含まれていて、その人間の一部分からその人の全体像が映し出されてしまう・・という概念が視覚的に理解できたのはホーンテッドマンションを見たからかもしれない。

明るくて美しい幽霊屋敷でした。

まだまだ本当のオープニングだったので、今のような拡張がなされてはなく、確かホテルも開いてなかったような状況だったけど、

その当時のデズニーランドの乗り物は全部網羅したと思う。

その一年間の出演のあと、私は八丈島に移ってしまった。

そして・・・”SOLAR MUSIC 2”というのを発表するけど、
音楽的にはこの最初のアルバム
”FUNNY INSPRATION FROM SOLARE MUSIC”とはまったく正反対のジャンルに属すると思う。

商業音楽に嫌気がさして作った”SOLAR MUSIC 2 ”だった。

いつかこの幻の作品も、もう一度発表したいと思っています。

そんな思い出のES ISLAND、当時のバンドのメンバーで今でも交流があるのはホッピー神山氏ぐらいだけど、とても実力のある良いミュージッシャンがそろっていたような気がする。

さて、そのCDの解説によると、私はトムジョーンズのマネージャに認められてその後、A&Mレコードで作曲活動をして、今は海外にいると書かれているらしい。

多分私のことではないだろうと思う。私はトムジョーンズのマネージャーは知らないしA&Mで作曲活動もしたことないし、海外に渡ったといっても八丈島だし。

もし私のことだったら、一体どこからそんな話が出てきちゃうの?

(でもなんとなくかっこよさげだから、この際、虚像として許すか!)

ハワイに渡ったのはそのアルバムを制作してから、15年以上も過ぎた、48歳のころだし・・・うへっ!!もう10年前だ!

 


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