日記51

6月 夏至の水の祈り 2008

 

その日は晴天でした。
5時に目覚めて6時のTwin Fallsへ向かうと、もう数人の友達がパーキングロットに集まっていました。
皆今朝の朝日の素晴らしさを口々に褒め称えて、祈りの場所へと向かいます。
英文でネットを通じていろんな人に呼びかけておいたために、見覚えの無い参加者が多く居ました。
この呼びかけに賛同して自主参加してくれたマウイの住人たちです。皆でそれぞれ自己紹介をしながら目的の滝まで歩いてゆきます。

最後になってカフナのレイオフライダーとホノルルからこの祈りに参加するために来てくれた、もう一人のカフナの女性の二人が、だいぶ遅れて到着。
私は30分ぐらいの遅れはハワイアンタイムだと思っていましたが、とんでもない、話を聞くと、何かのバリアが働いて、この駐車場が見つからなかったとのこと。
駐車場を降りて、フルーツスタンドの脇をとおって、森に入って行くところで、険しい表情になって、二人でなにか真剣に話し合っている。

このTwin Fallsの入り口にあったフルーツスタンド{果物売店}は最近何者かによって、火をつけて燃やされてしまっていた。今は無残な焼け焦げた椰子と、その後に持ってこられた廃墟のようなコンティナが置かれていて、マウイ島の光と影。
そのコントラストが余計に感じられる場所となっていた。

森に入ったとたん二人のカフナは、いろんなメッセージを受け取っているようだった。
私たち凡人には何も見えないスピリット達の悲鳴が彼女たちにははっきりと理解できるのだと思う。
参加者が目的の滝について思い思いの場所で静かにカフナが到着するのを待っているが、なかなか来ない。
此処にたどり着くために、きっと道すがらいろんな場所をチャントと祈りで浄化しながら、のプロセスが必要なのだろう。

カフナが滝に到着して、水の祈りが始まった。
その日の祈りの場所は、朝の繊細な霊気に満ちていた。
私は普段柔和なレイオフライダーの真剣な表情をみて、
このTWIN FALLSという場所をやはりどうしても、祈りと愛で祝福、慰めてあげたいという衝動的な自分の想いが正しかった事を感じた。

祈りが一段落して、レイオフライダーが参加者に英語で話しはじめた。
このTWIN FALLという場所が、大きな大きな、痛みにあふれている事を・・・・
皆泣いた、私も、泣いた。
地球の痛みを自分たちの痛みとして感じ、愛おしさと切なさでハラハラと涙がこぼれて止まらなかった。そして、同時に少しずつ癒されてゆく。

世界中から運ばれた、聖なる水がボウルに合わされて、滝に捧げられた。
富士、熊本、鞍馬、マチュピチュ、ガレリア、そして近隣の島々からの霊水、やレイオフが運んだ水が、ひとつの水になる。
わたし達人類や他生物たち、木や石も含めて全ての命がひとつである事のシンボルだった。

最後に、皆でその水でお互いを浄化して、輪になり手を繋ぎ祈りを捧げた。

朝の聖なる祈りだった。良かった。ホント良かった。
TWINFALLが少しでも癒されて、その場所が又新たなる生命力に包まれる手助けが少しでも出来たような気がした。

その後私たちは12時に、地元の人々からも尊敬と愛を注がれているヘイアウ(聖地)KUKUI PUKA(ククイプカ)での祈りに参加する。

そして最後にハレアカラ山上での儀式だ。
ハレアカラでの祈りは、レイオフの友人のポールがVIDEOを取ってくれて、そのままYOU TUBEで世界に流された。
御覧になりたい方は下記のサイトへ

http://youtube.com/watch?v=Jv9Ug1ZYq0I

そして是非この"YOU TUBEハレアカラでの祈り"の映像をいろんな人々に知らせてください。
私はこの映像をみて、現場で居たときよりも、マイクを通してのレイオフの真摯な祈りの想いが伝わって、涙が出てきます。

日本で、この水の祈りに意識を合わせてくれた、プレアデスさんとアセンションイーストの皆様。
白濱神社にて誘引水の祈りをしてくれたオーロアさん。
そして江ノ島で連帯してくれたアースダンスのMINALUさんや木さらさん他、沢山のみなさまに
報告がてら、お礼を申し上げます。ありがとうございました。そして、愛しています。

地球が愛の星に生まれ変わる、今この時代に生かされていることに愛と感謝を込めて。

早苗NENE♪

 


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